つい口を出して、よかれと思って行動して空回りしてしまった経験はありませんか?
自分では良いことを教えてあげたつもりでも、相手からすると有難迷惑だと感じている場合も少なくありません。
「世話好き。面倒見が良い」というつもりでも、相手からしたら「おせっかいな人!」と思われている場合もあります。今回は、おせっかいな人の心理や特徴についてまとめました。
「優しい!頼りになる」とみんなから親しまれる面倒見の良い人と、「有難迷惑!」と嫌がられるおせっかいな人の違いは何でしょう?
自分はどちらに当てはまるのかチェックしてみましょう。おせっかいな人の方が当てはまることが多いようなら、自分の行動を改めるきっかけにして下さいね!
おせっかいな人の3つの特徴と心理とは?
おせっかいな人の特徴
おせっかいな人は一緒にいると困るものの、必ずしも性格が悪い人というわけではありません。自分なりに人をサポートしてあげているつもりの場合が多いですし、自覚が無い場合も多いです。
人からは「頼んでいないのに」「本当にやめて欲しい」と嫌がられてはいても、案外本人は気付いていないでものす。むしろ「自分が犠牲になって済むなら…」とヒロインになることもあります。
おせっかいな人は、大抵「自分のことよりも人」という意識があり、「放っておけない」という心理の基で動いています。冷静さはあまりなく、感情が突っ走ってしまうので失敗することも多いです。
まずは、おせっかいな人の特徴について、どのようなものがあるのか紹介します!
自己中心的な偏った考えを強要してくる
おせっかいな人は、基本的に「相手の立場になって考える」ということが苦手です。「自分はこう思う、こうしたい」という自己主張が強く、自己中心的な考えをもってしまいがちです。
ただの自己中心的な考えではなく、偏った考え方を持っていて、それを強要してくるのが嫌われる一番の原因です。「自分はこう思う」だけなら人それぞれなので、そこまで嫌われませんよね。
自分がこう思うからと言って、それが正解と言わんばかりに相手の意見を否定して強要してくるから嫌われてしまうのです。その時に、おせっかいな人はだいたいこういうセリフを言っています。
「こうした方が良いと思うよ」「自分はあなたのためにって言っているけれど」「これが正解だよ」などです。ただのアドバイス程度なら良いのですが、押しつけることが問題です。
思うことや助言は自由ですが、どうするか決めるのは本人です。そこを分からずに行動や思考を強要するから嫌われます。おせっかいな人は、相手よりも自分の気持ちを押し付ける傾向にあります。
おせっかいを拒絶すると怒る
おせっかいな人は、せっかく自分がした行動や助言を断られると、とても怒ります。自分勝手に強要をしておいて、嫌がられると「せっかくあなたのためを思って言ったのに!」と気分を害します。
大人なら、「そっか。でもこうした方が私は良いと思うから一応考えてみてね」と距離を保ちますよね。しかし、おせっかいな人にはそれがありません。
相手のためを思って言った自分を断ったとして、まるで被害者のように怒り、周囲に愚痴をぶちまけます。当然、周囲は「そうなんだ」と相槌を打ち、あまり批判はしないでしょう。
面倒に巻き込まれたくないからなのですが「ほら自分と同意見だ」と気を良くしたおせっかいな人は立ち直ってしまいます。他の人は「私を否定しなかった!」と思っているなら間違いです。
あなたがいないところで、「あれじゃ断りたくなるよね」「自分にこなくて良かった」と言い合っているかもしれません。相手にも拒否する権利があることを覚えておくようにして下さい。
自分を後回しで手伝おうとする
おせっかいな人は、自分と他人の区別がついていない場合が多いです。自分も納期ギリギリの仕事をしているにも関わらず、別な人の進捗を気にしたりして無駄な行動をする場合もあるでしょう。
一度気になると、どうも気が済まなくなるようで、ずっとそのことばかりを考えてしまいます。「私のことはいいから!」と自分を後回しで手伝おうとし、感情移入をしがちです。
一見、とても良い人に見えますが、人のことばかり気にして肝心の自分がやるべきことをやっていないというパターンが多いです。「私のことはいいから!」と投げ出していることもあるでしょう。
おせっかいを焼かれた人はもちろん、周囲も「私のことはいいからじゃなくて、まず自分のことをしろ」と思う人は多いです。感情移入が激しいので、優先順位や区別がつきにくいと言えるでしょう。