あなたは運命の人の存在を信じているでしょうか。運命の人というものに、正解はありません。だからこそ曖昧で、不確かなものですよね。
しかし世界中に数十億もの人がいる中で、たった1人の人に恋をするのは、奇跡のようなことです。それが両思いともなれば、運命である証拠でしょう。
『信じるものは救われる』という言葉があるように、運命の人の存在を信じれば出会うことができるのです。大切なのは、自分で見極める力をつけておくことでしょう。
そこで今回は、運命の人の特徴と見分け方について徹底的に紹介していきます。少しでも運命の人の存在を信じる気持ちがある人は、参考にして探してみてくださいね。
運命の人の特徴と見分け方とは?
運命の人とは?その意味や定義について
そもそも運命の人とは、どのような人のことを指すのでしょうか。
- 結婚した人
- 人生の最後の日を共にした人
- 生涯で一番愛した人
- 何度も出会う人
という明確な定義はありませんよね。
人によって運命の人の感じ方には、個人差があるでしょう。また結果的に感じることであって、最後まで『誰が運命の人なのか』は、わからないことでもあります。
それでも多くの人が、運命の人を信じているのは、希望や期待があるからでしょう。自分には運命の人がいると考えるだけで、前向きな気持ちになれるからです。
運命の人の考え方
運命の人とは、
- 赤い糸で結ばれている
- 前世でも結ばれていた
- 自分の意志と関係なく出会う
というのが、一般的な定義とされています。
有名な映画でいうと、『ロミオとジュリエット』は、わかりやすい運命の人との出会いを描いています。
出会うはずのない2人が惹かれ合い、自分のすべてを捨てて愛し合おうとするのです。最後には、命まで捧げてしまいましたね。
この映画を見れば、2人が『真実の愛』で結ばれた『運命の人』なのだと感じるでしょう。現実に同じような状況になることはないですが、これが運命の人との究極の愛なのです。
理性も吹き飛び、心が求めてしまうような気持ちになります。自分でさえも止めることの出来ないような吸引力があるのです。
運命の人と結婚に対する意識調査
結婚は一生の愛を誓うものです。当然、結婚相手は運命の人であると感じるでしょう。しかし離婚率も増えていることから、必ずしも結婚相手が運命の人であるとは限りません。
実際に結婚をしている人の4割が、『今の結婚相手を運命の人だと思わない』と回答しています。結婚しているのに、運命を感じていないということです。
また『今の結婚相手を運命の人だと思う』と回答した人が運命を感じたタイミングにも面白い結果が出ています。
運命を感じたのは『付き合ってからプロポーズまで』という回答が半数近くを占めているのです。つまり、出会いが実を結ぶ過程で運命という意識が強くなるということです。
ロミオとジュリエットも、もし生きていたら運命の人は変わっていたかもしれません。一番感情が高く熱い時に、一緒に命を絶ったからこそ、運命の人になれたのでしょう。
結婚していたら、価値観の違いで別れていた可能性もあるということです。あくまで推測であり、夢のない話ではありますけどね。
ただ運命の人というのは、感じるタイミングにもポイントがあるといえるのではないでしょうか。
運命の人と出会えば幸せになれるのか
運命の人がいるなら、確実に出会いたいと思いますよね。そうすれば幸せになれると信じているからでしょう。
しかし、運命の人に出会えば幸せになれることが保証されているわけではありません。辛く悲しいこともあります。不幸になってしまうこともあるでしょう。
相手の運命の人が自分とは限らない
あなたにとって運命の人でも、相手の運命の人は誰だかわかりません。必ずしも運命の人が一致するというわけではないのです。
あなたが運命の人だと感じた人は、
- 恋人がいる
- 既婚者
- あなたに興味がない
という可能性も考えられます。
せっかく出会えても、片思いを続けることになるのは悲しいことです。でも実際に、このようなことは起こりえることでしょう。
運命の人との辛い恋もある
ロミオとジュリエットは幸せだったのでしょうか。運命の人であったのは確かでしょう。しかし身分の違いなどから、周囲には猛反対をされました。
逢いたいのに引き裂かれてしまう恋です。そして最後には、命まで失ってしまう結果になりました。これは辛い恋ですよね。
自分も含め、周囲の人を巻き込むような辛い恋もあります。運命の人だからといって、必ずしもハッピーエンドであるとは限らないのです。
結ばれた先の未来はわからない
運命の人だと確信して、結婚できたら幸せですよね。しかし、結婚はゴールではありません。結婚してから、現実の生活がスタートするのです。
どんなに運命の人だと感じていても、結婚生活がうまくいく保証はありません。別れてしまうこともあるでしょう。
運命の人だと信じた恋であっても、結果的に運命が持続するかは自分たち次第でしょう。あくまで運命とは出会いであり、持続するものではないといえるでしょう。
一瞬であっても最高の恋に落ちる人
運命の人とは、必ず幸せになれるわけではありません。そして将来が確約されているわけでもないのです。じゃあ何を運命と呼ぶのか…難しいですよね。
運命とは、『たった一瞬でも最高の恋に落ちる人』なのです。体に電撃が走るような衝撃的な出会いをして、自分の気持ちが抑えられないほどの熱い恋をする相手。それが運命の人です。
もしかすると、絶対に結ばれない人かもしれません。
もしかすると、絶対に幸せになれない人かもしれません。
もしかすると、明日には離れてしまう人かもしれません。
それでも『今』という一瞬に意味があり、価値があるのです。今までにない最高と思える恋に落ちたら、その気持ちを運命だと認識してみましょう。
運命の人に出会わない人もいる?
運命の人は、誰にでも必ずいるものです。しかし世界中のどこに存在しているのか、わかりませんよね。会えないまま終わってしまう人もいるのでしょうか。
運命の人に出会わない人は、いません。もし出会わないとすれば、それは運命の人でない証拠です。運命の糸に引き寄せられるようにして出会うのが、運命の人なのです。
ただ運命の人に出会っていても、気づかなければ出会っていないのと同じでしょう。大切なのは、運命の人だと認識することです。
意識することで、自分がとる行動は変わります。何も意識しないと、運命の相手を逃してしまうことになるのです。
自分だけが運命の人と出会えない…。
他の人は運命の人がいるのに…。
と、卑屈になることはやめましょう。必ず、あなたにも運命の人はいるのです。いつかどこかで出会えることを信じていてください。