上司と会話をしようと思うと年代間のギャップに戸惑うことがあります。どんなことに興味や関心があるのかわからないのです。
相手の出方を探っていると、会話が続かないという緊急事態に陥ってしまいます。上司に気を遣わせないように、若手の方から雑談ネタや話題を提供する必要があるでしょう。
また上司の年代に歩み寄ることで、上司からの評価が上がることもあります。せっかくのチャンスをプラスにできるように事前に会話の準備をしてみてください。
そこで今回は年代別に上司との会話の雑談ネタや話題を紹介します。違う時代に生きてきたからこそ、話していた楽しいことも多数あるものです。ぜひ会話を満喫してみてくださいね。
【年代別】上司と会話が続かない…雑談ネタや話題とは?
30代上司
30代上司の場合、ある程度の経験を積んで落ち着いてきた頃です。結婚をして家庭を持っている人もいれば、独身を謳歌している人もいるでしょう。
30代であれば大きなジェネレーションギャップはありません。気持ちはまだまだ若いという人も多いはずです。
また30代上司は、若手社員の頃の気持ちを忘れていません。さらに経験を積んだ上司としての気づきも多いです。そのため人生の先輩として、とても頼りになる存在でもあります。
スポーツ
30代になるとスポーツ観戦が好きという人が多いです。共通して好きなスポーツがあれば、それだけで数時間は盛り上がることができるでしょう。
メジャーなスポーツでいえば、サッカーや野球です。応援しているチームや人物を聞いて、熱く語り合ってみてください。
他にも、テニス・卓球・水泳・マラソン・武道などスポーツは多数あります。学生の頃にしていたスポーツを聞いてみるのも良いでしょう。
一通りのスポーツの知識や動向を知っておくと、会話を広げることができます。もし知識がない場合は、興味を持って尋ねるようにしてください。
音楽
30代の上司であれば、音楽好きが多いはずです。最近の曲やアーティストよりも、10年ほど前に流行った曲を調べておくと良いでしょう。
30代上司が大学生頃の曲は、とても思い出深く記憶にあるものです。懐かしい曲を若者が好んでいるというのは、なんだか嬉しく感じるものです。
恋愛話
30代であれば、まだまだ気持ちは若いものです。そこで恋愛相談について相談をすると喜びます。先輩として恋のアドバイスをくれるでしょう。
『好きな人がいるが、どうしたらいいか』
『いつ結婚するか悩んでいる』
上司が女性の場合は、とくに恋バナは大好きです。またモテるタイプの男性であれば、自分の武勇伝も含めて話をしたい人もいるでしょう。
自分の恋の相談をすることで、相手の恋愛話や過去のエピソードも聞き出してみてください。上司のトークが止まらなくなるはずです。
結婚や子供について
30代であれば、まだ新婚だったり子供も小さい年齢であることが多いです。結婚や家族のことを話題にしても盛り上がるでしょう。
自分が結婚をしていない場合は、結婚の良さや子供の魅力について聞き出してください。もちろん愚痴や不満も一緒に聞いておきます。
人生の少し先を行く先輩だからこそ、いろいろと聞くことで上司も気持ちよく話してくれます。自分の知りたいことを中心に質問してみてください。
下世話なこと
仕事以外だからこそ盛り上がるのは、実は下世話なネタだったりするものです。30代上司であれば、まだまだ気持ちが若いので、同じようなテンションで盛り上がることができるでしょう。
最初は『好きな芸能人』『可愛いアイドル』などを聞いてみてください。そこから『社内で可愛い人』などに移行します。
すると上司が社内恋愛や社内不倫などの内緒な話までしてくれるかもしれません。噂話もネタとして最高に盛り上がるものです。
40代上司
40代上司の特徴としては、まさにバブル時代を生きてきたことです。この年代は、今でも闘志に燃えているような熱い人が多いのも特徴です。
バブルを引きずっていることも多いので、当時のことを聞くと嬉しく語り出すでしょう。40代になると好みについてはギャップが大きく出てくるので、かなり歩み寄る必要があります。
趣味や特技
まずは当たり障りのない趣味や特技を聞いてみてください。40代になると、少しずつ子供も自分の手からはなれていきます。自分の時間を自由につかえる年代に差し掛かるのです。
『趣味はなんですか?』と聞いてもお見合いのようで堅くなります。また会話としても広がりにくいでしょう。もう少し崩したネタの振り方を考えてみてください。
『〇〇さん、お酒好きなんですよね。よく行かれるお店はありますか?今までどれくらい飲んだことありますか?』
『猫飼われていると聞いたのですが、うちも飼いたいと悩んでいて。猫はしつけ大変ですか?』
『ジムに通われているんですよね。トレーニングはどれくらいしていますか?』
事前に情報があると具体的な話や質問ができるので良いでしょう。また自分が興味あるので知りたいということを全面に出すと、詳しく教えてくれて話も広がっていきます。
バブル時代
バブル時代は、テレビの情報でしか知らないことも多いでしょう。そこで40代の大好きなバブル時代ネタを投入してみてください。
お金の使い方や夜の遊び方など、驚くことも多いでしょう。また昨日のことのように思い出して熱く語り始めてくれるものです。
『交際していない女性にもブランド物をプレゼントしていたんですか?』
『電車があるのにタクシーに乗るのが当たり前の世の中だったのですか?』
『しもしも~って本当に使われていたんですか?』
今やバブルがネタになっており、若い人にもバブルメイクやバブル曲が人気です。自分の知っていることや聞いてみたいことを伝えて会話を楽しみましょう。
女性の相談
バブル時代を生きてきた40代は、女性経験も豊富にあります。当時は1人の男性に複数の彼女がいるというのもよくある時代だったので、プレイボーイも多いのです。
そこで女性の口説き方や扱い方について伝授してもらいましょう。もちろん昔のことであれば、参考になるかはわかりません。ただ会話のネタのとしては盛り上がるでしょう。
『好きな女性が振り向いてくれたことないんですけど、何がダメでしょうか』
『女性へのプレゼントで喜ばれるのはどんな物ですか?』
アドバイスをもらうように質問をすると良いです。きっと当時を思い出して、自己流の定義を教えてくれるでしょう。