給料をカットされる
喧嘩をしたことで給料がカットされるなんて、本来はあってはならないことです。ここまでくるとパワハラにもなるでしょう。
しかし実際に給料の査定は上司がしています。あなたの給料を下げることは簡単にできることです。腹いせに減給となることもあるでしょう。
また無理に残業をさせておきながら、残業代が出ないこともあります。勝手にサービス残業にさせられているのです。
これでは体が壊れてしまいます。精神的にも苦痛でしかありません。仕事は働き甲斐も大切ですが、給料がないと意味がないですからね。
その給料を下げたりと操作するような上司の下にはいない方が良いでしょう。
休みがもらえない
こちらもパワハラに域に入っていることですが、喧嘩をして休みがもらえない状況です。決まっている公休に仕事が入り、休日出勤を強要されます。
まるで子供のいじめのように感じますよね。立場や権力を駆使して、休ませないなんてあってはならないことです。
これは『和解』や『仲直り』以前の問題で、もう上司として尊敬することはできません。そんな人の下で働き続けることに意味を感じられなくなるでしょう。
もちろん休みがもらえないのですから、体調を崩してしまいます。じゅうぶんな休息がとれないのでは、過労してしまうこともあるでしょう。
喧嘩が原因で休みがなくなったら、異動が転職を考えてください。
同僚が次々と辞めていく
会社の中には、『本当に有能な人が残らない』ところがあります。つまりは頭が良いからこそ、見切りをつけるのも早いのですね。
もし同じような理由などで仲間が辞めていく場合は、同じように見切りをつけるべきです。もう改善の余地もなく、辞めることが一番の策ということでしょう。
自分の周りの同期は何人残っているでしょうか。もし3年たって半分以下になっているのであれば、何かしら問題がある可能性が高いです。
一般的には、入社してから3年後の離職率は3割程度だと言われています。10人入社して3人辞めるぶんには、会社との相性の問題かもしれません。
しかし5~6人も辞めているのは、会社自体に問題があります。いわゆるブラックな会社であるといえるでしょう。
日本は一つの仕事を継続させることが、偉く美しいという風潮があります。転職をすることが少しマイナスなイメージが強いのです。
しかし外国では、数年で転職することが美徳とされています。それだけ自分の力を試して挑戦し続けるというプラスの面があると言われています。
転職を悪いことだと思わず、より良い会社に巡り合えるように辞める決断をすることも大切です。
解雇をほのめかされる
喧嘩をしたことで、上司が解雇をほのめかしてきたら辞職を考えましょう。まず解雇という言葉で脅しをかけるような上司は、パワハラ上司です。
権力を使って追い詰めるというのは、無能な上司のすることです。これでは解決の余地がないですし、解決したいとも思えなくなります。
もちろん売り言葉に買い言葉ということもあります。喧嘩の最中に「もうお前はクビだ」と怒鳴る人もいるかもしれません。
このような場合は、上司も冷静な状態ではないので気にしない方が良いです。興奮状態でつい怒鳴ってしまっただけでしょう。
注意するべきは、喧嘩の後の落ち着いた状態での脅迫です。「お前をクビにするのは簡単なんだ」というような言葉を囁くような上司は確信犯です。
今の職場にしがみつくよりも、自分からすっぱり辞めてしまいましょう。
健康を害している
喧嘩をして上司との折り合いが悪くなることで、健康を害してしまうこともあります。まず上司と仲直りできないことで、仕事はやりにくくなるでしょう。
さらには話し合いが持てないことで、職場の空気や雰囲気にも強いストレスを感じます。ストレスが体に負担をかけてしまうこともあるものです。
- 朝になると気分が悪くなる
- エネルギーが湧き出てこない
- 職場につくと体調が悪くなる
- 常に眠気がとれない
このような症状はうつ病の予備軍でもあります。
ひと昔前までは、うつ病は弱い心の人がなると言われていました。気持ちの問題なのだから、自分で治せと言われることもあったでしょう。
しかし、うつ病は誰にでもなりえる怖い病です。むしろ強くひたむきな人の方がうつ病になる可能性は高いといえます。
うつ病になってしまうと、会社だけではなく普段の生活にも支障がでてしまうでしょう。人と関わりが怖くなってしまいます。
そうなる前に、辞めてしまう方が良いです。1人の上司のせいで自分の人生をダメにしないようにしてください。
まずは素直に謝ることを念頭に置く
上司との喧嘩は、なかなかあることではありません。だからこそ事例も少なく、対処も難しいものだといえます。
まずは上司も人間ですので、心に響くように素直に謝るのが一番です。それがダメであれば、様子を伺いながら対応を考えてみましょう。
すぐに異動や転職を検討する必要はありません。ただ上司との折り合いが一向に良くならないのであれば、別の会社も視野に入れた方が良いです。
あまり深く思いつめて自分の心身を壊してしまわないようにしてください。対処法はたくさんあるので、あきらめずに努力しましょう。