結婚式はいろいろと費用がかかりますよね。それぞれの費用について、誰が払うべきか揉めてしまうこともあります。
中でもブライダルエステは花嫁だけが受けるものです。そうなると男性側は費用負担をしたくないと考える人も多いでしょう。
ブライダルエステは自分が払うべき?ご祝儀で徴収しても良いの?
決して安いものではないので、自己負担は辛いですよね。今回はブライダルエステの費用負担について紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
ブライダルエステは誰が払うべき?費用負担について紹介
ブライダル費用の相場は8万円
まずブライダルエステには、どれくらいの費用がかかるかを知る必要がありますね。ここで花嫁の平均費用をみてみましょう。
ブライダルエステの費用相場は8万円です。期間では3ヶ月前から通う全15回前後のコースが一番人気です。
ただ中には1dayコースで2万円内のブライダルエステを受ける花嫁も多いです。反対に6ヶ月コースで30万円のブライダルエステを受ける花嫁もいます。
ブライダルエステも選択するコースでぴんきりです。自分が何を期待して、どのような効果を求めているのかによって費用も大きく変わるでしょう。
自己投資だと思い花嫁が全額負担する
費用負担について、一番多いのは花嫁が全額負担するケースです。エステを受けるのは自分自身なので、請求できないというのが全額負担の理由でしょう。
花嫁が全額負担するメリット
メリットは、自由にコースを選択できることです。新郎に費用を伝える必要もありませんので、自分の好きなようにエステを受けることができます。
これを機に綺麗になりたいと考えているのであれば、思い切った自己投資をしても良いでしょう。
反対に費用はできる限り抑えたいのであれば、直前コースで抑えることもできます。自己負担だからこそ、すべては自分の自由です。
花嫁が全額負担するデメリット
結婚式前に8万円もの費用を負担するのは、かなりの痛手です。なにかとお金がかかる時期なので、お金に余裕はないでしょう。
本当は10回前後通いたいと思っていても、懐事情で諦めてしまうことになります。納得いかないまま結婚式を迎えるのは悲しいですね。
結婚式費用の一部だと考えご祝儀で徴収
ブライダルエステも、結婚式費用の一部です。ドレス・ヘアメイクと同じようにエステも結婚式に必要な費用です。
その考えであれば、結婚式費用として負担するのが良いでしょう。いったん自分で支払いをしますが、ご祝儀で徴収するのです。
つまり2人で折半するということですね。このケースを選択する場合のおすすめの方法を紹介します。
見積もりに入れてもらう
ブライダルエステは結婚式の見積もりに含まれていません。だから男性からすると「結婚式とは別物」という認識になってしまうのでしょう。
そこでホテルなどでエステが提携している場合、見積もりにエステ費用も入れてもらいましょう。プランナーに相談すれば可能です。
見積もりの項目の一つに「ブライダルエステ費用」があれば、新郎も当たり前のように受け止めます。結婚式費用として折半できるでしょう。
新郎のみの費用もあることを伝える
新郎が「自分だけのエステでしょ?」と結婚式費用としての折半を反対した場合。どうにかして説得させる必要があります。
そんな時は結婚式の見積もりを見ながら、各項目がどちらの負担かを話してみましょう。
例えばゲスト80名のうち、50名が新郎側で30名が新婦側の場合。料理ドリンクケーキ、それに引出物の負担も新郎側が占めることになります。
「20名も多いんだから、これは新郎の負担ね。」
「ドレスは新婦。タキシードは新郎。じゃあ花は?」
こんなことを決めていたらきりがないですよね。結局結婚式費用は「どちらに必要」ということではなく2人のものという結論になるでしょう。
そこでエステも2人の結婚費用だと説得してみましょう。きっと承知してくれるはずですよ。
新郎からの結婚プレゼントにしてもらう
費用負担として、とても理想的なのは新郎となる男性からのプレゼントです。結婚は2人でするものですが、お互いにプレゼントがあっても良いですよね。
花嫁が「エステに行きたい」と言った時に、「行っておいで」と即答してくれる。そしてお金を負担してくれる。最高に良い男性ですよね。
なかなか自分から催促はできないものです。男性が気を利かせてエステ費用を負担するのも難しいことかもしれません。
あまり期待はせず、遠回しに交渉してみるのも良いかもしれませんね。
2人で一緒にカップルプランを受ける
ブライダルエステは花嫁のためのプランです。でも自分だけで行くのは気が引けるという人もいますよね。そのため費用も自己負担になってしまうのです。
そこでブライダルエステのカップルプランを利用してみましょう。2人で一緒に結婚式前に受けることができるエステがあるのです。
- 男性エステ
クレンジング
フェイシャルマッサージ
角質除去
マッサージ
このようなコースが1時間1万円未満で受けることができます。カップルで一緒に優雅な時間を過ごせるのは嬉しいですよね。
また2人でブライダルエステを受けることで堂々と「結婚式費用」として請求できます。2人で負担できるので花嫁の負担も減るでしょう。
両親に援助してもらう
結婚式費用は、両親にも援助してもらうという人は半数ほどいます。金額に違いはありますが、子供のために貯金をしている親は多いものです。
自分の親が出してくれるお金であれば、どう活用しても良いですよね。これはエステ代として親が出してくれたと言えば問題ないでしょう。
「結婚式費用」として出してくれるぶん。そして「エステ費用」として出してくれるぶん。この二つを分けて伝えましょう。
そうすれば何も問題なく、親からの援助をエステ費用につかうことができます。
上手く自分で結婚費用を管理する
結婚費用は、どちらか一方が管理する必要があります。結婚式にかかる費用、そしてご祝儀で徴収できる費用、今後かかる新生活費用などを把握しなくてはいけません。
この結婚費用の管理を自分でおこなうようにしましょう。自分で見積もりやご祝儀の管理をするのです。
そうすれば、自分でブライダルエステの費用を結婚費用として算出できます。とりあえず自己負担をしておき、あとでご祝儀から徴収することも可能です。
あまりお金の管理に興味のない男性であれば、すべてを女性に任せるでしょう。金額の把握をしようとしません。
率先して費用管理をすることで、ブライダルエステ費用も上手く出すことが可能なのです。
男性へのブライダルエステの理解度から検討する
ブライダルエステの費用負担は誰がするべきか、とても悩むところですよね。これは相手の男性がどれくらいブライダルエステに理解を示しているかが重要です。
ブライダルエステは行くべきものと考えてくれているなら、2人で費用負担をすることができます。必要な結婚費用となるからです。
しかしブライダルエステなんて贅沢だと考えているなら、花嫁が負担するしかないでしょう。基本的に行かなくても良いと思っているので徴収できないのです。
男性にブライダルエステの重要性を訴えた上で、相手の理解度を見極めましょう。そして費用について相談してみてください。
ブライダルエステ費用は彼氏と相談
ブライダルエステの費用負担には、さまざまな考え方があります。価値観やお金の管理方法によっても異なるでしょう。
結婚前に費用のことで揉めないためにも、まずは男性の価値観を確かめましょう。そして費用負担してくれるかを判断してみてください。
負担してもらうのが難しい場合には
- 自分ですべての費用を負担する
- 親に多少援助してもらう
- 自分で上手に管理する
という方法でブライダルエステを受けてみましょう。