上司への悪口がばれた…クビになる?対処法とは?

上司

ほとんどの人が上司に対して不満を持っています。ときには、その不満を解消するように、悪口を言ってしまうこともあるでしょう。

しかし、悪口が上司の耳に入ってしまうなんてことになれば大問題ですよね。もう自分はクビになってしまうのではないかと恐怖に怯えてしまいます。

  • 実際に悪口でクビになるの?
  • 何か対処できることはある?
  • 今回は上司への悪口がばれたときの対処法を紹介します。緊急事態ですが、まずは落ち着いてできることをおこなってみてください。

    上司への悪口がばれた…クビになる?対処法とは?

    悪口がばれたらクビになる?

    上司に悪口がばれた場合、クビになるかどうかは一概に判断できるものではありません。つまりクビになるケースもあるということです。

    まず雇用期間に定めのない正規社員の場合は、悪口が理由でクビにはできません。これは完全な不当解雇になるので、裁判で争えば勝てる事案でしょう。

    しかし雇用期間に定めのある社員や派遣社員の場合は、期間満了で打ち切られてしまうことがあります。もちろん悪口を言われたから打ち切るとは言いません。

    あくまで表面上は、人材不足が解消したことによる解雇などと正当な理由となります。このような打ち切りは、上司の声で簡単に決まるものです。つまりクビにされたと同じことでしょう。

    また悪口がばれたことで、上司との折り合いが悪くなります。良い仕事を任せてもらえなくなり、職場環境や居心地が悪くなることで退職に追い込まれるケースもあるのです。

    上司に悪口がばれてしまうとクビにつながることは大いに考えられます。悪口を言わないにこしたことはないですが、ばれたときには早急な対処が必要でしょう。

    悪口がばれる要因TOP3

    近くに上司がいた

    休憩スペースや食堂などで話していると悪口話で盛り上がってしまうことがあります。最初は周囲を気にして声を潜めていたのに・・だんだん警戒心がなくなり始めてしまうのです。

    そうすると上司の存在に気がつかずに、悪口が続行されてしまいます。名前を出して悪口を言ってしまえば、上司も自分のことだと認識してしまいますからね。

    また会社外のランチや飲み屋だとさらに警戒心はないものです。大きな声で悪口を言っていると、上司が近くの席にいるという不運なことも実際にあります。

    悪口がばれる理由は、実は本人が悪口を耳にするという初歩的なミスから起こることが多いのです。十分に気をつける必要があるでしょう。

    悪口を誰かに聞かれていた

    上司以外の人に悪口を聞かれてしまい、そこから上司の耳に伝わることもあります。敵はどこにいるかわかりません。

    給湯室や喫煙所は、さまざまな部署の人が集まる場所です。そこで関係ない人だからと思って悪口を言っていると、内通していて密告されてしまうこともあるでしょう。

    悪口を話した相手に裏切られた

    敵は一番近いところにいる可能性もあります。信用して悪口を聞いてもらっていたのに、その相手に裏切られて上司に告げ口されてしまうのです。

    これは精神的にショックが大きいことなので、退職を決意するきっかけにもなるでしょう。誰にでも悪口を言いふらすようなことは絶対に避けてくださいね。

    悪口がばれたときの上司の心理とは?

    激怒する

    プライドが高い上司の場合は、まず怒りがこみあげてきます。自分がいないところで悪口を言われていた事実を許すことができないのです。

    このような状況になると、上司の態度は一変します。挨拶も会話も無視するような人もいるでしょう。また仕事も雑用ばかり押し付けてくるようになります。

    そのまま部署を異動させたり、退職に追いやるようなことも考えられることです。激怒させてしまうと、なかなか許してくれることはないので気をつけなければいけません。

    落ち込む

    可愛がっていた部下に悪口を言われていたら、まず悲しくて落ち込んでしまいます。部下に裏切られたような気持ちになるのです。

    もし自分が同僚や後輩に影で悪口を言われていたら、落ち込みますよね。今まで築き上げてきた関係は偽物だったのかと不信感を抱くでしょう。

    上司だって人間です。部下と良い関係を築こうと必死に頑張ってきています。それを悪口に変えられてしまうのですから、しばらくは立ち直れないでしょう。

    上司としての自信を失う

    部下に悪口を言われると、上司としてやってきたことを否定された気持ちになります。『何がいけない?』『どこを間違えた?』と自問自答するでしょう。

    そして今後上司として、どのように部下を育てていけば良いのかわからなくなります。自信を失ってしまうのです。

    とくに悪口とは、必要以上にオーバーに言ってしまうことがあります。そして受け取る方も過剰に聞こえてしまうものです。

    たとえば『うちの上司本当に口うるさくて~』と言った場合、そこに親しみが入っていることもあります。息子を悪く言う母親のような愛情ある悪口というのも存在するのです。

    しかし、第三者が上司に伝えると『課長のこと、うるさくて困っていると言っていました』となります。これでは意味合いが大きく変わります。

    悪口は負をつけて伝わってしまうので、余計に上司は自信を失ってしまうのです。

    受け止めて反省する

    素直で前向きな上司であれば、部下の悪口で自分の言動を改めることもあります。悪口ではなく、一つの意見だとプラスに捉えてくれるのです。

    そして、不快な気持ちにさせていたことに反省します。上司としてまだ未熟であることに気づき、さらに精進していこうと決意するのです。

    年齢を重ねるほどに、このような素直さはなくなっていくでしょう。だからこそ反省してくれる上司だとしたら、悪口言うような人ではないはずです。今後に期待して良いでしょう。

    積極的に改善に努めようとする

    悪口がばれたことで、どうにか部下の信頼を取り戻そうと努力する上司もいます。言わせてしまった自分に責任があると改善することに注力するのです。

    しかしこのような上司は良いように思えて、部下の言いなりになりやすいタイプでもあります。部下によって自分がブレてしまうというのも考えものですね。

    悪口がばれたときの対処法

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