【上司の昇進祝い】おすすめプレゼントとメッセージとは?
昇進とは、会社内での地位や役職が上がることです。上司が昇進したときは、部下として一緒に喜ぶべきことでもありますよね。
また日頃の感謝を込めて、お祝いするのはビジネスマナーです。言葉だけではなく、プレゼントとメッセージを用意しましょう。
- 適切なプレゼントはある?
- メッセージには何を書けばいい?
今回は『上司の昇進祝い』について、おすすめプレゼントとメッセージを紹介します。マナーやポイントも解説していくので、ぜひ参考にしてください。
昇進祝いを贈るときのマナー
正式な辞令が出てから贈る
昇進というのは、正式な辞令が出る前に知ることもあります。本人が話していたり、風の噂で耳にすることもあるでしょう。
しかし必ず内示ではなく、正式な辞令が出てから昇進祝いを贈りましょう。正式な辞令を待たずにお祝いしてしまうのは、マナー違反です。
辞令内容は、変更になる可能性もあります。本人や会社に予期せぬ出来事が起こり、辞令取消になることも考えられることです。フライングしないように気をつけてください。
会社のルールに従う
昇進祝いの方法は、会社や部署によっても異なる場合があります。派手にお祝いすることもあれば、逆に派手なお祝いを好まないこともあるでしょう。
大好きな上司だから盛大にお祝いしたいと感じるかもしれません。しかし、まずは今までの慣例に従うことが大切です。わからない場合は、過去の昇進祝いについて先輩に聞いてみましょう。
抜け駆けしない
上司の昇進祝いは、部署や課で費用を出し合うことが多いです。基本的には、抜け駆けせずに一緒に昇進祝いを準備してください。
どうしても個人的にお祝いしたい場合には、公の場所は避けましょう。会社外そして勤務時間外にこっそりと渡すのがマナーです。
周囲への配慮も忘れない
昇進祝いをするとき、純粋に喜べない心情の人もいるでしょう。昇進できなかった辛さや悔しさを抱え、複雑な気持ちになっている人です。
会社内で盛大に昇進祝いをすることで、傷つける人も出てきてしまうこともあります。周囲にも配慮したうえで、慎重に昇進祝いをするようにしましょう。
基本的には直属の上司へのお祝い
昇進祝いを贈る相手の対象は、通常は直属の上司です。部外や社外の上司には、あまりお祝いをしない方が良いです。
一度お祝いをしてしまうと『あの人にはした』『あの人にはしない』と差が出てしまい、面倒なことになります。問題になってしまうこともあるでしょう。
もし部外や社外でも親しくしているのであれば、個人的にお祝いの席を設けるのが良いです。金品ではなく、気持ちでお祝いを伝えましょう。
上司へのNGプレゼント
お祝いのプレゼントは気持ちを込めて選ぶことが大切です。しかし、物品で失礼な印象を与えてしまうものもあります。
今は気にしない人も多いですが、マナーとしてNGなプレゼントも知っておくと良いでしょう。もし贈るときには、メッセージで誤解させないように記載するのがおすすめです。
靴を選ぶ人は少ないですが、ブランドの靴下をセットで選ぶ人もいます。実用的なので、もらって嬉しいプレゼントではあるでしょう。
しかし靴や靴下には、『相手を踏みつける』という意味があります。上司に対して踏みつけるものを渡すのが失礼になることもあるので、気をつけて選んでください。
この3点も贈り物としては、最適に感じるでしょう。しかし基本的には、『腕時計・万年筆・カバン』は目下の人に贈るプレゼントとしての定番品です。
意味として『より勤勉であれ』となるので、目上の人には失礼になります。贈る場合には、選んだ理由を伝えるようにすると良いです。
このようなガラス製品は『割れやすい』ということから縁起悪いと言われています。また重たい物は持ち帰りも大変なので、避けた方が良いでしょう。
現金はもちろんですが、商品券やギフト券も避けるのがマナーでしょう。昇進祝いとして目上の人に贈るには、失礼になります。
品物に悩んでしまうこともありますが、贈る気持ちが大切です。金類ではなく、プレゼントを考えて購入するようにしてください。
昇進祝いを贈るときのポイント
昇進祝いは、正式な辞令が出たら速やかに贈るようにしましょう。まずはプレゼントを贈るときのポイントからまとめてお伝えします。
多くは部署内で連名にしてプレゼントを贈ります。その場合は、1人1000円×人数でプレゼントを選ぶと良いでしょう。
10人であれば1万円、30人であれば3万円です。もし人数が多い場合は、1人当たりの金額を下げて3万円くらいにおさえておくと良いです。
もし個人的にお祝いする場合は、3000円ほどのものを選びましょう。あまり高価な物にこだわる必要はないです。
お祝いごとですので、金銀もしくは紅白の蝶結びを選んでください。
『御昇進御祝』
『祝御昇進』
と表記してください。