恋愛で大切な距離感とは?
人を好きになると、少しでも好きな人と一緒にいたいと感じるものですよね。片思いであればもっと仲良くなりたいし、両思いでお付き合いしていても、もっと一緒に過ごしたいと思うもの。
ただ、ずっと一緒にいると喧嘩をしてしまったり、なんだかマンネリを感じて来たりと、いいことばかりでもありません。飽きてきたと彼に思われてしまうことだってあるのです。
もちろん自分が彼に対して良くない気持ちを持つこともあり得ます。だからといって離れすぎてしまえば、二人の気持ちも離れてしまったりしないかと心配ですね。
二人が近づきすぎるのも、遠ざかってしまうのもどちらも問題があります。恋愛中の距離感というものはなかなか難しいものです。どのくらいの距離感が最適なのでしょうか?
彼とうまくやっていけるような、恋愛で大切な距離感についてご紹介します。
付き合う前
草食系には積極的に近づく
草食系の男子は、優しくて普通に友達にもなれますが、恋愛にはそれほど興味がないといったタイプです。付き合う前には、まず彼との距離をどんどん縮めていくことを心がけた方が良いでしょう。
彼の方からは多分何も始まらないなと考えられる草食系に対しては、こちらから積極的に近づくしかありません。まずあなたの方から話しかけたり、遊びに誘ったりしていきましょう。
行動してアピールしていかないと、好意にすら気づいてもらえないからです。仲良くなるにも、お付き合いを目指すにも、まず存在を知ってもらうことが基本です。
ただあまりガンガンと行きすぎても、引かれてしまう可能性も大いにあります。恋愛感情を見せすぎず、仲の良い友達から気づいたら仲良くなっていた、という状態を目指しましょう。
肉食系は時間をかける
恋愛にも積極的で、好意もはっきり示してくれそうな肉食系の男子。好意を持ってくれていたら、向こうから告白もしてきてくれるような人です。
自信もあって、行動力もある男性だと、そのままあっという間に距離を縮められそうですよね。ただし、気をつけるべきところもあります。
彼の気持ちがはっきりわからないうちは、たとえ態度が積極的でも様子を見てみることです。特にボディタッチやLINEが多い男性には、あえて少し距離をおいてみましょう。
気持ちをストレートに表し、一途である肉食系だからこそ、本気度を確かめるのです。女性に慣れている人も多いので、遊ばれたり軽く見られたりしないためにも、あえて時間をかけましょう。
本当にあなたのことが好きなら、大切にしてくれるはず。あなたも焦らないでよく相手を見極めましょう。
自分の時間も大切にする
片思いをすると常に彼のことを考えてしまいがちです。いつも思ってしまうのは恋愛では仕方がありませんが、振り回されてしまうのは良くありません。
付き合う前には、相手に好かれたくて色々と行動していることでしょう。時には悩んだり、悶々としてしまったりすることも出て来るでしょう。
ただ、好きな人を思うのは良いことですが、どんな時も自分を大切にするということです。自分の時間を大切にして、相手に振り回されすぎないような距離感を心がけましょう。
彼のことを考えすぎないようにして過ごすことができれば、彼との関係もストレスを溜めずに進められるようになります。
あなた自身がしっかりと過ごしていれば、彼と会った時には自然な態度が取れるはずです。素敵なあなたを見てもらったほうが、お付き合いが始まる可能性が高いというものです。
付き合った直後
会いたいなら、会いたいだけ会う
付き合い始めは、お互いに距離を縮めたいと思っている時期でしょう。ただお互いのことがまだよくわからない事もあり、なかなかいい距離感がつかめないというのも事実です。
単純に緊張したり、恥ずかしかったりという感情が強いでしょう。また、こんな事をしたり言ったりすると嫌われたり引かれたりしないかと、不安に思っているものです。
考えすぎず、まず素直になることが大切です。会いたいと思えば、会いたいだけ会いましょう。束縛するのとも制限するのとも違いますが、感情を優先させてみるのも大切だということです。
せっかく付き合い始めて気持ちも高ぶっているのですから、自然に行動してみる事です。そのうちに二人の行動や考え方がわかってくると、気持ちが落ち着いてくる時がちゃんと来ます。
3ヶ月くらいすれば自然と会いたい気持ちも減る
付き合って3ヶ月ほどになると、最初の頃ほどの会いたい気持ちが減ってきたなと思う事があるでしょう。それは気持ちが冷めたとか飽きたということにすぐ繋がるわけではありません。
二人の距離感が程よくなってきたということです。お互いにいて当たり前の存在になってきて、関係が安定してきているので、良い事だと言えるでしょう。
これからもっと長くお付き合いを続けて、良い関係を続けていくことを考える時期に差し掛かり始めたということでもあります。
彼がいることに感謝しつつ、自分のために過ごす時間も取れるようになっていきましょう。会った回数や月にどのくらい会えたなどは、もう二人には大きな問題とはならないはずです。
付き合い始めほどの頻度がなくても、あった時は嬉しいし、会えない時でも不安に感じないことが増えるでしょう。
付き合って半年~
LINEの頻度は減らす
お付き合いも半年くらいになると、最初の頃とは違った二人の関係ができて来ていることでしょう。お互いの心地よい距離感を考えていく時期でもあります。
例えばLINEの頻度を減らす事をおすすめします。付き合い始めは会っていない時でも頻繁にLINEのやり取りをしていたかも知れませんが、それを意図的に減らしてみましょう。
会った時に二人の近況を報告しあうようにして、会った時にも新しい会話ができるようにしておくということです。また、会っていない時にまで干渉しない、束縛しない、ということでもあります。
それぞれに個人の時間も持ち、自分だけの経験や成長する期間を持つということです。そうすることで次のデートが楽しみになりますし、会った時の刺激も感じられます。
デートプランを工夫する
付き合った当初のデートは何をしても楽しく、会うだけでも十分だったことでしょう。ただしこれからはデートプランにも工夫が必要になってくるでしょう。
お付き合いして半年すぎ、何度もデートを重ねてくれば、ただ会うだけでは物足りなくなってきてもおかしくありません。お互いの魅力が薄れたというわけではありませんよ。
二人がより良い距離感を取って過ごしていくためにも、どちらもが楽しいデートを出来るようにするということです。行った事のない場所に行ったり、新しい何かを始めたりするのでも良いのです。
また、毎週出かける必要もなく、デートの回数を減らしてみるのもたまには良いでしょう。常に同じ事をしたり、決めたりするのではなく、二人で変化を楽しんでみましょう。
恋愛の距離感は思いやりが大切
二人の距離感を考えることは、恋愛においては大切なことです。ただ気持ちに素直になるだけで何も考えずにいるより、関係を長続きできることになります。
決して関係を続けるだけが目的なのではなく、二人で幸せに過ごすための人間関係を作っているということです。そもそも恋愛の最適な距離感というのは、人によって違っているもの。
だからこそ二人のよい距離感を、お互いに考えていくことが必要なのです。そのためには、相手に対してお互いに思いやりを持って接することです。
伝えるべきことは伝えて、伝え方にも工夫をしましょう。こんなデートをしたい、メールはこのくらいで良いなど、話し合っても良いのです。
一番良い恋愛の距離感に、正解というものはありません。妥協し会ったり譲り合ったりして、二人の居心地の良い距離感を見つけていってください。