あなたの周りに、『なぜアイツが?』と思ってしまうようなモテる男性はいませんか?
特別イケメンでも目立つわけでもないのに、不思議とモテる男性は多く存在します。
このようなモテる男の特徴は、『女性の心を知り尽くしている』ことです。心理テクニックを利用して女性の心を自分に向けるのが上手いので、モテる男になることができます。
つまり心理学さえおさえておけば、誰でもモテる男になることができるということです。イケメンでなくても心配することはありません。
今回はモテる男が使う心理学を紹介していきます。自分にできそうなことから少しずつ試してみてください。あなたのモテ期が到来する日は近いでしょう。
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モテる男が使う心理学(心理テクニック)とは?
モテる男のタイプとは
モテる男性の要素はいくつかあります。ただ女性が好きな男性のタイプはさまざまなので、すべてを兼ね備える必要はないでしょう。
まずは自分が持っているものや身につけることができそうな魅力を把握しましょう。自分の武器を知ることで、モテるための戦略も変わってきます。
そこで一般的にモテる男の典型的なタイプを紹介するので、参考にしてください。自分が持っている魅力がわからない場合には、身近な人に聞いてみましょう。
誠実
好きな男性のタイプを聞くと女性の大半が口にするのが、誠実な男性であることです。誠実とは、私利私欲がなく真心を持って人や物に対することをいいます。嘘や偽りのない人のことです。
仕事にも恋愛にも・・何に対しても真っ直ぐな人からは、誠意を感じることができます。自然と人を信用させる心を持っている人は、女性からも絶大な人気を得るのです。
優しい
やはり優しいことは、男性がモテるためには欠かせないポイントです。優しいというのは、決して『なんでもしてあげること』ではありません。
相手の気持ちや立場を考慮して物事を見ることのできる人です。つまりは思いやりのある人こそが、本当にモテる優しいということになります。
たとえばデートをしていて、バッグや荷物を全部持ってあげる男性を優しいとはいいません。
それよりも高いヒールを履いて歩く女性を気遣って、歩幅を合わせてくれる男性のことを優しいといいます。
最近は草食系男子も増え、優しさを勘違いしている人も多くなってきました。決して女性を甘やかすことではないと把握しておきましょう。
真面目
中学生くらいのときには、真面目よりも少し不良男性の方がモテたりしますよね。大人や自由に憧れを持つ年齢だからこそ、道を外れている男性に興味を惹かれるのでしょう。
しかし大人になれば、皆自由になります。だからこそ、今度は真面目に道を歩いている人に安心を感じることができるのです。
真面目であることは、常に一生懸命です。見えないからと手を抜かずに、全力で考えて行動をしていると真面目であることにつながります。
寛容
『器が大きい』『心が広い』という言い方をすることもあります。寛容な男性とは、あまり心が乱れることがなく安定している人です。
とくに怒り・悲しみ・憎しみなどの負の感情は、あまり表に出ることはありません。たいていのことは仕方がないと思い流してしまう余裕があるのです。
この余裕がないと、5分遅刻しただけでも怒鳴ります。これでは一緒にいる女性は疲れてしまうでしょう。寛容であることは、女性にも余裕を与えてくれるのです。
エネルギッシュ
男性から生命力を感じると、男としての安心や信頼まで感じることができますよね。暗くて陰気だと、一緒にいてもパワーを吸い取られてしまうような気がするでしょう。
「やってみようよ」
「行ってみようよ」
「どうにかしようよ」
常に前向きでエネルギーに溢れていると元気や勇気をもらうことができます。このようなエネルギッシュな男性の周囲には、自然と女性が集まってくるのです。
さわやか
さわやかな男性とは、清潔感のある男性のことです。涼しげで清楚な印象を与えるだけで、外見の評価がとても高くなります。それがモテる要素となるのです。
さわやかさとは、まずは笑顔が眩しいことです。女性と目が合ったときに、輝くような笑顔を女性に届けるように意識してみてください。それだけでもハートをドキドキとするでしょう。
社交的で明るい
クラスや職場の中心にいるような男性は、いつでもモテる人でしょう。笑いが絶えずに、いつも明るい雰囲気を出してくれるような男性です。
お笑い芸人さんも同じですよね。格別イケメンでなくても、人気が高くてファンの女性も大勢います。この理由は面白いからなのです。単純に明るいことでパワーをもらえるのです。
社交的で明るいというのは、とても大きな武器です。人見知りしない男性は、どんどん積極的に話すようにすることをおすすめします。
素直
男性は大人になるにつれて、プライドが高くなります。ある程度のプライドは必要ですが、素直さをなくしてしまうと面白みに欠けてしまうのです。
いつまでも素直で純粋で少年のような心を忘れていない男性は、女性を惹きつける魅力があります。自分の心に嘘をつかないことも、時には必要なことなのです。
知的
知的であるというのは、決して学歴が良いことではありません。生活をしていくうえで、臨機応変に的確な判断や対応ができる人のことをいいます。
女性は『ここぞ』というときに優柔不断になることが多いです。自分の知識や判断に自信が持てず、不安になってしまいます。
そんなとき、男性が知識豊富で的確なアドバイスをしてくれると頼りになるでしょう。その知的さに思わずキュンとしてしまう女性が多いのです。
クール
クールな男性というと、冷たいだけのように感じるかもしれません。しかしクールさとは、ミステリアスな魅力にもなるのです。静かな男性ほど、女性は多くを知りたくなります。
自分のことばかりを語ろうとする男性も多いですが、少し寡黙さも意識してください。何を考えているのかわからないくらいの方が、モテる要素になるでしょう。
モテることと心理学の関係
モテることとは、持って生まれた才能だと考えている人もいるでしょう。しかし、どんなに美形でスタイルが良くてもモテない男性も存在しています。
なぜモテる要素を持っているのに、モテないのか。それは、女性の心理を理解していない恋愛下手であるからです。才能があってもテクニックがなければ、宝の持ちぐされになります。
反対に言えば、モテる要素がなくてもテクニック次第ではモテることができるのです。テクニックは努力で向上させていくことができます。
たとえば、恋愛における『つり橋効果』は有名な話ですよね。男女でつり橋を渡るとき、グラグラと橋が揺れる恐怖でドキドキします。このドキドキを恋愛だと錯覚するというものです。
そのためドキドキするシチュエーションの場所に行くことで、恋愛感情に陥りやすいという心理学効果が期待できます。これも恋愛テクニックの一つです。
このように相手の心理を利用することで、モテるようになります。むしろモテる男性は、自然と恋愛の心理学を巧みに操っている人だといえるでしょう。
モテる男が使う心理学
ダメな部分や弱いところを見せる
モテる男性とは、それだけでハードルが高いように感じます。女性からすると、完璧で手の届かない存在であるように思えるでしょう。
しかし、モテる男性はそのハードルの高さを上手く利用しているのです。女性に自分のダメな部分や弱いところを見せて、隙を作ります。そして女性を隙に入り込ませるのです。
「○○ちゃんにだから言えるんだけど・・」
「実は俺っていつも不安を抱えていてさ、○○ちゃんといると安心するよ・・」
「ダサいと思われるかもしれないけれど、最近仕事が全然うまくいかなくて参っている・・」
女性と2人きりになったときに、このような弱さを見せます。そして『○○ちゃん限定』で話しているというと特別感も与えるようにしてください。
手の届かないと感じていた男性が、自分にだけ弱みを見せてくれるのです。女性の心理として『私が必要なんだ』と思い込み、男性の虜になってしまうでしょう。
女性の求めているものを与える
モテる男性は、女性の言動をよく見ています。そして今どのような心情であり、何を求めているのかを察知する能力に優れているのです。
たとえば下を向いて落ち込んでいる女性がいたとします。この女性がなぜ落ち込んでいて、今どのようなことを求めているのかを的確に判断しなくてはいけません。
- 仕事でミスして落ち込んでいる
- 誰かに聞いてほしい話がある
- とてもお腹が空いている
- 自分に自信をなくしている
- 彼氏に振られてしまった
落ち込んでいる理由は、さまざまです。その理由によっては、対処法も大きく変わりますよね。モテる男性は、常に女性を見ているので対処法も的確なのです。
女性は自分が求めている言動をもらうことで、男性のことを特別な存在だと意識します。『こんなに私を理解してくれるのは、この人だけ』だと感じるのです。
そして与えてくれたものを、どうにかして返そうと考えます。それが少しずつ好意に変わるのです。モテる男とは、このようにして多数の女性の好意を集めます。
変化を褒める
男性は女性を褒めることを苦手とします。褒める部分を見つけることが苦手であり、また褒めるという行為に照れくささを感じてしまうのです。
しかしモテる男性は褒めるテクニックも上手に使います。そのとき目に見えるものだけでなく、以前との変化を褒めることで女性を喜ばせるのです。
たとえば、
「その髪型素敵だね」
「洋服似合っていて可愛いね」
「資料作成がとても上手だね」
など、そのとき感じたことを伝えるのも良いでしょう。
しかし、
「髪切って、さらに可愛くなったね」
「スカートめずらしいね、似合っているよ」
「最近資料がすごく見やすくなってきた」
など、比較して褒めると女性の心をつかむことができます。
なぜなら、『自分のことをいつも見てくれている』と感じるからです。適当に褒めているのではなく、心から感じてくれているのだと嬉しくなります。
この比較して褒めるというテクニックができる男性こそ、モテる男だといえるでしょう。女性のことをよく理解しているのです。
ターゲットを絞る
モテる男とは、自分の持っている武器を自覚しています。だからこそ勝負に挑む相手も見極めているのです。誰にでもモテようとはしていません。
そこで、まずは自分に好意を持つターゲット層を把握しましょう。これには『ないものねだりの心理』を当てはめて考えてみてください。人は自分にないものを持つ人に魅力を感じます。
たとえば、
低身長な女性→高身長な男性
優柔不断な女性→決断力のある男性
世間知らずな女性→経験豊富な男性
というように正反対の異性を好きになるのです。
つまり、自分の武器が高身長であれば低身長な女性をターゲットにします。背が高いことを存分にアピールして、女性を口説き落とすのです。
無理難題からの譲歩
このテクニックは、営業などでも使用される心理学的な手法です。覚えておくと、色々な場面で使えるテクニックです。ただ使いすぎると効果が薄れていくので注意してください。
これは、最初に相手がNOと言うであろう無理難題を要求します。そして次に本題の要求をすることで、相手が譲歩してOKをするという心理的効果があるのです。
たとえば「1万円貸して」と言われると、そんな高額貸したくないと感じます。そこで最初に「10万円貸して」と要求するのです。
相手が断ってきたところで「じゃあ1万円でいいから」と譲歩します。そうすると小額に感じて貸してしまうのです。これが恋愛においても通用します。
たとえば「俺と付き合ってよ」と急に言えば、普通の女性はNOと言います。そこで「じゃあ明日1日だけ付き合ってよ」と譲歩すると思わずYESが返ってきて、デートが実現できるのです。
この駆け引きを上手く使い、女性に思わずYESと言わせるのがモテ男でしょう。少し悪徳な気もしますが、心理を巧みに利用したテクニックなのです。
スリーセット理論を知る
人が人に与える第一印象とは、とても大切です。最初に感じたイメージは脳に記憶され、そのまま印象となって残るものです。
そのため第一印象を良くすることは、モテるための絶対条件だといえます。
スリーセット理論とは、出会ってから3回目までが勝負という意味です。1回目で印象を持ち、2回目で印象を確認し、3回目で印象を固定します。
つまり初回だけで気を抜かず、3回目までは最初の印象を貫いてください。そうすれば4回目以降で多少異なる印象になっても、もう大きくイメージが変わることはなくなります。
とにかく3回で勝負をつけるのです。というよりかは、初回で白黒はついています。モテる男性は、第一印象から3回目までを一貫させているのです。
ダブルバインド効果
ここでモテる男とモテない男と二通りのデートへの誘い文句を紹介します。
まずモテる男の場合、
「今週の土曜日か日曜日に映画に行こう」
と具体的な日程とともに、行く前提で土曜日か日曜日の二択を選択してもらいます。
一方モテない男の場合、
「今度映画に行きませんか?」
とデートへの意思を女性に確認してしまうのです。
前者の場合は、デートに行く気がなかったのに誘導尋問のように空いている方を答えてしまいます。もう映画に行くことは当然のように誘っているので、根底から断る勇気がないのです。
このように二者択一の状況を作ることをダブルバインド効果といいます。これなら振られずに、デートの約束ができるでしょう。モテ男は誘い方が何よりも上手いのです。
第三者を利用する
モテる男は周囲を使うことも上手です。異性のみならず、同性も自分のモテのために手伝ってもらいます。利用するというと言葉が悪いですが、うまく巻き込んでしまうと良いでしょう。
これは女性への高評価や好意は、第三者を介して伝えるというものです。そうすると、よりダイレクトに女性に気持ちが伝わる効果があります。
たとえば「君、可愛いね」とストレートに伝えると女性は真意なのかと疑う人もいるでしょう。
しかし「○○が君のこと可愛いといつも言っているよ」と言われると本当に感じてくれていると素直に受け取れます。
この第三者を介するという行為を上手く使うのもモテる男の技なのです。わざとらしくならないように、第三者という味方も作っていく必要があるでしょう。
一貫性の法則
モテる男とは、とにかくブレることなく一貫しています。この一貫性こそが、女性に知的さ・信頼・誠実さを感じさせているのです。
まずは自分の夢や目標を明確にし、常にそれを軸にして行動します。道に悩んだときには、原点に戻って夢や目標を確認すると良いでしょう。
売れないバンドマンは、お金もないのに女性からはなぜかモテますよね。経済力のある大手企業のビジネスマンよりも人気が高い場合もあるでしょう。
理由は、売れなくても音楽が好きというブレない夢があるからです。稼げなくても諦めずに夢を追い続けている意思に、一貫性を感じるからこそ応援したくなります。
貫き通す姿勢を女性にうまくアピールできる男性はモテます。女性の本能の動かし方まで心得ているのです。だからこそお金がなくても信用されるのでしょう。
ゲインロス効果
ゲイン=得る・ロス=失うという意味で、ゲインとロスの差を大きくすることで強い印象を残します。恋愛の心理学でいうゲインロス効果とは、いわゆるギャップを見せることです。
モテる男は、女性にギャップを見せるテクニックで印象を与えます。そして気になり、目が離せなくなり、好きにさせるのが上手いのです。
たとえば、とても体格が良くて男らしい人が弱音を吐いたり。また頼りなさそうな人が空手の黒帯だったり。チャラそうな人がシャイだったり。
意外な一面を見せることで、プラスの効果があるのです。ふいに『ドキドキ』『キュン』と胸を高鳴らせることで、虜にさせることができます。
その心理学を上手に利用しているのです。
社会的証明をする
モテる男性とは、ターゲットにのみ意識を集中しているわけではありません。ターゲットを取り囲む人も含めた全員を意識しています。
これは『社会的証明』を狙っているためです。ターゲットの周囲にいる人の票を集めると、自然に株が急上昇していきます。『あの人素敵だし羨ましいよ』と友達が言えば完璧です。
周囲が勝手に太鼓判を押してくれれば、大きな社会的証明になります。とくに社会的証明を求める女性にとっては、大きな意味があるでしょう。
小さなYESを集める
テクニックとして、必ずYESがもらえるような小さな要求を積み重ねる方法もあります。フットインザドアという方法で、つい相手が首を縦に振るようになるのです。
たとえば最初は、『明日ラインしてね』とお願いをします。それから『ランチどう?』『皆で飲みに行こう』と少しずつ段階を上げてみてください。
こうしていくことで、つい断ることなく受け入れてしまいます。デートの実現も夢ではなくなります。小さなYESをたくさんもらうように心がけてください。
ミラーリング効果
このテクニックも仕事の営業でも使えるものです。またキャバクラなどで、キャバ嬢が客に対しておこなう手法でもあるでしょう。
ミラーリングとは、相手の鏡になったように動くことです。動きや話口調などを真似て、同じように動くことを意識してみてください。
女性がコップを持ったら、自分もコップを持ち、水を飲んだら飲み。そのまま机に置いたら置く。喜怒哀楽や口調のスピードまで完全に真似るようにしましょう。
これにより話している女性は、安心感を覚えます。自然と同志であるかのように錯覚するのです。そして気が合う唯一無二の存在となり、女性から人気が出ます。
モテる男はテクニシャン
モテる男とは、何もせずにモテているわけではありません。自分をよく理解したうえで、モテるためのテクニックを駆使しているのです。
もちろん急にすべてをおこなうのは難しいでしょう。少しずつでも良いので、自分にできそうな心理学を実践してみましょう。
あなたのモテ期は必ずやってきます。女性からの視線を集めるべく、ぜひ恋愛のテクニックを楽しんでみてくださいね。