がさつな人がいると、接し方に困りますよね。がさつな人は仕事が適当なことが多く、周りに迷惑をかけることも多くなるからです、
また、がさつな人は気遣いが下手で、どこか独りよがりな行動をしてしまいがちです。場の空気を乱す人として、周りの人も疎ましく思うことは多くなるでしょう。
しかし職場や友達関係の中にはたくさんの人がいるものです。がさつな人ともうまく歩み寄って接していかなければいけないこともあるでしょう。
今回は、がさつな人の特徴を紹介しつつ、接し方の対処法も解説していきます。がさつな人との接し方に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
がさつな人の9つの特徴と対処法とは?
単純に育ちが良くない
がさつな人は、親に怒られてこなかったからこそ、がさつな性格を大人になってもそのままにしているのでしょう。一般の人と比べて育ちが少し悪い傾向があります。
あくまで傾向ですが片親で育てられたり、幼少期に親に構ってもらえなかったり、普通の家庭とは違う育ち方をしてきている場合があります。
普通は、がさつな性格のままでいると、幼少期に親に矯正されるものです。物をぞんざいに扱ったり、人に対して悪口を言うようなことをすれば、親には当然怒られるでしょう。
普通の育ち方をしてきている人からすれば当たり前のことです。でも、そんな当たり前を教えてくれる親と接してきていないとなれば、どうでしょうか。
周りの人と比べて大人になってもがさつな性格が目立つのは、うなずけますよね。また、がさつな人は、学生時代に荒れていたり、悪い友達が多かったりなどの特徴があることも多いです。
注意力が散漫
がさつな人は同じミスをすることが多く、普段からあたふたしていることが多いです。注意力が散漫で、一つのことに集中したり気を付けることが苦手なのです。
普通、よほど難しいことでなければ一度指摘されたミスは繰り返しませんよね。しかしがさつな人は、同じミスを繰り返さないように注意を保つことができません。
なぜなら、注意力が散漫ゆえに指摘されている時でも、他のことを考えてしまっているからです。他のことを考えると、聞いているようで、頭には残りません。
別の仕事のことを考えたり、場合によっては全然関係ないプライベートのことを考えたり…ですね。言っているそばから別のことを考えているのでは、同じミスを繰り返すのも当然でしょう。
また、がさつな人はいつもあたふたしてテンパっていることが多いです。注意力が散漫なので、一つの場所で落ち着いて業務に集中することがどうしても苦手なのでしょう。
テンパっていることが災いして、つまらないドジを踏んでしまうことも多いです。職場で転んで資料をぶちまけてしまったり、コーヒーをこぼしてしまったりなどですね。
ちょっとしたドジでも、頻度が高ければ周りをイラつかせるものです。がさつな人は、普段から周りの人のイライラを買ってしまいがちです。
周りを気にすることがない
がさつな人は、空気を読んだりして周りとの調和を図ることが苦手な傾向があります。何しろがさつな人といえば場の空気を乱す人なので、とにかく周りを気にすることはありません。
静かな職場で一人騒いでいたり、無駄に声が大きかったり、机の開け閉めがうるさいなど、普通なら気にすることもしないでしょう。
がさつな人は、周りの人に対して気を遣ったり、他の人の立場に立って考えることが苦手なのです。いつでも考えの中心にいるのは、自分自身になります。
机をうるさく開け閉めしている時でも、周りがうるさいと思うだろうということは一切考えません。
ある意味図太い神経の持ち主ではあることも確かです。実際、その図太さを逆に買われて上司に目をかけてもらうこともまれにあるかもしれません。
その場しのぎが多い
がさつな人は、仕事での定例MTGなどでもその場しのぎ発言を繰り返してしまいがちです。
毎回その場しのぎでなんとか追及を逃れようとするため、がさつな人にはとにかく成長が見込めません。本質的な解決は面倒ですぐに逃げてしまうのです。
がさつな人がいつもその場しのぎになってしまうのは、もともと前準備をしておくという行為が苦手だからです。
マメに事前チェックをしておく、MTGで発言するためのことを用意しておくという発想はありません。がさつな人ほど、用意周到という言葉が似合わない人はいません。
そしてがさつな人は、何か一つのことに本気で向き合うのが苦手です。だからこそいつもその場しのぎで全てを片付けてしまい、本気で仕事に向き合うおうとしないのです。
しかも一度「その場しのぎでなんとか逃げられる」ということを覚えてしまうと厄介です。逃げる手段を覚えてしまうため、成長しない状況をますます作り上げてしまうことになります。
がさつな人と何か一緒に仕事を任された時は、相手が仕事に本気で向き合ってくれないため、苦労することが増えるでしょう。
話し合おうとしてもその場しのぎの発言で片づけられてしまい、面倒事はすべてこちらに押し付けられてしまう可能性すらあります。