オウム返しをする人の6つの心理と対処法とは?

性格

会話の中でオウム返しをされた経験はありますか?オウム返しをされた時、どんな印象を受けましたか?

ある時は、会話が成立しているのか不安になったのではないでしょうか。またある時は、「しっかり話を聞いてくれている」と安心することができたのではないでしょうか。

オウム返しに対して受ける印象は、場面ごとに異なります。なぜなら、オウム返しをする人はさまざまな心理を隠し持っているからです。

そこで今回は、オウム返しをする人の心理をいろいろなケースごとに紹介していきます。あわせて、オウム返しをする人に対してどう接すればいいのか、効果的な対処法についても紹介します。

オウム返しをする人の6つの心理と対処法とは?

本心を探られたくない

オウム返しをする人の心理としては、「本心を探られたくない」というパターンがまず挙げられます。何を考えているのか知られるのが嫌なので、会話相手の言うことをそのまま繰り返すのです。

たとえば、女友達のグループでおしゃべりをしている場面について考えてみましょう。友達グループの共通の知人である会社員の男性を話題にして、おしゃべりをしています。

友達グループのうちの1人は、話題に上がっている会社員Aさんに好意を寄せています。しかし、その好意をみんなに知られたくないと思っています。

そこで、会社員Aさんについて本心で思っていることは一切口に出さず、友達の言うことにすべて話を合わせることにしました。

「〇〇さんって、ナルシストっぽいよね」

友達の1人が、会社員Aさんのことを悪く言いました。

会社員Aさんに好意を寄せている女性は、もちろんナルシストなどとは思っていません。しかし、あくまでも話を合わせるために、本心とは異なる返事をします。

擁護してしまうと、周りに好意がバレてしまうからです。

「そうだね、自分のこと好きそうだよね」

誰かが言ったことに対して、同じ内容の返事を繰り返すだけです。自分で考えたことを言葉にするわけではないので、オウム返しの返事しかできないのです。

「いや、〇〇さんはナルシストっていうより、少し卑屈なところがあるよ」

別の1人が違う意見を言いました。

会社員Aさんのことが好きな女性は、ここでも意見を合わせます。

「言われてみれば、そうかもしれないね」

誰かが言ったことに対して、オウム返しの返事をするだけです。口を開くたびに言うことが変わってしまうので、発言内容に一貫性がなくなっていきます。

対処法① 発言に一貫性がないことを指摘してみる

本心を隠すためにオウム返しをする人と会話しても、何を考えているかわからないので面白くありません。言うことに一貫性がないので、実りのある会話をすることもできません。

会話を実りあるものにするには、オウム返しをする人の発言内容がぶれてしまっていることを指摘しましょう。そして、本心を言わせるためのきっかけをつかむのです。

では、先ほどの女友達グループの会話を例にして考えてみましょう。

まず、オウム返しをする人の言うことが変わっていることを指摘します。

「ねえ、さっきから言うことがコロコロ変わってるよ?」

しかし、オウム返しをする人は当然否定します。

「そんなことないよ」

そこで、オウム返しをする人の意見を改めて聞いてみます。

「じゃあ、〇〇さんのことをどう思うのか、もう1回言ってみてよ」

するとオウム返しをする人は、誰かの発言内容をもう一度繰り返すはずです。

「ナルシストだと思うよ」

ここで、オウム返しをしていることをズバリ指摘しましょう。

「それ私が言ったことじゃん!」

ここまで核心をついてしまえば、これ以上オウム返しを繰り返すことはできないはずです。あとは、本当に思っていることをじっくり聞いてしまえばいいのです。

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