痛い人の7つの特徴とありがちな行動とは?

性格

あなたの周りに「痛い人」はいませんか?何かと勘違いした行動をするので、見ているだけで痛々しく感じてしまいます。

また、本人は周りから「痛い人」と思われていることに気づいていません。自覚がないので、次から次へと痛い行動を繰り返します。

でも、痛い人を見ていると、時々不安になることはありませんか?「もしかして自分も周りから痛い人と思われているんじゃないか」と心配になることがありますよね?

そこで、痛い人の特徴を詳しくみていきましょう。自分も当てはまるところはないか、注意してみてください。

あわせて、痛い男性の行動も紹介します。女性の方は、身の回りの男性が当てはまらないかチェックしてみてください。

痛い人の7つの特徴とは?

自分のことを客観視できない

痛い人の特徴として真っ先に挙げられるのは、「自分のことを客観視できない」という点です。自分の能力や評判について客観的に把握できていないので、何かと勘違いした行動をしてしまうのです。

たとえば婚活中の男性が、これまで出会った女性のことを男友達に話しているとしましょう。婚活男性は、上手くいっていないので出会った女性たちについて片っ端から駄目出しをしています。

駄目出しを聞かされている友達は、思わず不快に感じてしまいます。婚活男性が、自分のことを棚に上げたまま、女性たちのことを一方的に批判しているからです。

友達は話を聞きながら、内心で「お前にも悪いところがあったんじゃないか?」と思ってしまいます。しかし婚活男性は、女性たちが100%悪いと思い込んでいます。

自分のことを客観視できておらず、だからこそ他人のことを好き放題に批判できるのです。自分に甘く他人に厳しい態度は、話を聞く側を不快にさせます。

残念ながら、婚活男性は自分のことを客観視できていないため、友達に迷惑をかけていることに気づきません。婚活男性の話を聞くうち、男友達は「こいつ、痛い奴だな」と思うようになります。

自分のことを客観視できないと、聞き手を不快にする話しかできません。また、不快にさせていることにも気づきません。そのため、周囲から痛い人と思われるようになります。

視野が狭い

痛い人は自分のことを客観的に見ることができていないため、視野も狭くなります。自分の価値観でしか考えることができなくなります。

たとえば、働き方についてです。視野が狭い人は、大企業に勤めて生涯1つの会社で働き続けるのが正義だと思っています。

でも、最近ではフリーで働くひとたちも増えていますよね。ベンチャー企業でやりがいを重視している人もいます。

しかし、視野が狭い人は「会社を途中で辞めるのは負け組」「フリーとか定職に就けないかわいそうな人」と思い込んでいることも少なくありません。

視野が狭いため、自分が知っていること以外はすべて間違いだと考えているのです。柔軟な思考ができません。

視野が狭くなると、自分の間違いに気づけなくなります。すると当然、勘違いした行動が増え、反省することもできません。そのため、周囲から痛い人と思われてしまいます。

やたらと人を見下す

痛い人には、やたらと人を見下すという特徴もあります。自分のことを客観視できていない結果、自信過剰になってしまうのです。

たとえば、ある会社の経理部に会計知識の豊富なベテラン社員がいるとしましょう。知識が豊富なのは長所といえるのですが、会計に詳しくない人を見下すという欠点も持ち合わせていました。

ある日、経理部に中途入社の新人が入ってきました。新人は経理未経験ですが、いつも謙虚な姿勢で好感の持てる人物でした。周囲の同僚も積極的に業務知識や会社のルールを教えてあげていました。

ただ、ベテラン社員の態度だけは違いました。簿記や税法の知識について、中途の新人をテストしようとするのです。新人が「よくわかりません」と答えると、鬼の首を取ったように喜びます。

しかし、新人は会計知識をまったく知らないわけではありませんでした。むしろ、入社前に猛勉強していたのです。実務経験はまだまだですが、知識量はすでにベテラン社員を上回っていました。

中途の新人は社内の人間関係を円滑に進めるため、ベテラン社員に対して下手に出ようとしていたのです。新人が心の中で、ベテラン社員のことを「痛い人だな」と思ったのは言うまでもありません。

痛い人は自信過剰なあまり、謙虚になることができません。そのため、自分よりも力がある人がいても、立場を利用して見下す態度をとってしまうことがあるのです。

ナルシスト

痛い人は、ナルシストでもあります。自分を客観視できないあまり自信過剰に陥り、その結果自分のことが大好きになってしまうのです。

もちろん、【自然体】で自分のことを好きでいることは問題ありません。自分の長所や欠点をすべて、ありのままに認めることは大切です。

「ありのままに認めること」には客観性があるからです。長所だけでなく欠点まで、客観的に自分のことを見ることができているから問題ないのです。

一方、ナルシストには客観性がありません。自分の長所だけを見て、欠点からは徹底的に目を背け続けます。そのため、人間関係に問題をもたらしてしまいます。

たとえば、営業部門のチームリーダーと、その部下の関係について考えてみましょう。チームリーダーはかつて、独自の営業手法で社内トップの成績をあげ、会社から表彰されたことがあります。

そのため、チームリーダーは自分のことを社内でナンバーワンの営業マンだと思っています。同僚や部下から教えをこわれて当然だと思っています。

ただ、業界の環境が変化したこともあり、チームリーダーの営業手法は徐々に通用しなくなってきています。それでもチームリーダーは相変わらず、ナンバーワン営業マンとして振る舞っています。

部下に対しても、頻繁に自慢話をします。かつてトップセールスとして成功した話をします。失敗した部下に注意するときも、話がいつのまにか自慢話にすり替わります。

部下からすると、もはや通用しなくなった営業手法の話を自慢気にされても困ります。時代に取り残されたナルシストに付き合うひまなどないのです。

いつしかチームリーダーは、社内で痛い人として扱われるようになり、孤立していくのです。

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