信頼する上司が辞める…自分も辞めるのはあり?上司が辞めるときに取るべき行動とは?

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信頼する上司が辞める…自分も辞めるのはあり?上司が辞めるときに取るべき行動とは?

信頼する上司にめぐり合うことができずに、日々の業務にストレスを抱えて悩んでいる人は多いものです。職場に信頼する上司がいるという人は、とても恵まれていることでしょう。

だからこそ信頼している上司が辞めるというのは一大事ですよね。目標がなくなり、モチベーションも下がります。このまま会社に残る意味があるのかと考えてしまう人も多いです。

同じように自分も辞めるという選択肢はあり?
自分の道を見つけて進んでいくべき?

今回は信頼する上司が辞めるときに取るべき行動を紹介します。自分の人生を決めることなので、落ち着いて考えてみてくださいね。

信頼する上司が辞める原因から考える

上司自体の問題である場合

上司が個人的な理由で会社を辞めることもあります。その場合は、あなたは辞めるべきではないでしょう。退職のタイミングや時期ではないです。

【叶えたい夢がある】
【新しいことにチャンレンジしたい】
【別の会社から引き抜きがあった】

このような退職は、前向きな理由だといえます。マイナスな気持ちではなく、とてもプラスな気持ちで会社を去るわけです、

信頼しているからといって、あなたが辞める理由は一つもありません。信頼していても、それぞれの人生があり目標があります。

あなたは自分の夢や目標を考えて叶えていけば良いのです。信頼しているからといって夢や目標まで合わせるようなことはせず、自分の道を進むようにしましょう。

そのほかに、

【健康上の理由】
【身内による都合】

というようなプラスとはいえない個人的な理由の場合もあります。このような理由の場合も、あなたに自身には何も関係のないことです。

一身上の理由で部下まで退職させてしまうのは、上司の負担や責任が重くなります。残念なことですが、あなたは残って上司の退職を見届けるようにするべきです。

会社に問題がある場合

上司の退職理由が、会社に問題がある場合は辞めることを視野に入れても良いでしょう。まずは具体的な理由を明らかにしてみてください。

【会社のやり方が気に入らない】
【他の社員と意見が合わない】
【規則や給与などの職場環境が悪い】
【自分が成長できる場所ではない】

このような会社に何かしらの負を抱えているための退職です。信頼している上司が言っているのであれば、信憑性は高いといえます。

ただし信頼していても、あなたと上司は別の人間です。立場も価値観も夢も異なります。上司の意見が100%自分に当てはまるわけではないでしょう。

上司の意見を信じて受け入れるは良いです。しかし鵜呑みにして自分に置き換える必要はありません。あくまで意見やアドバイスの一つとして参考にする程度にしておきましょう。

会社に残るという選択の場合に取るべき行動

今後のことを自分なりに整理する

信頼している上司がいなくなってしまうと、心に大きな穴が空いてしまいます。仕事をしていても、物足りなさを感じてしまうようになるでしょう。

しかしいつまでも上司への想いを引きずるわけにはいきません。会社は仕事をする場所です。気持ちを切り替えて業務に励む必要があります。

そこで上司が辞めたあとは、自分なりに今後のことを整理しましょう。上司がいなくても真っすぐに歩いていける道筋を立てるのです。

まずは今期の目標や課題を明確にします。そして長期的なプランも同時に考えてみてください。自分の将来のビジョンを明確にすることで、モチベーションは上がります。

今までは上司に頼りきっていた部分もあるでしょう。上司の後ろを歩けばいいと身を委ねていたかもしれません。

その目印や矢印がなくなってしまった今こそ、自分自身を見つめるチャンスでもあります。しっかりと整理して、自分設計をしてみましょう。

入社当時の初心を思い出す

信頼していた上司が辞めてしまうと、仕事に行く意味がなくなってしまう気がします。なんのために仕事をしていたのかも見失ってしまうのです。

そこで入社当時のことを思い返してみましょう。あなたは上司がいるから会社を選んだわけではないはずです。自分の夢や希望を抱いて入社をしたのではないでしょうか。

『入社したら、こんな仕事をしてみたい』
『この会社で、いつかこんな風になってみたい』

このような初心を思い出してください。上司がいるいないに関わらず、あなたは自分のやるべきことをすれば良いのです。

上司と出会う前の初心を今一度胸に刻んでみましょう。そして再出発だと気合いを入れ直して、前に進んでください。

信頼してきた上司の思いを引き継ぐ

あなたはなぜ上司を信頼しているのでしょうか。一緒に辞めるべきかと悩むほどに人を信頼するというのは、なかなかないことです。

まずは上司を信頼したきっかけや経緯を思い出してみましょう。そして箇条書きで紙に記してみてください。きっと多くのことが思い浮かぶはずです。

【人の意見に耳を傾ける】
【誰に対しても公平】
【人にも自分にも厳しい】
【筋が通っていてぶれない】

色々な信頼ポイントが出てくるでしょう。そこであなたが取るべき行動は、信頼してきた上司の思いを引き継ぐことです。

つまりは、次はあなた自身が信頼できる先輩・上司になるのです。あなたまで辞めてしまえば、上司から学んだ教えを何も活かせないままになってしまいます。

せっかく素敵な上司と出会えたのです。学んだことや吸収したことを、今度は還元していくようにしましょう。それが上司へのお礼にもなるのです。

他の人にも目を向ける

信頼している上司が1人いると、その人の言うことが絶対だと思い込んでしまいます。しかし少し視野を広げると考えや価値観もさまざまです。

この機会に他の人にも目を向けてみてください。新しい発見や出会いがあるかもしれません。また信頼できる人を見つけることだってできるでしょう。

『この上司以外は信頼できない』という固定概念を捨ててください。そうするだけで、新しい物の見方が可能になるのです。

信頼してきた上司を応援する

信頼して慕ってきた上司が会社を辞めると聞いて、少し裏切られたような気持ちになりますよね。複雑な気持ちから応援できない人もいるかもしれません。

しかし上司は、あなたの上司でいることがすべてではないのです。自分の夢や目標や人生があり、その道を真っすぐに進んでいるだけでしょう。

決して部下を捨てるわけではないです。もちろん裏切るわけでもありません。会社や部下への心残りも少なからずあるでしょう。

そこで、信頼している上司だからこそ応援してください。笑顔で送り出して、安心させてあげましょう。それだけで上司の負担は軽くなります。

『あとのことは任せてください』
『〇〇さんの教えはしっかりと引継ぎます』

そう笑顔で伝えてみてください。会社が変わっても、関係が終わるわけではないです。たまには近況報告をしつつ食事できることを楽しみにしましょう。

自分なりの道を進む

上司は自分で選択した道を進んでいきます。そこで悲しい気持ちを引きずらずに、自分も前向きに自分なりの道を進むことを意識してください。

その先に会社を辞めるという選択があるかもしれません。その場合は、自分なりの辞めるタイミングを決めてみましょう。

辞める理由、辞めるまでにやること、そして辞めた後のこと。考えることは多数あります。上司ではなく、自分の人生として考えてください。

そして前を向いて毎日を過ごすようにしましょう。後ろ向きな気持ちでは、何も成長することができません。あなたは自分の人生を真っすぐに進めば良いのです。

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