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30代男の婚活事情と結婚する方法とは?
30代になって結婚を意識する男性も多いのではないでしょうか。
2018年6月に発表された『厚生労働省人口動態調査』によると、日本の平均初婚年齢は、男性は31.1歳でした。(女性は29.4歳)
20代後半で結婚していく友人を「結婚早くない?」と言っていた独身の友人たちも徐々に結婚していき、「そろそろ自分も」と思うのが30代です。
結婚適齢期の30代だからこそ婚活の幅は広いです。選択肢が多いからこそ迷ってしまいます。今回は、30代男の婚活事情と結婚する方法を紹介します。
30代男性が直面する婚活の難しさ
30代男性の婚活は、苦戦している方も多いようです。30代婚活男性が陥りやすいポイントは2点あります。
1.本人が思っているよりも老けている
婚活男性のどの世代にも共通して、自分は思っているよりも若いと思っている方が多くみられます。30代になると、20代の時よりお腹が出てきて、顔にしわが出てきます。
早い方は、髪も薄くなったり白髪が出てきたりする人もいます。よく周囲を観察してみてください。今でもかっこいいイケてる30代男性はいますか?
性格も良くて、かっこいい30代男性はすでに結婚しています。
2.収入は40代男性に負けてしまう
婚活で、女性が男性に求める条件の上位に「経済力」が必ずつきます。30代男性の平均収入は400万円。
しかし、婚活女性が求める理想の年収は500万円です。平均年収が500万円をこえている世代は40代が多いです。
収入のみを比べられたら、40代が選ばれやすくなりますよね。30代はこれから収入がアップする世代ですので、そこを女性に理解してもらう必要があります。
みんな苦戦している!?婚活男性の悩みを知っておこう
30代の婚活男性の悩みを紹介します。「あるある!」「わかる!」が出てくるかもしれません。コミュニティーサイトで、よくみかける婚活男性の悩みを紹介します。
- 【婚活男性の悩み】
- 初回デートはできるものの、2回目につなげられない
- 結婚相談所に登録しても、そもそも女性と出会えない
- 婚活パーティーなどでカップリングしたが、積極的に婚活するけれど良い出会いが(良いなと思う人が)ない
婚活に苦戦している男性ならあるある話ですよね。一昔前まで、女性の結婚に期限をつけるように「女性はクリスマス(24日にちなんで24歳)まで」なんて言われていました。
しかし、冒頭で紹介した通り、女性の平均初婚年齢は29.4歳。今や「女性はクリスマスまで」という言葉は衰退しています。ところが、今度は「男性は35歳まで」といわれるようになりました。
これは、婚活する男性は35歳がリミットという意味です。例えば、35歳の男性と出会った女性が今後のプランを恋愛→結婚→出産という流れで考えたとしましょう。
その場合、男性が35歳以上では子どもが成人する前に男性が定年を迎える計算になります。
女性は、結婚にシビアで現実的に今後のプランを考えます。30代だからこそ今の婚活が重要なのです。
婚活を成功法!LINEや電話に頼らず好意を伝えよう
婚活中の20代女性のAさんは、婚活パーティーで30代男性とカップリングしました。2回ほど食事に行きましたが男性は、LINEはとても積極的だったそうです。
「いつか一緒になりたいですね」、「あなたといるととても幸せです」など、デート後は特にLINEが頻繁に送られてきたそうです。
しかし、会っている時はメールとは別人のように消極的。会話はほとんど彼女から話しかける状態で、彼からはほとんど会話はなかったそうです。
結局彼女は、彼とお付き合いには至りませんでした。
彼が本当に自分のことを好きなのかよくわからなかったし、「この人で本当に大丈夫かな?」と不安になったそうです。確かに、デート中に女性を褒めるのは恥ずかしいですよね。
自宅に帰ってからLINEや電話でアピールしても、女性にはあなたの好意の半分も届きません。LINEや電話は、臨場感がないのでさらりとした社交辞令に聞こえてしまいます。
婚活で成功するには、LINEや電話はデートの約束をするためのツール、デート後のお礼のみに使いましょう。
間違ってもお付き合いを申し込むときやLINEや電話で気持ちをアピールしないようにしましょう。臨場感がない社交辞令だと思っている女性は、あなたを好きになることはないでしょう。
LINEや電話でアピールを考えるのであれば、どうやったら相手が自分に興味をもつかを考えるほうにシフトしましょう。
デート中に、あなたとお付き合いした際に得られるメリットを十分に示せるようにすればアピールも効果的になります。
諦めない!かっこよくなるための努力
外見にコンプレックスがある方は、婚活にも消極的な方が多く相手の女性に求める条件が多い傾向がよくみられます。男性がかっこよくなるためには3つのポイントがあります。
- 【男性がかっこよくなるための3つのポイント】
- 体を鍛える
- 女性受けのファッションに変える
- 髪型を整える
上記3点を変えるだけで、女性のウケがかなり変わってきますよ。
3つのポイントを見て「こんな時間はない」、「お金がもったいない」という気持ちのまま婚活をしていては何も変わりません。
『パートナーは自分の鏡』とよく言います。自分を磨き上げる努力をしないあなたには、同じように外見を磨かない女性しか振り向いてくれません。それは、それは寂しいですよね。
億劫に感じるかもしれませんが、素敵な男性には素敵な女性が必ず近づいてきます。事実、上記3点を意識した30代男性は出会いのチャンスが増えたと話していました。
かっこよくなるための3つのポイントを実践させるための手段
かっこよくなるポイントを知ってもなお、実践を難しいと考えてしまう方は、どこまでなら実践できるかを考えてみましょう。
「ジムに行く時間がない」
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会社に行く際、一駅前に降りて歩いてみましょう。間食や暴飲暴食を控えてみましょう。
「ファッションセンスがない」
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デパートのメンズフロアの店員さんに全身コーディネートしてもらいましょう。
最近では、アパレルオンラインショッピングサイト『ZOZOTOWN』や『MAGASEEK』などにアパレルスタッフのコーディネートが載っていますよ。
わざわざ、デパートに行く時間を捻出しなくても、スマホでチェックできますよ。また、洋服を選んでもらう・買いに行くのが面倒な人はファッションレンタルサービスもよいです。
下記記事に婚活パーティーの服を『leeap』というファッションレンタルサービスで借りた男性の例がのっているので、参考にしてみてください。
関連記事:【leeap体験談】32歳男性が婚活パーティーにleeapコーデで挑んだ結果とは?
leeapの公式サイトはこちら
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https://leeap.jp/
「いつも床屋では女性受けの髪型が分からない」
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髪型を変えるなら床屋ではなく美容室に行ってカットしてもらいましょう。
女性の情報が満載の美容室は女性受けの情報がたくさん詰まっています。男性が、美容室で髪をカットするのはもはや当たり前です。
オーダー方法が分からないのであれば俳優やイメージに近い写真などを持っていきましょう。美容師さんにうまく伝えられることができますよ。
30代男性だからこそ焦らず!でも動く!
某企業の30代未婚男性の座談会で「結婚は焦っていません」「出会いも結婚も流れに任せたい」という意見があったそうです。しかし、今の世の中結婚しようと思ったら動かないと結婚できません。
「流れ」で女性と出会いを待っていたらあっという間に2年3年と過ぎていってしまいます。まずは、友達との飲み会、婚活パーティーなどに参加してみましょう。
女性との接点を増やすことで自分が結婚相手に求める条件が見えてきたり、また条件が整理できたりします。
焦って、高額な結婚相談所で婚活をスタートすることはありません。30代だからこそ、焦らず、婚活をしましょう。
「2~3年後に結婚出来ればいいかな」で結婚できる人はない
30代で婚活をスタートした人が陥りやすい「なんとなく婚活」。先述したように婚活パーティーや飲み会に参加することで、婚活をしているつもりになってしまいがちです。
決め手に欠ける婚活をだらだらと行うといつのまにか40代になり、婚活難民になってしまうことも。
40代になると更に婚活成功率は厳しい数字になってしまいます。婚活アドバイザーの方の話では「2~3年以内に結婚出来ればいいかな」で婚活している人は成功率が低いそうです。
婚活パーティーなどで女性に会う機会を持つことは良いことですが、活動期間をしっかりと設けておきましょう。
おすすめの婚活期間は、半年です。体力的にもメンタル的にも半年活動したら一度ストップしましょう。
半年活動したら、自分の活動を振り返ったり休養を取る時間を作ったりするのです。
1年も2年も婚活を続けて、婚活疲れを起こしてしまっては元も子もありません。最終的には、結婚することが嫌になって婚期を逃してしまいますよ。
婚活で大切なのは『お金』?『時間』?
婚活市場も多種多様になり、インターネットで婚活を検索すれば「街コン」「婚活パーティー」「婚活サイト」など様々な形態が出てきます。
30代男性が婚活する場合、非効率な婚活は時間の無駄になってしまいます。
結婚は、時間との勝負。30代の時間は貴重ですので、無駄にはできません。誰もが、一日ごとに確実に年をとります。
年齢によって婚活市場の需要は変化していきます。確実に言えることは、婚活市場のあなたの価値は3年後と現在とでは大きく違うということです。
今のあなたが婚活市場では最高値です。お金を無駄に使うというわけではありません。お金よりも時間の方が30代婚活には重要なのです。
あなたの婚活を冷静に分析してくれる女性との接点を持ったり、婚活アドバイザーとの真剣な相談時間を持ったり有意義に使いましょう。
雰囲気にながされない誠実さを持とう
「婚活男性とレストランで食事をしたら、公園に誘われました。
公園で暗がりに差しかかった時に、突然キスされて彼とはそのまま連絡を取っていません」
これは、20代婚活女性の体験談です。
彼女の話では、食事中は会話も盛り上がりよい雰囲気だったそうです。しかし、彼とは一回目のデートでした。もしかしたら、食事中の良い雰囲気が彼を後押ししたのかもしれませんね。
今回の例は極端かもしれませんが、彼女と親密な関係になるタイミングを見誤ると一気に嫌われてしまいます。
中には、正式に結婚してから関係を持つ方もいます。婚活女性は、男性との距離間を重要視しています。
昨日までは、良い関係でこのまま結婚かと思っていても、女性はあなたとの関係をお試し期間と思っていることもあります。婚活に限らず、男女の感覚は常にズレやすいもの。
男性が「Yes」でも女性が「No」ということは日常で沢山あります。雰囲気に流されて失敗するよりは、誠実さでアピールしましょう。
雰囲気を壊すことを恐れるよりも、誠実さをアピールする方がよっぽど婚活成功率がアップしますよ。
デートの約束にたどり着いたら知っておくべき注意点
では、30代男性がデートをする際に知っておくべきポイントまとめました。以下は、実際に筆者が婚活中にあった話も交えて紹介します。30代は、20代ほど若くはなく40代ほど大人でもありません。
30代だから似合う「程よいデート」を目指しましょう。「程よい」と言っても難しく考える必要はありません。下記の3つの注意点さえ気を付ければよいのです。
- 【程よいデートをするなら知っておくべき注意点】
- デート場所は彼女の負担になっていないか
- デートコースを詰めすぎてはいないか
- 終電の時間はチェックしたか
デート場所は彼女の負担になっていないか
デート場所選びは、重要なポイントです。相手の女性がまったく興味がないところに1回目のデートから行くのは控えたほうが良いでしょう。
普段からヒールを履いている女性に登山靴でしか登れないような山登りを提案してしまったり、お酒がまったく飲めない女性をバーに誘ったりなど。
良かれと思ったコースも、女性にとって負担に感じるコースは親密な関係になってからで遅くありません。彼女が、山登りに興味を持ってから誘いましょう。
デートコースを詰めすぎてはいないか
休日デートする際に、デートの総合時間も考えておくと良いでしょう。中には、待ち合わせが午前9時だったという女性もいました。
その方は、朝の9時からデートをスタートさせカフェや公園巡り、話題のレジャーランド、夕飯を食べ終わったころには夜の9時だったそうです。
男性は、満足だったようですが女性側がやんわりフェードアウトしたようです。
理由は「もう少しゆっくりデートがしたい」ということでした。最初のデートはお互いの名刺交換のようなものです。自己紹介のデートだと考えましょう。
特に最初のうちのデートは、3~4時間程度の食事のみにしておきましょう。
終電の時間は事前にチェックしたか
夜デートをする際、終電の時間は必ずチェックしておきましょう。特に女性の終電は、ある程度把握しておきましょう。
電車の本数が少ない場所から出てきている女性は、終電が22時ということもあります。
駅までの道のり、ホームまでの時間を考えればあまりゆっくりはできないはずです。
楽しくても「終電の時間、大丈夫?そろそろ出ようか」と声をかけてあげれば、女性からもポイントも上がります。
第一印象は良好!次に繋がらないのは第二印象を大切にしないから
「第一印象は良かったのに…」ビジネスでそんな経験はありませんか?
実は、多くの婚活が第一印象の大切さをうたっていますが、30代は第一印象の大切さをすでに知っているはずです。今や第一印象が良いのは当たり前です。
男性も見かけを気にする方が増え、肌のコンディションを整えるスキンケアも充実しています。
人は見た目で社会的地位や性格、ライフスタイルを表現します。先述したかっこよくなるためのポイントをクリアしているのであれば、第二印象をアップさせたいところですよね。
しかし、中には第二印象で女性からの評価を下げてしまう人もいます。特に見た目が良いと、ちょっとしたミスが大きなマイナスポイントになってしまいます。
紳士のような男性が、肘をついて食事をしているだけで女性の評価はすぐに下がってしまいます。
見た目が良いことが、逆に仇となって次に繋がらないのはもったいないですよね。第二印象をよくする方法を紹介します。
第二印象を好感触にする方法
では、第二印象を良くするにはどうしたらよいでしょうか。
- 【第二印象を好印象にする3つの方法】
- 相手の名前をフルネームで覚える
- 相手のペースに合った話題が提供できる
- 御礼、謝罪を忘れない
女性の名前をフルネームで覚える
第一印象は、相手のイメージと情報をつかむのみです。第二印象は、相手と自分を結び付けて情報を交換します。
人は、1週間も時間が空けば記憶は薄れてしまいます。そんな時、相手の名前を覚えてくれていたら嬉しいですよね。
苗字だけではなくフルネームで覚えれば、親密になっていったときに「ごめん、下の名前はなんていうの?」と聞かなくても「○○って呼んでいい?」と名前を呼べます。
小さいことかもしれませんが、第二印象をアップさせるためには大切なポイントです。
相手のペースに合った話題が提供できる
話を盛り上げるために、話題のネタで盛り上げようとする必要はありません。前回会った時の情報を元に、話題やペースを変えましょう。
飼っている猫の話から最近の猫グッズの話、前日に送ってもらったメールの絵文字がかわいかった…
二人の間で話題になった本の話など小さな話題を提供しましょう。
御礼、謝罪を忘れない
過ぎたことも次回きちんと一度お礼や謝罪ができると印象は、グッと良い方向に変わります。
「前のデート遅くまでありがとうね。あの後大丈夫だった?」「この前は、遅れてごめんね」など数日前の出来事のお礼や謝罪は、次のときにしっかりと行いましょう。
相手は忘れているかもしれませんが、あなたが覚えていることで誠実な印象を与えることができます。
相手のことを、自分がどう感じたか、具体的に話すと相手にあなたを印象付けることができますよ。
第二印象をアップさせた実例
では、実際に婚活女性が出会った第二印象をアップさせた男性を紹介しましょう。
第二印象をアップさせる男性たちは、女性のことを考えて行動が出来たり、共通点を複数見つけることができています。
これらの出来事から6年経っていますが、彼女たちはいまだに彼らのこの行動を好意的に覚えていました。
正論武装するよりも相手と自分の世界を楽しむ
物知りな男性は、女性から高評価です。しかし、すべてを正論で固めてしまうのは逆効果です。「ちょっとそれは違うんじゃない?」と相手の勘違いや過ちをその場で正してしまいたくなります。
正論を言うとさらに、正論を人はかぶせたくなってしまうものです。女性からすれば、「何もこんなところで言わなくたっていいのに」としらけてしまいます。
人通りが多い場所なら、なおさら女性は恥ずかしくなるでしょう。楽しいはずだったデートが微妙な空気になってしまいます。
正論を言う男性は、頭脳明晰なイメージがあります。しかし、一緒にいて女性は楽しくはありません。
仲間内でも、信頼されない人はプライドが高く上から物をいう人が多いですよね。婚活も同様です。
空気を読まずに正論を吐くよりも、相手との空気を読んで一歩下がることも大切なコミュニケーションです。自尊心はコミュニケーションをとるなら尊重しなければならない部分です。
知らないうちに相手を傷つけてしまったり、女性と信頼関係を築く土台が出来ていないのです。
婚活は、相手と自分の世界を楽しむことが大切です。正論こそ慎重になりましょう。
30代だからこそ、陥りやすいポイントを知ることで婚活を成功させましょう。