気性が荒い人の4つの特徴・原因・治し方とは?男女別に付き合い方も紹介!

性格

感情が安定していることは、成熟した大人の条件です。些細なことで感情がぐらつき、しかもそのせいで周りに当たり散らすような人は、子供と変わらないといわれても仕方ありません。

にもかかわらず、いい年をした大人が「キレている」のを見かけることは、決して少なくありません。

コンビニや飲食店で、客の立場を利用して店員さんに怒鳴りつける人がいます。会社では上司という立場を利用して、部下をパワハラで苦しめる人もいます。

穏やかに暮らすためには、気性の荒い人に振り回されないことが必要です。

そこで今回は、気性が荒い人の特徴を詳しく見ていきます。気性が荒くなる理由を知ることで、うまく距離を置けるようになりましょう。

気性が荒い人の4つの特徴・原因・治し方とは?男女別に付き合い方も紹介!

すぐに不機嫌になってしまう

まずは、気性が荒い人の行動について見ていきましょう。気性が荒い人に特徴的な行動として、「すぐに不機嫌になってしまう」という行動が挙げられます。

普通の人なら多少嫌なことがあっても、露骨に不機嫌な様子を見せたりはしません。周囲の人たちを嫌な気持ちにさせてはいけないと思うからです。

しかし気性が荒い人は、周りの人たちの気持ちなど考えません。何か思い通りにならないことがあると、すぐに不機嫌になってしまうのです。

たとえば、会社で部下が思った通りに動いてくれない場合を考えてみましょう。部下に対して「今日までに提出するように」と伝えたはずの書類が、まだ提出されていないとしましょう。

普通の上司なら、書類の件について部下に確認することから始めます。部下が忘れてしまっていたのなら、しっかり反省するように促します。その際、感情的に怒鳴りつけないよう注意します。

しかし気性の荒い人が上司だと、感情的に行動してしまいます。書類を忘れた部下に対して、ストレートに怒りをぶつけます。部下の反省を促すというより、感情を爆発させるだけです。

また、書類を忘れた部下以外の第三者に対しても、露骨に不機嫌な様子を隠そうとしません。関係のない人に対しても口調が乱暴になるなど、誰彼かまわず当たり散らしてしまうのです。

自分には甘い

「自分に甘い」というのも、気性が荒い人の大きな特徴です。他人の失敗に対しては声を荒げて非難する一方、自分の失敗については見て見ぬふりをしようとするのです。

たとえば、先ほど例に挙げた「気性の荒い上司」が、会議の日時を部下に伝え忘れていたとしましょう。

会議の時間が近づいても部下が準備を始めないので、気性の荒い上司は部下を怒鳴りつけます。しかし、よくよく話を聞いてみると、上司の連絡ミスが原因だと判明しました。

普通の上司なら、ここでしっかり謝罪をします。自分のミスが原因で部下に迷惑をかけたことを、誠実に謝ろうとします。

しかし気性が荒い上司の場合は、自分の非を認めようとしません。他人のミスに対しては猛烈に責め立てる一方で、自分のミスはなかったことにします。

会議の日時を伝え忘れていたことを謝るどころか、逆に部下を責め始めます。「なぜ自分から確認しようとしないんだ!」「俺はお前より忙しいんだ!」などと、理不尽な暴言をぶつけます。

また、部下に対して責任転嫁しているという後ろめたさが、不機嫌さに拍車をかけます。部下に責任がある場合よりも、かえって気性が荒くなってしまうほどです。

気性が荒い上司の怒りには、筋というものがまったく通っていません。そのため、上司の怒りが収まるのを我慢して待つほかないのです。

周りの意見を聞かない

周りの意見を聞かないというのも、気性が荒い人の特徴です。いったん機嫌を損ねてしまうと、誰の言うことにも耳を貸さなくなります。

たとえば、ベンチャー企業の経営者を例にして考えてみましょう。

新しいサービスを手がける計画があることを、従業員の前で明らかにしました。しかし、従業員たちは上手くいくか不安そうな顔をしています。

不安そうな従業員たちを前に、経営者は怒号を飛ばします。自信満々で発表した新サービスの計画を、従業員たちに否定されたように感じたからです。

経営者「始める前からそんな弱気でどうするんだ!」

従業員「もう少し市場調査をして、事業内容を詰めた方がいいと思うのですが」

経営者「ビジネスはいかに早く始めるかが肝心なんだ!」

いったん機嫌を損ねると、従業員の意見は耳に入らなくなってしまいます。どんなに正しいことを言われても、自分に対する攻撃にしか聞こえなくなってしまいます。

意固地になるあまり、新サービスの計画は完全無欠だと思い込んでしまいます。何を言っても聞いてもらえないので、従業員としてはただ見守るしかなくなってしまいます。

経営者の気性の荒さは「新サービスを必ず成功させる」という信念の強さの表れでもあります。ただ、だからといって従業員の話を聞かなくなるのも問題です。

周りの意見を聞かなくなってしまうと、いずれ孤立の道を歩むことになります。

わがままでマイペース

気性が荒い人には、「わがままでマイペースな行動が多い」という特徴もあります。不機嫌になったり怒り出したりする前の段階から、わがままな行動が目立つのです。

たとえば、大学のサークルの中に1人だけ、気性の荒いメンバーがいるとします。思い通りにいかないとすぐ不機嫌になって当たり散らすため、周囲からは完全に厄介者扱いされています。

誰もまともに関わろうとしません。ミーティングをドタキャンしたりしても、誰からも批判されません。怒らせると面倒なので、誰も波風を立てようとしないのです。

しかし本人は、厄介者扱いされていることに気づいていません。「サークルのみんなが自分のわがままを聞いてくれている」と勘違いして、いい気になっているのです。

そのため、ますます調子に乗ってしまいます。気性の荒いメンバーのわがままな行動は、どんどんエスカレートしていきます。

つまり気性の荒い人は、周りの人たちから甘やかされてしまうのです。甘やかされ続けた結果、子供のようなわがままな行動をするようになるのです。

しかし、わがままをできるような状況は、そう長くは続きません。周りの人たちにも、我慢の限界があるからです。

我慢できなくなった周りの人たちは、気性の荒い人を見捨て始めます。そのうち、気性の荒い人の周りには誰もいなくなってしまうのです。

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