物の整理ができない
がさつな人は、いつも身の周りを汚くしてしまいがちです。自分のデスクの上には物が散乱している…というのはもはや日常茶飯事でしょう。がさつな人は、物の整理が苦手なのです。
自分のデスクだけではなく、ロッカー、鞄の中身、自宅の部屋なども物を散らかしてしまいがちです。片付けても数日と経たないうちに散らかしてしまうのが関の山でしょう。
ちなみに物の整理ができないのは、たくさんあるアイテムを定位置に置くという管理ができないからです。使ったものは使いっぱなし、ゴミはそのままという悪い癖を繰り返してしまいます。
逆に物の整理が得意な人は、それぞれのアイテムの定位置を決め、そこに収納するように行動していきます。ゴミをそのまま放置することなんてありえないでしょう。
しかし物の整理ができないがさつな人からすれば、物を管理して置く場所に丁寧に戻すという行為は、面倒なものでしかありません。
がさつな人はそもそも片付けること、管理すること自体を面倒なことだと思ってしまいがちなのです。
予定や記念日を忘れる
がさつな人は、とにかく何かを管理するということが苦手です。苦手と思うことは、自分のスケジュール管理も同じです。
大事な予定があってもそれを覚えていたり、忘れないよう対策することが苦手なため、がさつな人は予定や記念日をすぐに忘れます。
仕事で大事な納期を忘れていたり、会議の予定を忘れて遅刻するようなことも多いです。
自分一人のことならまだ良いのですが、忘れていたことで周りのメンバーにも迷惑をかけることもあるものです。巻き込まれた側としてはたまったものではないですよね。
時にはがさつな人が仕事のメンバーの中にいたせいで、一緒に取引先に謝りにいかなければいけないようなこともあるでしょう。がさつな人は、それくらい周りにとって迷惑な存在にもなり得ます。
また、恋人との記念日も忘れやすいです。あまりにも失礼だと言われて、恋人から愛想をつかされてしまうことも多いでしょう。
イライラしていることが多い
がさつな人は、貧乏ゆすりや歯ぎしり、ため息などが多くなりがちです。いつもイライラしていることが多く、感情のコントロールがうまくできないのです。
一般的な大人であれば、少し苛立っていても感情をおさえて社会では接しようとするものでしょう。しかしがさつな人は自分の感情を最優先してしまいます。
そのため公共の場でもイライラを明らかに見せていたり、場の空気を重んじて怒りを抑えるような行動を取ることはありません。
ちなみに人のイライラというものは伝染するものです。いつもがさつな人が横で貧乏ゆすりなどをしていたら、こちらまでイラだってきてしまいますよね。
皆がイライラを抑えているなか、一人だけ感情をあらわにしてマナー違反だと思う気持ちもあるでしょう。
周りの人たちはどんどん、がさつな人を見てイライラするようになり、職場の空気もピリピリしたものになりがちです。がさつな人は、職場の空気を悪くしてしまう存在にもなり得るのです。
食べ方が汚い
がさつな人には、とにかく品がありません。特にその品の無さは、食べ方にあらわれるでしょう。
子供のようにガチャガチャ食器の音を立てたり、クチャクチャと噛んで食べたりなど、周りを困惑させることは多いでしょう。
大人になってまで食べ方が汚いのは、その人ががさつな性格をしている証になります。特に女性の場合は、食べ方に品がないと見苦しいものです。
普段の品の無さから、仕事だけでなく恋愛や結婚のチャンスまで逃してしまいがちになります。男性が女性に引くポイントの一つとして、食べ方が汚い事はよく挙げられることですからね。
ですがそもそも男性だってきたない食べ方はNGです。大人としての品格を疑われ、まだまだ中身が子供なことを笑われてしまうでしょう。
がさつな人は、総じて品が欠けているものです。がさつな人と一緒に食事に行くことがあれば、一緒になって恥をかかされてしまう可能性大です。
目上の人に対する話し方が悪い
がさつな人は、大人としての丁寧な振る舞いが苦手です。特に目上の人に対する話し方や態度、言葉遣いが悪いことはよく指摘されるものでしょう。
上司やお客さんへの対応・話し方が友達のようになってしまい、相手に失礼を感じさせることが多くなります。もしその場に一緒にいたらヒヤヒヤものですよね。
ヒヤヒヤさせられるならまだマシでしょう。もし部下がそんながさつな態度でお客さんに接していたら、自分が謝らなければいけなくなってくるでしょう。
そもそも敬語やビジネスマナーをまともに理解していない人も多いです。お客さんや取引先から、後になってクレームを受けることは必至ですね。
しかも本人は、自分のマナーがなっていないことをあまり理解していないことも多いため、始末が悪いものです。
もし部下に敬語の使い方がなっていない人がいたら、教育し直すには苦労するかもしれません。「なぜ敬語を使わなければいけないのか」という謎の考え方を持っていることすらあります。