嘘をつく上司の特徴と対処法とは?
仕事とは、信頼関係のもとで成り立つものが多いですよね。それなのに嘘つく上司がいては、何を信頼して良いのかわかりません。
しかし実際に嘘をつく上司は多く存在します。子供のように見え透いた嘘から、巧妙な嘘まで・・部下としては毎日嘘を見抜くのも大変でしょう。
なぜ上司なのに嘘をつくの?
嘘は指摘するべき?
そこで今回は、嘘をつく上司の特徴と対処法を紹介します。嘘つき上司にうんざりしている人は、ぜひ参考にしてください。
嘘をつく上司の8つの特徴とは?
プライドが高い
プライドが高い上司は、
- 見下されること
- 馬鹿にされること
- 失敗を認めること
をとても嫌います。
自分のプライドを守るために常に『嘘』という武器を持っているのです。攻撃されたときには、必死で武器を使います。
嘘をついて自分のプライドを守らないと崩れてしまうのでしょう。無意識に自分や他人を誤魔化しながら生きているのです。
たとえば、上司が作成した資料にミスがあったとします。「ここ間違っています」と部下が指摘をするでしょう。そうすると「〇〇に任せていた」と嘘を言うのです。
自分の非を認めることができないなんて、子供のように感じますね。また誰でもわかるような嘘をつくので驚くこともあるでしょう。
虚言壁
普通嘘をつくときには、何か理由があります。嘘をついた結果まで見すえて、あえて嘘をつくでしょう。
しかし虚言壁の人は、理由もなく嘘をつきます。嘘をつくことが日常的に癖になってしまっているのです。
虚言壁になる理由は、幼い頃の影響が大きいと言われています。ずっと自分を否定されて育ってきてしまうと、嘘の自分を作り上げてしまうのです。
上司が虚言壁の場合、意味のない嘘を平気でつかれることが多々あります。嘘に振り回されてしまい、部下のストレスは増えていくでしょう。
調子が良い
調子が良いタイプの上司とは、根本的な性格が『適当』です。『今』しか考えていないので、状況に合わせて適当なことを言うのです。
調子が良いので、上手く人生を渡り歩いてきた人も多いでしょう。しかし付き合わされる方は苦労が絶えませんよね。
たとえば「これで良いですか?」と上司に判断を仰いだとき、「いいよ~」と適当に言います。そのときは機嫌も良く、また確認するのも面倒なのです。
しかし、失敗した途端に「これで良いわけないだろ!」と怒鳴りつけてきます。自分が確認したことすら覚えていないのです。
部下からすれば、矛盾が多くてストレスになります。しかし調子が良いので、悪気もなく嘘をついて過ごしているのです。
優柔不断
嘘をつく上司の中には『結果的に嘘』になってしまう人もいます。つまり嘘をつくつもりはないのです。
優柔不断な上司は、人の意見にすぐ流されてしまう傾向があります。そのときは『右』だと思っていても、別の人の意見を聞くと『左』だと感じるのです。
部下からすれば、『私には右だと言ったのに・・』と嘘をつかれた気持ちでしょう。しかし、単に気持ちが流されて意見が変わってしまったのです。
上司である以上は、自分の信念を持っていてほしいと感じます。それが出来ないと嘘つき上司になってしまうのです。
自信がない
自分に自信がない上司は、自信のなさを部下に見せようとはしません。見栄を張り、強がって見せようとする人が多いでしょう。
この『見栄』こそが嘘につながるのです。見栄を張るとは、上辺を飾ることです。本当は1くらいの物を必死で10に見せるようなことを言います。
しかし本質が1だとすれば、残りの9は嘘で塗られているだけです。自信のなさをカバーする部分が嘘だけで埋め尽くされた人になるでしょう。
意地悪
上司の中には、意地悪で嘘をついている人もいます。学生の頃にいたような嘘つきリーダーです。
意地悪で嘘をつく場合、
- 嫌っている
- 弱いものいじめ
- 出る杭は打たれる
という理由が考えられます。
幼稚ではありますが、嘘をつくことで自分のストレスを発散させているのです。また上司としての地位を守るために必死なのでしょう。
「明日の会議は中止になったよ」と予定通りにある会議を行かせずに様子を見ます。ここまでくるとパワハラではなく、いじめだといえますね。
何も考えていない
嘘をつく上司の中には、『その場の思い付き』で話している人もいます。要するに何も考えていないのです。
そのため、無自覚に嘘をつくので、自分でも何も覚えていません。虚言癖とも異なり、ただ能天気出会いを頭の中が空の状態が多いのです。
発した言葉に責任がなく、すぐに忘れてしまいます。時間や状況によって、すぐに言葉が変わってしまうので嘘のように聞こえてしまうのです。
優しい嘘もある
嘘をつく上司の中には、もしかしたら部下のために嘘をついてくれている人もいます。成長するため・傷つけないため・励ますため・・嘘には形があるものです。
上司が嘘をつく内容やメリットを考えてみてください。それが上司にはなく、部下を想う優しい嘘だったときには心から信頼できる上司です。