毎日一緒に仕事をする上司がうるさいとストレスが溜まりますよね。もっと落ち着いた環境で快適に毎日を過ごしたいと思うでしょう。
うるさい上司を騙されるには、まずタイプを知る必要があります。うるさいの中にも多くのタイプがあり、それに応じた対処をしなくてはいけません。
そこで今回はタイプ別にうるさい上司を黙らせる方法を紹介します。苦痛な毎日から解放されるように、ぜひ実行してみてくださいね。
【タイプ別】うるさい上司を黙らせる方法とは?
タイプ①小姑みたいに細かい
小姑は、とにかく細かいところに目をつけます。というよりも、あえて細かいところをチェックすることであら探しをしているのです。
小姑が部屋の角や窓枠を見て、「掃除ができていないわ」と怒ることがあります。どんなに綺麗に掃除をしていても、『できていない一角』を見つけて指摘してくるでしょう。
対処1:素直に従う
小姑タイプである上司は、ただ言いたいだけなのです。指摘することで『自分は上だ』と主張して、威張りたいのでしょう。
そこで反論してしまうと怒りを助長させてしまいます。余計に細かくてうるさい小姑になってしまうことが考えられるのです。
小姑上司を黙らせるには、細かい指摘にも素直に従うことです。「ありがとうございます」とお礼を言って従うことで、上司の満足感は得られます。
面倒ではありますが、言われたら笑顔で対応。そして即実行という流れを作ってください。上下関係がはっきりすることで、何も言わなくなってくるでしょう。
対処2:指摘を褒める
小姑上司が指摘したことは、たいしたことではない場合が多いです。どうでもいいあらを探して、ただ物申してきているだけでしょう。
『このホチキスの位置がおかしい』
『資料のグラフの色が見にくい』
『言葉遣いが間違っている』
このように言われた場合、内心では『細かすぎる』『意味ない指摘』だと感じます。しかし上司には、このような態度を見せてはいけません。
『さすがですね』
『気づいていただきありがとうございます』
『〇〇さんにご指摘いただき本当に感謝しています』
こう伝えましょう。自分の指摘を褒められることで、上司は良い気持ちになります。それだけで満たされ、あまり細かいことを言わなくなるものです。
対処3:味方につける
小姑は味方につけると絶大なパワーがあります。いわゆる『ジャイアン』の子分である『スネ夫』的な存在を目指すのです。
スネ夫はジャイアンの後ろに立ち、いつでもジャイアンに共鳴していますよね。味方に立つことで、むしろ助けてくれる心強い存在となるでしょう。
『課長についていきます』
『課長のお言葉に従います』
ゴマすりをすれば、きっとあなたを助けてくれる小姑上司になるはずです。ぜひスネ夫を目指してみてください。
タイプ②ガミガミうるさく叱ってくる
母親のようにすぐにガミガミとうるさく叱ってくるタイプの上司もいます。このタイプの上司は、うるさいというよりは真面目で不器用なのでしょう。
本気で部下の心配をしていて、仕事をいつも一生懸命にこなしています。だからこそ、ミスや失敗に厳しくなってしまうのです。
対応1:仕事を完璧にこなす
ガミガミ怒る上司は、自分の思い通りに進まないことにイライラしていることも多いです。完璧主義なので、きちんと仕事をしたいのでしょう。
そこで文句を言われないように完璧に仕事をこなしてください。あら探しをするわけではないので、完璧に自分の仕事をしていればうるさく言われることもありません。
もちろん簡単なことではありません。ただ上司を黙らせることを目標にして、日々の仕事に根気よく取り組むよう意識してみましょう。
またガミガミ言われた指摘は真摯に受け止めることも必要です。一度言われたことは二度言わせないように、しっかり学びながら業務をしてください。
対応2:上司の半歩先を見る
ガミガミとうるさく叱ってくる上司であれば、先を見据えて行動するのが良いです。上司に指示される前に、自発的に行動をしていきます。
『課長、資料の準備をしておきました』
『課長、月末なので集計を始めてもよろしいでしょうか』
このようにそろそろ指示されるという時期になったら、数日前に自分から申し出てください。上司は、かゆいところに手が届くような部下に大変好感を持つでしょう。
対応3:とにかく一生懸命さを見せる
ガミガミ叱ってくる上司は、怒りたいわけではありません。ただ許せないことがあると、すぐに頭に血がのぼってしまうタイプなのでしょう。
その怒りを落ち着かせるには、日頃から一生懸命な姿を見せることです。その姿をインプットさせておくことで、何か起きたときに怒りを鎮めることができます。
ミスや失敗をしないのが一番です。しかしすぐに改善できない場合は、とにかく真面目に真剣に一生懸命業務をするようにしてください。
タイプ③ネチネチ嫌味っぽい
ネチネチしている嫌味上司は、とてもストレスが溜まります。同じことをいつまでも遠まわしに言ってくるのです。
また前のことまで引き合いに出して、嫌味を言われることもあるでしょう。聞いている方はうんざりとしてくるのです。
対応1:期待に応える
ネチネチと嫌味を言ってくる上司は、とても嫌な存在です。しかしもしかしたらネチネチ言わせているのは、あなたのせいかもしれません。
あまりにも鈍くて改善をされないと嫌味の一つも言いたくなるでしょう。つい顔を見るとネチネチ言ってしまうようになるのです。
そこで上司に嫌味を言われないよう、言われたことを改善してください。何を思って言っているのか考えて、期待に応えるよう努力しましょう。
対応2:上司の右腕になる
ネチネチと嫌味を言う上司にも、手が回らないときがあります。そんな困った状況のときには、手を差しのべて積極的に手伝うようにしましょう。
上司の右腕となり、頼りになる存在になれれば嫌味も言われなくなります。忙しそうにしていたら声をかけてみましょう。
ただし『忙しいですか?何か手伝いますか?』と上から言うのは避けてください。『ぜひ何かお手伝いさせてください』と下から依頼するのがポイントです。
対応3:すべてを受け流す
ネチネチといつまでも嫌味を言われるのは良い気分ではありません。いちいち受け止めていると、ストレスがどんどん溜まっていくでしょう。
上司が嫌味を言い始めたら、適当に受け流すのも方法です。とくにダメージも受けずに淡々と聞きます。嫌味を言っても意味がないとわからせてください。
そうすれば、いつまでも同じことを言わなくなるでしょう。勝手に言わせておこうという気持ちで接してみてください。