芸術肌でアーティストなどに多い
芸術家やアーティストには天真爛漫な人が多いです。よく、芸術家やアーティストは普通とは考え方が違うと言われることがありますよね。一般的な枠で収まらないことからそう言われます。
芸術肌な人や、実際のアーティストは自分の感情をむき出しにして歌や絵、彫刻などで表現をします。気分の乗っている時には没頭して何時間も費やすことも珍しくありません。
天真爛漫な人は、自分の好きなことを優先させます。普通の人のように、「これがしたいけれど、今は我慢だな」という一般的な判断はありません。「今」と思ったら今なのです。
その溢れ出る気持ちや考えを作品に残すため、インスピレーションを大切にする人も少なくありません。今のひらめきが新鮮なうちに、その時の勢いや気持ちの盛り上がりで作品を作る人も多いです。
「天才と馬鹿は紙一重」と言われますし、「芸術は分からない」なんて言われることもあります。例えば画家だと相手にどう思われるかなんて気にしない。どういう絵が好まれているのか知らない。
自分の好きな物を好きなだけ、好きなシチュエーションで書くこと。自分の好きなことにとにかく没頭することにたけています。天真爛漫な人は、アートの世界で成功する人が多いです。
没頭したらずっとそのことを好きなだけすることも多いので、天真爛漫な人は芸術家タイプだと言えますね。
合う合わないがはっきりする
天真爛漫な人は、合う合わないがはっきりしやすいです。普通の人は、ケンカをするなどしないと合わないなとは思わないですよね。しかし、天真爛漫な人は違います。
自分の感情に素直なので、何でも思ったことを口に出し、気になることがあれば好きなタイミングで始めてしまいます。自分を犠牲にしないので自由人と言えるでしょう。
非常にオープンな性格なので裏表も無いですし、何を考えているのかと探る必要もないので一緒にいて楽だと言う人もいます。明るくポジティブなので楽しいと感じる人もいるようです。
特に飲み会やレジャーなど、楽しくみんなで遊ぶことが好きな人は、「あの人がいると盛り上がる」と必ず誘ってくれます。もちろん、天真爛漫な人も喜んで参加するでしょう。
しかし一方で、天真爛漫な人とは合わないし、苦手だと感じる人もいます。嫌いというのではないのですが、その言動の自由さに苦手意識を感じる人も多いです。
何でも思った通りに口に出してしまいますので、ズケズケと話を突っ込んでくる人という印象を持たれることも少なくありません。特に、口下手な人からすると返事の仕方に困ることもあるでしょう。
一生懸命みんなの調整役をしている時に、「俺いかなーい」とその時の機嫌ですねてしまったり、自由にされると困る人もいます。子供のような言動が目立つ天真爛漫な人を苦手に感じるのです。
日本人は本音と建前があり、大人になると上手く使い分けてその場の雰囲気を無難な方にもっていきますよね。それが天真爛漫な人にはできません。
人によっては上辺だけでもだいたい人と足並みを揃えてくれた方が楽だという人もいるでしょう。「もう!またあの人!」と自由さに手を焼く人は、合わないなと苦手意識を感じられてしまいます。
誰とでも対等に接する
天真爛漫な人は、誰にでも対等に接することが多いです。あの人は嫌だから言うことを聞いておこうとか、この人は自分よりも下だからガツンと言おうということはありません。
基本的に平和主義ですし、人と比べてどうこうというよりも「自分が楽しいかどうか」を優先します。そもそも、他人の言動が気にならないからこそ自由人でいられるのです。
他人の言動が気にならないということは、他人からどう思われるのか、どういう風に思われたいかもあまり考えていません。たとえ嫌がられたとしても「寂しいなぁ」で終わります。
自分が苦手と思われていることに対して寂しさは感じても、それでずっと悩むことも少ないです。楽しめる時には楽しみ、なるべくポジティブに過ごすことが素で出来ているのが天真爛漫な人です。
誰とでも対等に接するので基本的には嫌われませんし、裏表がない人物として受けいれられます。
「悪気はないんだけどねぇ」と何だかんだ許されてしまうのも、天真爛漫な言動のおかげと言えるでしょう。みんなと仲良し。みんなで楽しくがモットーです。
人を信じやすいため悪い人に騙されやすい
天真爛漫な人は子供と似ているところがたくさんあります。面白いと思ったり、良いなと思ったことにはあまり深く考えずに参加します。人を疑うことをせず、すぐに信じてしまう傾向にあります。
可愛いと思われる仕草ではありますが、周囲の人が必ずみんな良い人というわけではありませんよね。中には悪い人や騙そうと思って近づく人間もいます。
天真爛漫な人は、騙しのターゲットになりやすい傾向にあります。例えば詐欺。テレビで見るようなものでなくても、お金を貸して欲しい人などからすれば簡単です。
ちょっと仲良くなって、可哀想な話をして、少しお金を貸してくれないかと言えば、すぐに信じると思われます。実際に、「え?そうなの!」とお金を出してしまう人もいるでしょう。
また、天真爛漫な人は、儲け話や都合の良い話も、興味があればすぐに契約をしてしまう傾向にあります。人に相談をしたり、おかしいなと深く考えることがないことが裏目に出てしまいます。
もしも借金になったとしても、本人はあっけらかんとしているかもしれません。「騙されたんだよー。今お金ない」という人もいるでしょうし、落ち込んだ後、仕方ないと割り切る人もいるでしょう。
しかし、天真爛漫な人は一度借金をしてしまうと最悪です。基本的に自分の欲求を我慢することがあまりできないタイプなので、借金があっても生活が変わりません。
ちょっとくらいいいや。このくらい大丈夫と軽く考えて現状を理解していないまま自由に過ごしていたら、借金が多くなっていたということもあります。あまり信じすぎるのも考えものですね。
リアクションが大きい
天真爛漫な人は、基本的にリアクションが大きいです。サプライズなどされるととても喜び、周囲にやって良かったなと思わせる可愛さがあります。感情表現も豊かなので異性からもモテます。
女性の場合は「放っておけないやつ」と男性に思われ、リードするタイプの男性がお世話をしてくれることが多いです。男性の場合は、「もう!子供なんだから!」と母性本能で世話をされます。
リアクションが大きいので、大げさな…と思われることも多いですが、やはり悪い気を持つ人は少ないです。楽しく笑って、怒る時には怒り、リアクションが大きいので子供にも大人気です。
自分自身に恋人や子供がいなくても、友達や親戚の集まりで、よその子供から「遊ぼう」と人気者になることも珍しくありません。天真爛漫な裏表のない人柄を子供は見抜き、安心して遊びます。
子供も裏表がありませんし、楽しいことが大好きです。一緒に全力で遊び、色々な発見や楽しさを本気で共有してくれるので仲間として認識されるのでしょう。
天真爛漫な人は、我慢や忍耐には弱いので、毎日の育児は苦痛に感じる人も多いですが、叔父叔母の立場ならベストに振るまえます。大好きなお兄さんお姉さんポジションを確立します。
常に気になってしまう存在
天真爛漫な人は、自分の好きなように振るまっている割には人から好かれます。異性からもモテることが多く、時には気を遣うタイプの人の方がつまらなく映り、損をすることもあるでしょう。
なかなか思いつかないアイデアで、「ここに行きたくなった!今度ここに行こう!」などと周囲を驚かせます。「良いね今度行こう」と言って、その場を流す大人は多いですよね。
でも、天真爛漫な人は違います。ただ単に話を合わせたり、「いつかね」で終わらせません。じゃあいつ行く?今週末行く?というように、なるべく早い段階で実行させようとします。
その行動力は、周囲をワクワクさせますし、次は何を思いつくのだろう。何をするのだろうと期待させます。「あの人といたら面白いよ」と思われる理由の一つがその突拍子もない性格です。
次はどう動くのかを見ているうちに、天真爛漫な人のことを考える時間が増えて行き、好きになったというパターンは多いです。素でいる楽しさを与えてくれるので、居心地も良いと思われます。
人に頼るのが得意・頼られるのも拒まない
天真爛漫な人は、忍耐力がないという評価をされることもありますが、とても甘え上手です。「難しいなぁ。手伝って」と助けを素直に求めます。また、手伝うと全力で喜びます。
「すごい!早かったから助かった!」と大喜びしてくれますし、助けてあげて良かったと思わせるテクニックを持っています。甘え上手な天真爛漫な人は、頼られることも嫌がりません。
自分だけ助けてもらっておいて、頼られたら面倒だと逃げる人は嫌われますよね。でも、天真爛漫な人にはそれがありません。嫌な顔せずに引きうける場合が多いです。
持ちつ持たれず。お互い様という意識はあまりないようですが、深く考えたりしないのでお願いされると承諾するようです。純粋に「大変だね!手伝うよ!」と思ってくれます。
天真爛漫な人は自由人だと思われることも多いですが、きちんと相手を思いやる心を持っています。気さくで優しいですし嫌われる要素は実は少ないのです。だから友達も多いのかもしれませんね。
天真爛漫な人は自由人
天真爛漫な人の特徴についてまとめましたが、いかがだったでしょうか?悪い人ではないけれど、苦手だなぁと思っていた人は少しは理解することができたでしょうか?
確かに、天真爛漫な人と付き合う時には振り回されることも多いです。「こっちが合わせているのに!」と思うとイライラします。しかし、そもそも合わせて欲しいと思っていない場合も多いです。
あなたはあなた。私は私のスタンスでいることができるので、慣れてしまえば楽だと言えます。苦手意識を最初から持たずに、まずは簡単な会話から接するようにして下さいね!