無能な上司への対策12選とは?
かまわないようにする
では、無能な上司を持った際は、どのように対処していけば良いのでしょうか。具体的な対処法としては、まず真っ向からかまわないようにすることが大切です。
幼稚な上司は、かまうと調子に乗りやすいのが特徴になります。相手をしているとつけあがり、もっと目に余るような行動を取るようになるのです。
結果として無能な上司はもっと無能な上司になってしまいます。
自分の直属の上司が無能だったとしても、他に頼りになる上司はいるでしょう。なるべく無能な上司は放置し、頼りになる上司を仕事の先輩として頼るようにすることが一番です。
真っ向から構っていると、上司の無能さにイライラするばかりです。しかも相手は上司ですから、無能なことをはっきりののしるわけにもいきませんよね。
無能な上司に従わなければいけない、そんなジレンマに悩まされるくらいなら、構わないようにすることが一番なのです。
期待しない
「上司ならこうあってほしい」と期待を寄せすぎていませんか?確かに、理想の上司のイメージは誰にでもあるかもしれませんが、あまりに期待しすぎると、無能な上司に当たった時大変です。
特に無能な上司を持ったときは、期待しすぎないことも対処法の一つとして大事なことです。
上司=自分よりもしっかりしている、仕事ができる、などとイメージを固めてしまいがちです。期待も確かにしてしまうでしょう。
しかし、上司も人間なので、いろいろな人がいます。とんでもなく仕事のできない人が上司につく場合もあるので、期待はあまり寄せすぎないようにしましょう。
自分よりしっかりしている人間だと思わなければ、無能さは気にならなくなります。しっかりしていて欲しいと期待するからこそ、その無能さにイライラしてしまうのです。
仕事をこなして自分が出世する
上司が無能だと、今後の仕事に不安を覚えることも多いでしょう。自分の上に立つ人が頼りないのでは、確かに先行き不安なものです。
しかし、逆にチャンスだと考え方もあります。上司があまりにも無能なら、自分が仕事で出世するチャンスは十分にあるということです。
今の状況をチャンスととらえ、仕事を一生懸命こなしましょう。上司が無能であればあるほど、逆に部下の働きは際立ちやすくなることもあります。
上司に能力がなかったり、偏見の塊だったりすると、直接的には自分の頑張りを評価してもらえないかもしれません。しかし、周りには必ず自分を評価してくれる別の上司がいるはずです。
そして自分が出世を果たせば、晴れて無能な上司とはオサラバです。無能な上司を気にしないようにするためにも、仕事に一生懸命になることは必要なことでしょう。
報告を欠かさない
上司があまりに無能で気になってしまい、無駄なコミュニケーションを増やしたくないなら、報告を欠かさないようにしましょう。どんな小さなことでも、連絡を逐一していくのです。
すると上司とは余計なミーティングや接点がどんどん減っていくはずです。それは、こちらのイライラや無意味な会議が減ることにも繋がるでしょう。
上司はちょっとしたことも気になってしまう性質だからこそ、無駄に会議をやりたがるのです。それなら、向こうからやたらと会議を要求される前に逐一報告するようにすれば良い話なのです。
一見すると、こちらからわざわざコミュニケーションを増やしにいっているように感じられるかもしれません。
しかし実は、連絡を怠って余計なコミュニケーションを増やすより、自分から報告をする方が接点を減らすことになるのです。
連絡を怠ると余計な確認が何度も入ってしまい、こちらとしてもストレスが溜まるでしょう。また、理不尽に怒られることも少なくなります。
上司からの確認を減らすために、こちらから先に逐一報告してしまう、これは一番ストレスフリーな対処法なのです。
持ち上げる
上司が無能で少残念なところが目立つなら、あえて持ちあげて、上司をうまいこと利用していくのも一つの手です。
「~を手伝ってもらえませんか?」「同僚がやってくれないので助けてください」と仕事の相談を持ちかけてみましょう。
その際は上司のことを褒めちぎり、たくさん「ヨイショ」をしましょう。単純な上司はそれだけで気を良くし、進んで力になってくれるはずです。
求めた以上にサポートしてくれることもあるでしょう。無能な上司に振り回されて困惑するくらいなら、自分で上司を操作して使うという対処に出るというわけですね。
イライラするくらいなら、対処法として利用させてもらった方が気持ちはずいぶん楽でしょう。
ちなみに、相手を褒めたり、才能を認めるように接していくと、自分の仕事のスキル向上に繋がることがあります。言わば「世渡りスキル」のアップが望めるというわけです。
無能な上司をうまく利用させてもらい、自分の世渡りスキルのアップを目指してしまいましょう。
学びや調査をシェアする
どうせなら、上司に対して自分が勉強したことをシェアするようにしてみることも大事かもしれません。仕事に関係した最新トレンドの話などは、上司も食いつく可能性があります。
「今はこういうマーケティング手法がトレンドなんです!」など上司に共有することで、考えが前向きになる可能性があります。
また、読んで面白かった本や雑学などを会話の中で共有してみるのもよいです。古いことや自分の知識のみに偏っていた上司は、話を聞くだけで興味を持ち始める可能性はあります。
接点づくりにも役立ちますし、そのことで上司の中では視野が広がり、チャレンジしたいと前向きになってくれるかもしれません。
チャレンジ精神の無さは、性格のネガティブさによるところが大きいです。それなら、上司の視野や知識の幅を広げ、ネガティブな性格がオープンになるよう働きかけるのです。
うまくいけば、チャレンジ精神に欠ける上司に対してイライラすることもなくなってくるかもしれません。