無能な上司の11の特徴と対策12選とは?

上司

決断が遅い

人の上に立つ上司であれば、はっきりと物事を決めて突き進んでほしいというのが正直なところです。しかし無能な上司は、いつまでも大事な決断を下すことができず、悩みがちです。

決断の遅さは仕事の遅さにも繋がります。当然、決断がされなければ今後のプランやスケジュールも立ちませんし、自然と仕事の完了は遅くなるばかりです。

しかもその余波を自分のみで受けるなら良いものですが、無能な上司は、自分の決断の遅さから生まれた遅れに部下も巻き込みます。

上司が方向性を示して「○○で行こう!ミスしたら責任はオレが取るから!」と言ってくれれば、安心して部下は仕事を進められます。

でも、上司が無能であればあるほど、仕事が遅れるなどのミスを部下に責任転嫁することもあります。

決断の遅さは、人としての頼りなさなどの印象にも繋がります。上司なのに頼りない、仕事ができないなどの印象が強い人は、優柔不断で決断力に欠けるなどの悪い共通点を持っているものです。

そして本人は無能なので、自分のその優柔不断さが周りの同僚や部下を巻き込んでいることを分かっていないのです。

プライドが高い

プライドが高い上司も要注意です。プライドが高くて仕事の実力も相応のものがあれば問題ないのですが、無能な上司ほどプライドだけ先行する傾向が強いです。

「プライドが高くミスを認めない」「上から指示するだけで何も手を動かさない」「意見を聞き入れてくれない」などの特徴があります。強情なところばかりが目立ちます。

偏見や固定観念で凝り固まった頭で、考え方がフレキシブルではないなどの特徴もあります。

はっきり言って、分かりやすいほどのプライドの塊な人は、よほど仕事ができない限り上司には向いていません。

上司になれば多くの人と接する機会も増えるため、より柔軟な考え方が必要になります。自分の考え方にばかり固執してはいられないでしょう。

状況に応じて考えを変質させなければいけないこともあるものです。ですが、プライドの高い人は、柔軟な考え方を持てず苦労してしまいがちになります。

部下に自分の考え方を押し付けてしまうこともあるでしょう。そんなプライドの高い上司と仕事をしていると、衝突することも多いはずです。

自分の上司がとにかくプライドの塊で困っている人も多いのではないでしょうか。

チャレンジ精神に欠ける

チャレンジ精神に欠ける上司も、無能な上司の一人として挙げられるでしょう。ネガティブな人や心配性な人ほど、新しいものや見たことのないものには後ろ向きな姿勢を見せるものです。

でも、新たなことにチャレンジしなかったり、今まで通りのやり方に固執していては成長はないですよね。また、そんな仕事を続けていてもつまらないものです。

チャレンジ精神の低い上司は、勢いのある部下から見て残念な人に見えてしまうでしょう。提案しても、「前例がない」「今までこうやってきたから正しい」と言われれば、やる気も失せますよね。

上司は年上の人が多いです。人は年齢を重ねると、チャレンジ精神をどんどん忘れていくと言います。変化を嫌い、今の自分のままでとどまろうとするようになります。

変化して恥をかいたり、大変な思いをすることを拒否するようになるからです。よりネガティブになっていくと言っても良いでしょう。

上司がチャレンジ精神に欠けるせいで新しいプロジェクトに挑戦することができず、もどかしい思いをしている人も多いはずです。

すぐにキレる

キレやすい人も、上司としては最悪なケースですよね。感情の起伏が激しく、周りに怒りをまき散らす人は、大人としての責任感や分別のない証拠になります。

部下も委縮したり、気を遣ったりして仕事に集中することができません。キレる上司がいると、最悪です。

すぐにキレること、職場なのにもかかわらず感情をあらわにすることは、家と公共の場の区別ができていないことを示します。

キレやすい上司が部下に対して接するときの態度は、もはや家にいるときのような態度です。プライベートと仕事の態度が混同してしまうような人ほど、大人としてみっともない人はいません。

また、感情のコントロールができない人も、まだまだ考え方が子供である証拠です。キレやすい人は、精神的に成長していないことにも繋がります。

勤続年数の長さを鼻にかける

無能な上司ほど、人の評価を勤続年数でのみ判断しようとします。いまだに年功序列的な考え方のみに偏っていると言えるでしょう。

仕事ができるかどうか(中身)は二の次で、名札(地位)だけで人を判断しているのです。だからこそ、自分も今の地位を与えられていることをいいことに、努力をしなくなります。

何しろ本人からしてみれば、長く勤めている、年齢が上である、それだけで偉いことになりますからね。そして仕事の実力も、勤続年数に伴っていると思いがちです。

特に勤続年数の長さで人を判断しようとする無能上司は、実力社会的な考え方が理解できないものです。勢いのある部下には「凄い」と正当な評価をしようとせず、生意気という考え方さえします。

勤続年数の長さは、ただの数字でしかありません。勤続年数=仕事の実力という単純な方程式はもはや通用しなくなっている世の中です。

無能な上司は、いつまでも勤続年数ばかりが全てだと思っているため、柔軟な考え方ができません。いつまでもその人本人が持つ仕事の能力を、正当に評価することができないのです。

部下を友達のように扱う

仕事の時間も部下を友達のように扱う人も、無能な上司の一人に入るでしょう。あまり馴れ馴れしすぎるのも考え物です。

仕事中はある程度の緊張感も必要になります。周りに接する態度が友達同士のような関係だと、「仕事と私生活の区別がついていないのでは?」と思ってしまいますよね。

誰でも大人になれば、私生活と仕事で「モード」を分けるものです。あまりにフランクな調子で仕事をしていると、部下を持つ上司として示しがつかないでしょう。

また、部下を友達のように扱う姿勢は、人をまとめる立場には向いていない可能性が高いです。時には友達と違って、上司は部下の嫌われ役になることも必要です。

嫌われるけど、責任感があったり、いざというというとき守ってくれるという良い印象も優秀な上司はあわせ持つものです。

公私混同してしまう人は、いまいち上司として頼りない印象がぬぐい切れないです。友達のように接せられて困惑してしまう部下の多いはずです。

裸の王様

自分のことを客観的に見つめることができていない、そんな痛々しい上司もいます。言わば「裸の王様」状態で、みんなに慕われていると思い込んでしまっている上司がこのパターンでしょう。

実力が実際はともなっていないのに、自分は凄いと思い込み、能力を過信してしまうところもあります。勘違いしている人は言動がそもそも偉そうです。

自分が賢いと思っているので、手を動かさずあれこれ指示を出すことに終始している人に多い印象です。周りからしてみれば、ただの痛い人にしか見えませんよね。

自分の実力を客観的に判断できない人は、冷静さや大人としての考え方に欠けている部分が目立ちます。

それは物事を何でも勘違いしてしまう、思い込んでしまうことにも繋がるため、自然と仕事で失敗することも増えるでしょう。

ですが本人はあくまで自分は凄いと思い込んでしまっているため、自分のそんな痛々しい状態に気づくことはありません。非常に始末が悪いものです。

仕事・人間関係の悩みはLINEトークCARE

LINEトークCAREは、LINEの公式サービスになります。

仕事・キャリア・対人関係の悩みに特化した心理カウンセラーや専門家が、深夜でも待機しています。

チャット相談は1分100円~、電話相談は1分130円~の低価格で相談することができます。

少しでも気になることがある人は、カウンセラーの先生に相談してみてくださいね。

初回10分無料になります。
上司
SYMPLYコミュニケーション