20代婚活男性は需要あるの?若さがハードルになる理由と対策を紹介!

近年は、晩婚化が進み20代の男性の婚活は時期早々といったイメージですよね。

婚活は30代、40代男性がメインになることが多く、婚活パーティーなどでは参加条件が29歳~が多くみられます。

20代男性に需要はあるのでしょうか。今回は、20代婚活男性の需要と対策を紹介します。

20代婚活男性は需要あるの?若さがハードルになる理由と対策を紹介!

若さがハードルになる3つの理由とは!?

婚活は、若い方が有利とされますよね。しかし、20代でも婚活がうまくいかない男性は少なくはありません。

残念ながら婚活では『若い=モテる』わけではありません。

若さがハードルになる3つの理由をまとめました。

【若さがハードルになる3つの理由】
①若すぎて本気にされない
②経済力で30代以上の男性に負けてしまう
③恋活しているのでは?と思われがち

若すぎて本気にされない

婚活女性の多くはアラサー(27~30代前半)です。女性たちは、結婚に前向きに婚活しています。

20代男性は、真剣に婚活をしていないわけではありませんが、婚活女性は、結婚を真剣にすぐに考えてくれる相手を探しています。

男性の平均初婚年齢は31歳です。アラサー女性からすれば20代男性は、婚期がまだ余裕があり結婚に焦りを感じていないように思われがちです。

都心で婚活すると、周囲はほとんど30代男性でしょう。20代は、どうしてもまだまだ出会いがあるように思われてしまうのです。

経済力で30代以上の男性に負けてしまう

婚活女性は、パートナーに求めている条件の上位に『経済力』があります。某サイトのアンケート調査によると、女性が男性に求める年収は500~650万だそうです。

20代でこの年収にたどり着くことは難しいですよね。大手企業に勤めていてネームバリューがあれば可能性はありますが、それでも若いからこそ転職する可能性もありますよね。

女性たちは、男性の経済力をシビアに観察しています。

見栄を張ろうと偽りの年収を書いても、場合によっては会話や仕草でその場で嘘を見破られることもありますよ。ありのままのプロフィールで勝負しましょう。

恋活しているのでは?と思われがち

実際に、婚活パーティー会場で話した複数の20代男性は、婚活ではなく恋活をしていました。話をきいてみると婚活パーティーに参加した主な理由は、主に下記の3つ。

  • 職場では彼女ができないから
  • 時期が来たら結婚も考えてみたい
  • 先輩がすすめたから

彼らがカップリングしたかは、定かではありませんが当時28歳で婚活していた私としては、結婚相手候補には考えられませんでした。

何度かお話をしましたが、結婚相手をしたいという気持ちは、まだないようでした。

何度か婚活パーティーに参加していると、恋人探しに来ている20代男性は少なからずいました。

婚活パーティーで飲み友達になった20代男性は、「婚活会場は、体(てい)の良いナンパ場所」と言っていました。

話を進めていると「婚活で会う女性から、20代だから余裕があるでしょ?と言われ続けて結婚が嫌になったからナンパ目的になった」とのこと。

婚活は、お互い相手を探り探り行っています。相手の女性の気持ちも分からなくはないですが、男性も心が折れてナンパ目的になってしまうのは残念ですね。

20代はどんな婚活をした方が良い?

婚活をするには、いろんなスタイルがありますよね。婚活パーティーや結婚相談所、婚活サイトなどスタイルからお値段までさまざま。

では、20代男性は、どんな婚活に出るのがよいのでしょうか。まずは、何と言っても費用の問題でしょう。結婚相談所の初期費用は、13~15万円です。

月額1~2万円の活動費が必要となります。デート代は、実費になりますのでさらに出費がかさんでしまいます。

20代で婚活をスタートするなら、まずは、婚活パーティーや婚活サイトがおすすめです。

婚活サイトは、顔がサイト上でのやり取りがメインになりますので不安かもしれませんが、今やパートナーと出会い方ランキングで4位がインターネットの時代。

婚活サイトは沢山あるので吟味しながら決めていきましょう。毎月1~2万円の出費はありますが、入会費用は結婚相談所から比べればかなりリーズナブルですよ。

どんな女性と結婚すべきかわからないなら自問しよう

婚活をする際にタイプの女性と結婚したいですよね。タイプの女性を男性にたずねると、髪がショートの女性が好き、色白、華奢な女性など外見が必ず一つはできてきます。

外見が素敵な女性は競争率も高めです。自分のタイプの女性ばかりを追いかけていてはなかなか思い通りの女性には出会えないでしょう。

やっとタイプの女性に出会えても「私はあなたがタイプじゃない」と言われればそれまでです。

どんな女性を選べばよいかわからなくなったら、自問してみてください。「彼女と結婚したらどんな家庭が築けるか」です。

「自分の親と上手くやっていけるか?」、「自分の仕事を理解してくれるか?」「家計のやりくりは大丈夫か?」などです。

タイプの女性は、漠然とした想像図でしかありません。しかし、結婚は、日常を積み重ねていくパートナー。美しい理想の外見だけでは、日常は務まりません。

細かい選択肢がいくつも出てくるはずです。結婚後も今の恋人のような関係を維持する夫婦は、ほとんどいません。

婚活パーティーなどで最初に見るプロフィールカードなどで、まずは想像してみましょう。

実際は、想像する間もなく会話がスタートしてしまうかもしれませんね。そんな時は、気になる女性に絞って想像してみてください。

緊張して話せないないならまずは挨拶!

婚活会場であるあるですが、緊張して何から話してよいかわからなくなってしまったという経験はありますよね。

初対面の相手とはいえ、婚活パーティーでは20人以上の女性と話さなくてはなりません。

緊張の連続に10人を過ぎたあたりからぐったりしてしまいます。緊張を緩和する方法の一つに、まずは挨拶があります。挨拶と言っても「こんにちは」「はじめまして」ではありません。

挨拶+相手を思いやる言葉が挨拶です。「はじめまして」ではなく「はじめまして。○○です」相手が挨拶をしたら「外寒いですね、大丈夫でしたか?」をつけ足してみましょう。

挨拶は、礼儀ではなく相手との距離を近づける潤滑油です。

婚活時はSNSに執着しない

最近は、SNSで繋がったり発信したりすることは日常になっていますよね。

婚活で気を付けたいのが、意外にもSNS。某アンケート結果によると、SNSに投稿などのアクセスを1日に数回行っている20代は80%近くいました。

婚活中にSNSをチェックしたり、SNS用の写真を撮ったり、婚活内容や臭わせる投稿をアップしたりするのはもちろんNG。

よくあるパターンですが、2~3回食事に行った婚活女性が、SNS上で相手の男性とつながることもあります。

SNSでは、彼女と食事に行ったような文面で書かれていて驚いてしまったというエピソードは少なくありません。

婚活女性は、出来れば婚活をこっそりと行いたいと思っている人も多いので、SNSにあげられるのは嬉しいものではありません。

また、トイレに行っている間にSNSをチェックするのもやめましょう。ばれていないようでも、婚活女性は察しています。SNSに執着してしまうのは20代に限ったことではありません。

今までの彼女とはデートも気軽にSNSにアップしていたからと同じ温度でアップするのはやめましょう。そして、婚活内容のアップ、デート中のSNSチェックは控えましょう。

今までのSNSの写真や投稿は大丈夫?

SNSで注意したいことがもう一点。それは投稿内容です。婚活前に投稿したやんちゃすぎる投稿やプロフィール写真はいずれ婚活女性に見られる可能性があります。

実際に婚活で出会った、優しくて穏やかな性格の20代男性。SNSでもつながった際に見た彼のSNSは別人のような投稿ばかり。

誰かを批判したり、コメントで喧嘩している内容がたくさん出てきました。

目の前にいる穏やかな彼とは想像できないような暴言の嵐に間違いではないかと思ったくらいです。

そのSNSが原因で疎遠になりました。SNSの投稿は、その時の思いを後先考えずにその場の感情に乗せて投稿してしまいがちです。

投稿内容は、誰が見ているかもわかりません。記録として、ほぼ一生残りますので感情を爆発しすぎないようにしましょうね。

20代でもデート代、割り勘はだめ?

割り勘世代ともいわれる20代。婚活でも割り勘は通用するのか気になるところですよね。アンケート調査によると20代、30代女性の約40%が『割り勘OK』と回答。

収入がまだ不安定な20代男性にはほっとする情報かもしれませんが、気を付けたいのが60%は割り勘の否定派というところです。

特に初デートは、お互い品定め期です。最初のデートは、今後を左右する大切なデート。

せめて、最初のデートはおごる気持ちで挑みましょう。見栄を張り過ぎたり、「お金がない」とアピールしすぎるのも控えたほうが良いです。しかし、お財布事情は堅実に行きたいところ。

まずは、自分の中だけで予算を把握しておきましょう。1回のデートは、場所にもよりますが二人で1万円程度におさめましょう。

もし、水族館デートであれば、前売りチケットをあらかじめ用意しておけば、彼女を並ばせてしまうことも避けられます。

また、前売りとケットの方が、通常料金より安く手に入りますよ。彼女がいる前で、窓口でクーポンを使うよりもスマートに安くデートを楽しめますよ。

相性=女性を理解する努力

婚活女性がパートナーに求める条件に「相性が良い」があります。一口で「相性」と言っても難しいですよね。婚活をしていても相性が100%良い相手はまず存在しません。

女性目線で「相性」をかみ砕けば「理解」があることです。女性は、仕事だけではなく『外見への努力』、『家事の努力』をしなくてはなりません。

最近は、結婚して働く女性が増えてきていますがまだまだ女性の家事への負担は大きいままです。

婚活女性は、結婚後もキレイで仕事もできて・家事もある程度はこなさなくてはなりません。

女性は、結婚はさらなる努力が必要になります。家事育児に協力的になって彼女の大変さを理解する努力をしましょう。

体の相性は重要か!?

あまり大きな声では言えませんが、男性にとって、体の相性も大切なチェックですよね。確かに『体の相性で結婚相手を決めてはいけない』と多くの婚活指南書に書いてあります。

しかし、体の相性を全く無視することもできません。長い結婚生活、身体の相性も大切です。結婚相手との相性に体の相性が合っても良いですが、体の相性だけで判断しなければOK。

結婚後、子供が産まれると夜の営みがない夫婦が多いので、身体の相性はいらないという意見もあります。先述しましたが、相性100%の相手はいません。

体の相性だけで相手を決めることもできません。体の相性を含めたその他の条件であなたが「この人と一緒にいたい」と思えることが大切ですよ。

無意識に自分の母親と同じ働きを求めてしまうのはNG

結婚生活というと、自分の両親をイメージしますよね。どうしても奥さんのイメージを自分の母親と重ねてしまうとトラブルになりやすくなってしまいます。

婚活男性と将来の話をしていて違和感を感じるときは「うちの母親はここまでやってくれた」、「うちの母親と同じような奥さんがいい」「奥さんとして、それってどうなの?」と思いがちです。

自分を母親思いだと思っている男性もいますが、母親思いとマザコンは違います。マザコンは、お母さんばかりをリスペクトしてしまいます。母親思いは、奥さんも母親大事にできます。

20代男性は、周囲に結婚している男性が少ないにもあり、自分の両親を手本にしがちです。実際に、「自分の両親のような夫婦が理想」という男性は多いのではないでしょうか。

両親の時代と今の時代は違いますし、女性も母親ではない別人です。母親と同じ働きをそもそも期待できない前提で両親のような夫婦を目指すことです。

距離感の上手なとり方

出会ったばかりで、ぐいぐい行き過ぎると引かれてしまうかもしれないと不安になりますよね。好きな女性に対して適度な距離感は難しいところ。

人それぞれの距離感がありますし、許容範囲にも違いがあります。

20代男性の場合、距離を置きすぎる人が多い傾向があります。嫌われたくないから、カップリングしてもそんなに好きでもない素振りを見せたり、相手の出方を探り探り連絡をとりあったり。

これでは、女性側も「本当に彼は私のことを好きなのかしら?」と不安になり別の男性のところに行ってしまいますよ。

ではどうしたらよいでしょうか。分かりやすい表現で例えるなら距離感のとり方は『接待』として考えてみましょう。

接待で食事に行くなら、事前に予約を入れて会話の内容にも気を使いますよね。いきなり、接待の相手にため口で話したり、なれなれしい態度をとったりはしません。

帰宅後は、お礼のメールを入れましょう。

連絡する場合も、返信が来てないのに一方的にメールを送るのはマナー違反です。最初のデートの距離感は、接待相手だと思って距離をとれば間違いないでしょう。

「分かってくれるはず」は分かってもらえない

女性を褒めると恥ずかしいですよね。特に日本人男性は男性から、女性を褒めることが苦手な方が多いようです。多くの男性は、「言わなくても相手は分かってるよ」と思ってしまいがちです。

女性を褒めることを「かっこ悪い」、「恥ずかしい」と思って褒めないのはもったいない。20代男性は婚活では若すぎると言われてしまいますが、その若さを武器にすることも可能なのです。

素直に、女性を褒めるまっすぐな気持ちは、女性の笑顔を引き出すことができるでしょう。毎回褒めるのではなくまずは2回デートしたら1回は女性を褒めることからスタートしてみましょう。

【デートで使える女性の褒め方】

  • その服、似合ってるね
  • 君のそういうところが良いね
  • 今日は会えてうれしいです
  • ○○さんといると癒されますね

いつも2回目のデートから先につながらない

1回目のデートが成功すると、嬉しいですよね。1回目のデートがうまくいくと、女性よりも男性の方が恋人気分になりがちです。

2回目のデートで恋人気分になってしまうと、女性は恋人のように接してくる男性を避けてしまうこともあります。

2回目は、友達以上恋人未満のお試しデートです。手をつないだりキスをしたりなどは、まだまだ早いですよ。

これから、結婚を前提にお付き合いをする契約をするか、このまま終わりにするかの大切なデート。

2回目につながったからと言って浮足立ってはいけません。

2回目で失敗してしまうパターンの人は、友達以上恋人未満であることを忘れずに誠実にデートをすれば3回目のデートにつなげることができるでしょう。

実録私が20代男性と結婚に至らなかった理由

筆者自身、婚活で26歳の男性とカップリングしお付き合いをしましたが、結婚まで至りませんでした。営業職の男性で礼儀正しく、友人も沢山いる社交的な男性でした。

最初のうちはデートも楽しく、お互いに良い時間を過ごせていました。しかし食事中、会社の愚痴や店員の接客へのバッシングが多く、デート中ずっと続きました。

あまりに続くので「そんなに怒らなくてもいいんじゃない?」と言ってみました。しかし、「でもさ~ありえない」と納得できない様子。

「社会人なら~」、「接客の基本は~」とマナーを力説し始めてしまいました。

口のデートが3回、4回と続くとさすがにこちらもうんざりしてしまい、さよならしました。デートはお互い外食費を抑えるデートでしたが、期限が良いときは楽しいデートでした。

しかし、誰かの文句ばかりを聞くデートはどんなに素敵な男性でも魅力が半減してしまいますね。

外見も大切な査定ポイント

若いだけで、肌のハリツヤもありますが清潔感は大切なポイント。寝ぐせや鼻毛、爪は女性はよく見ています。ファッションセンスも磨いたほうが良いでしょう。

実際に、婚活女性のお悩み掲示板などで『出会った婚活男性は、性格は良いんだけれど、ファッションセンスがなくてダサい』という投稿が多いのも事実。

流行最先端でなくてもよいので、女性が一緒に歩いていても恥ずかしくないファッションや身だしなみにしましょう。女性が結婚したい男性ランキングを参考にすると分かりやすいですよ。

例えば、高橋一生さんや松坂桃李さんがいます。画像検索してみると二人のファッションがみることができます。髪型やファッションを参考にしてみてください。

女子受けのファッションセンスに自信がなければ、お店に行ってマネキンが来ているコーディネートを真似するのも良いでしょう。

予算が厳しければ、パンツなどはユニクロやGUでも代用できる場合が多いので、パンツ以外を真似すると良いですよ。

またコーデを自分で選べないという人は、女性に選んでもらえるファッションレンタルサービス【leeap】もあります。

下記の記事を参考にしてみてください。

32歳男性が婚活パーティーにleeapコーデで挑んだ結果とは?
https://fashionrental.jp/men/leeap-experience/

32歳男性がジャケパンスタイルでデートした結果とは…?
https://fashionrental.jp/men/leeap-feedback/

結婚生活がうまくいってる夫婦に学ぶ

20代で結婚した男性の友人たちの多くは「結婚を後悔している」「結婚は地獄」などと口をそろえて言います。

それを聞いた20代男性は「結婚したいけど、やっぱりまだ先でいいかな」と思ってしまったそうです。

このような結婚に対するマイナス発言は婚期を遠ざける原因になります。

結婚に憧れをもつことは悪いことではなりありません。しかし、結婚をロマンチックに捉えすぎていると理想と現実にうなだれてしまうでしょう。

結婚生活の話を聞くなら、上手くいっている夫婦の話を聞いたほうが、上手くいっていない話よりもずっと勉強になりますよ。うまくいっている夫婦でも、我慢や苦労があります。

しかし、それを上手にやりこなすだけのコツを持っているからうまくいっているのです。

20代で結婚を諦めるよりも、上手くいっている話を聞いて結婚生活を上手に過ごすコツを身につけるほうが有意義です。

20代は、若いからこそ学べる時間もたくさんあります。周囲の話や婚活失敗をしても十分に時間がありますので、婚活経験を重ねて良い結婚をしましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

はじめまして。ライター歴2年の「台所のパンダ」と申します。横浜の婚活パーティーに計10回ほど参加し、主人とは婚活パーティーで知り合いました。今までに「ホワイトキー」「エクシオ」「パーティー☆パーティー」への参加経験があります。婚活パーティーで得た経験をもとに恋愛記事を書いていきますので、よろしくお願いします。