遅刻上司のよくある言い訳と対処法とは?
遅刻をしないというのは、社会人として常識のことです。ほとんどの社員は就業時間の15分前には到着し、仕事を始めているでしょう。
そんな中で遅刻ばかりする上司がいると、部下のモチベーションは下がります。上司だからといって、遅刻をしていいわけではありませんよね。
真面目に出社している社員がやる気をなくさないために、遅刻上司は対処するべきです。上司だからと見逃さないようにしましょう。
そこで今回は、遅刻上司のよくある言い訳と対処法を紹介します。言い訳から適切な対処法を考えてみてください。
遅刻上司のよくある言い訳8選
体調がすぐれない
「朝から頭痛がひどくて起き上がることができなかった」
「なんか熱があるみたいでフラフラする」
「昨日から腰痛が悪化して着替えるのにも時間がかかってしまった」
体調が悪いことを上司が訴えれば、部下は何も言えません。常に体調悪いアピールをする上司で、それを遅刻の言い訳にしてくるのです。
熱があるといっても、よほど高くなければ普通は出社しますよね。体調を理由に遅刻する上司の場合は37℃の微熱でも遅刻してくるでしょう。
上層部に呼び出されていた
「朝から社長につかまっててさ」
「なんか急に呼び出しが入って、こんな時間になっちゃったよ」
「緊急会議があってさ、朝からまいったよ」
上層部からの呼び出しは、部下が把握できることではありません。そして誰も文句の言えないことでもあるでしょう。そのため言い訳には有効的なのです。
しかし『社長なら朝見かけたけど・・』『会議なんてやっていなかったけど・・』と嘘はばれていきます。そうなると部下は『またか』と言い訳を見抜くのです。
一度このような嘘を言い訳にしてしまうと本当に上層部に呼び出されていても信用できません。上司の信頼はほぼゼロの状態になってしまうことでしょう。
仕事をしていた
「今日中の資料を作成していた」
「終わらない仕事があってね」
「大事なメールを送っていたら、こんな時間になってしまった」
遅刻をした理由が仕事であれば、許されると思っている上司です。上司は部下の仕事内容を把握しています。しかし部下は上司の仕事内容まで把握していません。
それを良いことに何でも『仕事』のせいにして平気で遅れてきます。いつも忙しいふりをして、本当はそこまで仕事を抱えているわけではない場合が多いでしょう。
公共機関の乱れ
「バスが渋滞で遅れてしまった」
「電車が遅延していた」
「駅でトラブルが起きて電車が動かなかった」
公共機関の乱れは、遅刻魔がよく使う口実です。しかし社会人であれば、ある程度の遅延を見込んで家を出るものですよね。
朝のバスや電車が数分遅れるのは当然です。それを言い訳にするのは、上司としてだけでなく社会人として非常識でしょう。
また本当の遅延だけでなく、偽遅延まで作ります。時間通りの運行にも関わらず、公共機関のせいにするのです。すぐに調べれば言い訳だとわかることでしょう。
家庭の事情
「妻の具合が悪くて看病していた」
「子供が熱を出して病院に連れていった」
「実家の引越しとか重なってさ」
家庭の事情を持ち出されてしまうと何も言えないですよね。それぞれが家庭の事情を抱えており、人には深刻なこともあります。だからこそ責めることはできません。
しかし反対に言えば、それぞれが家庭の事情を抱えながら仕事をしています。本来であれば、それを言い訳に仕事に支障をきたすことは頻繁にしてはいけないことです。
急なトラブル
「車のエンジンがかからなくて困ったよ」
「人が倒れていたから病院に連れて行った」
「電車で財布を盗まれたみたいで警察に行った」
急なトラブルに見舞われることはあります。しかし朝から想定外のことが起きるなんて、年に1回あるかどうかですよね。
遅刻上司はこのような急なトラブルが月に1回程度あります。本当のこともあれば、作り話や大袈裟にしていることまであるでしょう。
どちらにしても上司が毎回急なトラブルに巻き込まれるというのは、信じがたい言い訳です。部下としてはため息しか出ないでしょう。
うっかりミス
「寝坊しちゃった」
「財布を家に忘れてさ」
「時計が壊れていた」
このようなうっかりミスによる遅刻は、遅刻上司の本当の遅刻理由でしょう。遅刻上司には、常習的なうっかりさんが多いのです。
つい寝坊・つい二度寝・つい物忘れ・・。この『つい』を天然でやってしまうので、いつも遅刻をしてしまいます。おそらく業務上でのうっかりミスも多いでしょう。
遅刻という概念がない
「え・・遅刻??」
「出社時間なんて決まってないよ」
「昨日帰るの遅かったから調整だよ」
上司の中には、そもそも遅刻しているという意識がない人もいます。勝手に自分だけフレックスタイム制にしており、出社時間を定めていません。
会社の規定であれば良いですが、上司の特権でやっていると部下は負担ですよね。悪いとも思っていないところが、さらにストレスにもなるでしょう。