仕事を辞めたいと考える人の理由として、もっとも多いのが『人間関係』です。とくに上司の存在は影響力もあるので、強いストレスになるでしょう。
しかし転職するのは簡単なことではありません。また仕事を変えるというのは、人生の中でも一大イベントとなることです。
自分の人生を上司の存在だけで変えてしまうのは、不本意で避けたいことでしょう。そこで、自分なりに上司へのストレスを軽減する努力から始めてみてください。
今回は上司がストレスで会社を辞めたいと悩む人への対処法を紹介します。勢いで辞めて後悔する前に、ぜひ参考にして実践してみましょう。
上司がストレスで辞めたい…対処法10選とは?
関わらないようにする
上司にストレスを感じているのは、あなたにとって上司の存在が大きいからでしょう。つまり日常的に関わる機会が多いからです。
例えば、嫁姑問題でも同じようなことがいえます。嫁と姑が年に1~2度しか会えない距離の場合、関係は良好であることがほとんどです。
しかし家が近くて頻繁に行き来する仲であると、関係は悪化します。同居なんてことになれば、存在がストレスでしかないでしょう。
つまりストレスを感じる相手は、距離感が近い相手だということです。接点が多いからこそ、小さなことまで気になってしまいます。
そこで上司との接点を極力なくして、関わらないようにしてください。もちろん実際には年に数回会う関係にはなれませんが、それくらい心を離しましょう。
- 遠い島の人
- 自分には関係ない人
- 年に数回会話すれば良い人
このように意識してください。挨拶や業務上の関わりは避けられないですが、それは別の人だと割り切って対応すれば大丈夫です。
ストレスになっていることを紙に書き出す
あなたにとって、ストレスとはどのような出来事でしょうか。人によってストレスと感じることに違いがあります。ただストレスというのは=嫌なことというわけではないのです。
生活をしているうえで、
- 苦痛なこと
- 圧迫感があること
- 悲しいこと
など負の要素はストレスに直結します。
それ以外にも、
- 期待していること
- 歓喜したこと
- 緊張していること
といったことでもストレスを感じるのです。
ストレスとは、心に刺激があったときに生まれるものといえます。つまり普通に生活をしていれば、誰でもストレスは抱えるのが通常なのです。
そこで上司から心に受けた刺激について、良いことも悪いことも紙に書き出してみましょう。ストレスだと感じていたことが、意外にも負の要素でないことも多いです。
例えば、「次のプレゼンは、君に期待しているぞ!」と威圧的に言われ続けるとストレスになりますよね。しかし紙に書き出してみると、上司は期待してくれているだけだと気がつきます。
文字にして客観的に見つめることで、新しい気づきがあるのです。そうすれば、やみくもにストレスに潰されることもなくなるでしょう。
また書き出すという行為をすると、頭の中が整理されます。文字にするには、ある程度のことを要約する必要があるからです。
頭で整理した内容を書き出すことで、心のモヤモヤやイライラが浄化されていきます。スッキリとした気持ちで対応できるようになるでしょう。