無視されている理由を聞いてみる
上司が無視をする理由の一つに、「何かしらイライラすることがある」というのは間違いありません。満たされていて幸せなら、人にそのような態度をする必要が無いからです。
あなたの態度が悪かったとか、言い方が気に入らなかったという場合もあるでしょうし、単なる八つ当たりの場合もあるでしょう。しかし、どちらにしてもイライラがあるはずなのです。
上司に「何が原因で無視をするのか。直せることなら直したいので理由を教えて欲しい」というのもおすすめです。上司がイライラする理由を言えば、スッキリして無視が解消するかもしれません。
その不満を言えないから、イライラして無視をする場合も多いです。色々と不満をぶちまけた後に、「いや自分も悪かった」と冷静になり謝ってくるかもしれません。
まずは原因を探るためにも、ストレートに聞いて視るのも一つの方法です。
放っておく
上司の無視がなかなか直らない場合、もう放っておくというのも一つの方法です。何かするたびに反感を買ってしまうのなら、何もしない方が良い場合もあります。
自分は上司に素直に気持ちを打ち明けた。謝れるところは謝った。それでも無視をやめてくれないという場合は、もう放っておきましょう。これ以上は何も出来ませんし時間に任せるのが一番です。
自然に身を任せて時間が経つことで、無視するターゲットは他に移るかもしれませんし、上司も無視に飽きるかもしれません。放っておくことで上司も冷静になり、無視がなくなる場合もあります。
無視する上司のお気に入りに相談する
無視をする上司がいる場合、つい上司と反対の勢力と仲良くしてしまいがちです。無視をする上司と仲の良い人は、自分の悪口を一緒になって言っているのでは?と不安になるからです。
しかし、上司から無視をされてどうしようもない場合、あえて上司のお気に入りの部下と話してみるのもおすすめです。上司と仲良くしているということは、扱いが上手いということだからです。
相談をしてみると、「こういう言い方は嫌う人だよ」と、地雷のポイントが見えてくるかもしれません。また、「このお菓子を差し入れると機嫌が良くなるよ」など、コツも聞くことができます。
どうせ私よりも気に入られているし…なんて敬遠せずに、上司のお気に入りだからこそ、その理由を探りましょう。上司の扱いを教えてもらうことで事態が改善する余地は十分にあります。
会社のトップに相談する
色々試してみたけれど、上司の無視が改善されないという場合は、思い切って上司よりも上の立場の人に相談する方法もあります。上司が無視をするのは、自分よりも立場が下だからです。
どうせ上司である自分には逆らえないと思うからこそ、無視をしてストレス発散をしている可能性もあります。そこに上司よりも立場が上の人を連れてきたらどうでしょうか?無視はできません。
一人の従業員を怒鳴ったり、プレッシャーをかけたり、無視をするというのはパワハラ行為に当たります。近年、職場でのパワハラ問題などが取り上げられるので、会社としても無視はできません。
訴えられたり、自殺騒ぎにならないように親身になってくれる場合が多くなってきましたので、一度は上司の上司に相談しましょう。無視はいけないときちんと叱ってくれるかもしれません。
あなたにも非があるかもしれませんし、上司にも非があるかもしれません。お互い悪い所はあるけれど、どうしても立場に上下関係があると解決が難しい場合もあります。
あなたと上司、どちらにとっても目上の人を中立に立てることで客観的に解決してくれることが期待できます。その時には、これまでの自分なりの努力も添えるようにして下さい。
自分なりに改善しようとした。謝ったり、理由を聞いたけど無視を辞めてくれないと言えば、あなたの味方になる可能性は十分にあります。
転職または異動する
色々試してみたけれど、結局上司が態度を改めてくれなかったり、一時的に直ってもすぐに戻る場合もありますよね。トップに相談しても適当に処理されることもあるでしょう。
そういう時には最終手段として、転職や異動願いを出すことも視野に入れることも考えましょう。自分なりに一生懸命やってきたけれど、相手がいることなので、努力が届かない場合もあります。
会社は一日の大半を過ごすところであり、それを1週間のうちほとんど毎日通うことになる場所です。ストレスフルでずっと耐えている必要はありません。
「逃げたと思われたくない」「負けたと思われたくない」という気持ちから無理をしてしまう人も多いですが意味はありません。意地を張って精神的な疾患になったり体調を崩すのは残念なことです。
やるだけやったと思えたら、自分の気持ちと折り合いをつけて、次の環境に移ることも視野にいれて下さいね。
自分のことは自分で守る!
上司が無視する理由や、対処法について紹介しましたがいかがだったでしょうか?誰でもイライラすることもありますが、あまり度が過ぎる場合は対応を考えることも必要です。
上司を立てて、自分なりに努力をすることも忘れずにすることはもちろんですが、自分を大切にすることも忘れないで下さいね!