「あの人は良いなぁ…」と羨まれることもあれば、「あの人はかわいそう…」と同情されることもありますよね。しかし、かわいそうな人は自分がかわいそうだという自覚がほぼありません。
お金が無くてかわいそう。恋人に振られてかわいそう。努力が報われなくてかわいそうなど、色々な種類があります。今回はその中でも「人間としてかわいそう」な人をまとめました。
性格的に人としてかわいそうな人というのは存在します。しかも、次第に周りの人が関わらなくなるので、自覚するきっかけもありません。
もし自分が当てはまる行動が多い場合は、今すぐに言動を改めた方が良いので、ぜひチェックしてみて下さいね!
かわいそうな人の特徴とは?かわいそうな女性が好かれる理由も紹介!
人を肩書でしか判断できない
かわいそうな人は、社会的立場が上の人に弱いです。例えば、医者や弁護士、社長などの高収入と言われる職業にいる人には弱く、媚を売るような機嫌取りをするのが特徴です。
肩書きがなくても立派な人はたくさんいますし、人柄が良く尊敬できる人も多いですが、かわいそうな人にはそれが分かりません。社会的な肩書きがない人は価値がないとすら思っています。
自分自身に肩書きがあるので、相手にも同じレベル以上の肩書きを求める人もいるでしょう。肩書きが自分よりも下と言うことは、人間としても下だと見下している場合もあります。
また、たとえ自分に立派な肩書きが無かったとしても、そういうかわいそうな人はいるものです。家族や友人に、社会的立場のある人がいることで自分も上だと勘違いをしてしまうのです。
「親はこの職業についている」「主人は東大卒のエリートなの」と自慢する人がいます。「自分の肩書きではないくせに」と嫌われるかわいそうな人たちと言えるでしょう。
マジョリティが正しいと思っている
かわいそうな人は「マジョリティにいることが正しい」と思っている人が多いです。日本では協調性を重んじますし、最近では改善されているものの強すぎる個性は受け入れられないことも多いです。
マジョリティにいることが悪いことではありません。でも、「自分とは違う意見や考えを受け入れる」ということは大切ですよね。それが、かわいそうな人にはできません。
自分の意見だけを押し通し、異なる意見や考えは全否定をします。ただの討論ではありません。全否定では飽き足らず排除しようと、人格否定までする人も多いです。
「自分はこう思うから、その考えはおかしい」ではなく、「みんなそう思っている」というのが特徴です。お前のような少数派はおかしい。多数派の方が正しいと思って譲りません。
自分はこういう考えだ。一般的にはこうだと思うという前提のもと、「でもそういう考え方もあるんだね」というのが民主主義です。
根拠もなくただ大多数だからという理由で自分が正しいと思うのは、あまりにも中身がないかわいそうな人と言えるでしょう。
何でも自分が正しいかのように振舞う
かわいそうな人は、何でも自分が正しいかのように振る舞います。大企業の無能な上司のようです。肩書きを武器に言いたい放題いう人も多いでしょう。
実際に肩書きがある人は特に厄介です。社会的立場は与えられているため、「俺が正しいから上にのぼれた」と自負しています。だからこそ、自分が間違っているとは思っていません。
でも、本当に立場が上の人は無駄に威張ったりしないものです。すごく優しい穏やかなおじさんだと思っていたら、社長だったなんてことはよくあります。
色んな意見を広い視野で受けいれる寛容さがあるのでしょう。一方かわいそうな人はというと、自分の意見以外は受け入れないので周囲も離れて行きます。
周囲は離れて行くので視野は狭いままで成長しません。たとえ昔はその人が正しくても、過去の栄光にばかりすがる、時代遅れの考えで止まっているかわいそうな人の可能性が高そうです。
視野が狭い
かわいそうな人は視野が狭いです。自分の世界が全てだと思っているので、さも正しいかのように振る舞いますし、人を否定することが多いです。肩書きにもこだわり見下します。
自分の経験、意見しか取り入れませんので、他人の考えや周囲の環境には気が配らないことも多いです。そのため、実は無知であることも少なくありません。
自分はこう思っているという考えとは別に、相手の考え、状況を理解できない人は視野が狭くなりがちです。新しい考えを取り入れないので当たり前と言えるでしょう。
自分の考えしかもたない。他の考えを受け入れる気もない。そうしているうちに人間関係は上手くいかなくなります。人との交流自体が少なくなることで、ますます視野は狭くなってしまうのです。
いきがって大きく見せようとする
かわいそうな人の中には、実はコンプレックスの塊であるという人も少なくありません。自覚して、それを隠そうと威嚇する人もいますし、無自覚なまま他人への批判を繰り返す人もいます。
本来、自分に自信があれば他人を見下したり、無駄に虚勢を張る必要はありませんよね。極端な話、何を言われても気にしないという人もいるでしょう。
肩書きや他人を批判しているのは、自分に自信がないからです。少しでも大きく見せようと、他人を落として自分を上にとマウンティングをしています。
本当は大したことはないのに、いきがって自分をより大きく見せようとしています。自分が人を見下すため、相手も見下すと思っているのでしょう。
「俺はこんなにすごいんだから、見下すなよ」という無言のプレッシャーなのかもしれません。かわいそうな人は、見下されていないという事実が分からず被害妄想に苦しむ人も多いようです。
友達がいないことに気づいていない
かわいそうな人には友達はいません。厳密にいうと本人はいると思っていることもありますが、周囲からは友達どころか嫌われているパターンが多いです。
人間関係において、普通の大人であれば嫌いだからと言って、もめる人は少ないです。わざわざ相手に注意をしたり衝突するよりも、関わらないことを選ぶ人が日本人には多いです。
とはいえ、職場や近所の関係だとまるっきり無視するわけにもいきませんよね。だから、会った時には挨拶や他愛もない話をするのですが、その行動を仲良しだと勘違いする人が多いようです。
よくよく考えれば悩み相談をされたことがない。上辺だけの軽い話しかされないなどあるのでしょうが、心の友と呼べる友達がいないのでそこに気付きません。
かわいそうな人は、その人柄から嫌われることも多く、無視やケンカをすることも少なくありません。