上司が嫌いなときの対処法30選とは?

上司

嫌いな上司と対立する

あまり穏やかな方法ではないのですが、嫌いな上司と対立してしまうのも最後の手ではあります。無理に好きになろうとせず、嫌いなことをそのまま受け入れてしまうのです。

もちろんあえて喧嘩をしたり意地の悪い言動をするのはNGです。部下なのでスルーしたり、意見するのも難しいことも多いでしょう。

それでも『嫌いな上司』に対して勝負を挑むのです。自分の中で勝手に勝負にしてしまい、すべてに対して勝敗をつけて仕事します。

それは表面に出さずに、心の中の水面下でおこなってください。成績でも人脈でも成果でも・・出社時間でも良いのです。

小さなことでも対立に勝利することで、スカッとするでしょう。嫌いな上司のまま対立させてみてくださいね。

もう一度部下としての立場を見直す

あなたが上司のことを嫌いなように、上司もあなたのことが嫌いなのかもしれません。むしろ、あなたが部下として嫌われていることが上司の態度を変えてしまった可能性もあります。

そこで今一度、自分の部下としての立場を見直してみてください。改めるべき言動がないかどうかを確認してみましょう。

①基本的なマナー

まずは基本的な社会人としてのマナーはできているでしょうか。部下であれば、上司より先に出社をして挨拶をするのは当然のことです。

またホウレンソウという基本のルールを守る必要もあります。小さなことでも上司に報告・連絡・相談しているかを再確認してみてください。

もしあなたがそれを怠っているのであれば、上司から目をつけられても仕方のないことです。マナーやルールを守っていれば、信頼してくれるので嫌味を言われる回数も減るはずです。

②仕事上のスキル

どんなに愛想が良くて常識があっても、職務としてのスキルがないと仕事は成り立ちません。あなたは仕事での役割をまっとうしているでしょうか。

任された仕事ではなく、自発的に考えて行動する必要があります。いつも上司からの指示待ちでは、上司も口うるさくなって当然です。

『今何をするべきか』『最善策とは?』ということを柔軟に考えながら、仕事をしましょう。そうすれば上司も信頼してくれるはずです。

③上司に対する対応

あなた自身は、上司のことを敬っているでしょうか。いくら尊敬していないとしても、上司は上司です。言葉遣いや礼儀正しさは必要です。

それが欠けて、見下したような言動をしていると上司に嫌われてしまいます。それが悪循環となり、どんどん溝ができてしまうことでしょう。

必ず『上司』という立場を尊重してください。仕事でも飲み会などでも、きちんと部下として礼儀正しく振る舞っているか見直してみてくださいね。

部署異動ができないか人事に相談する

自分の感情のコントロールをしても、どうしても我慢できないこともあるでしょう。上司のせいでストレスや不満が溜まる一方では、体調を崩してしまいます。

その場合は、部署異動を人事に相談してみてください。大きな会社であれば、部署数も数十以上あるはずです。人手不足な部署は必ずあることでしょう。

まずは人手が足りていない部署をリサーチし、具体的に〇〇部署に異動したいと目星をつけておくと良いです。

人事にお願いをする時には、二つのお願い方法があります。

①前向きな異動

転職理由と同じで後ろ向きである異動理由では受け入れてもらえないことがあります。上司と会わない、上司が嫌いというのは理由としては避けるべきでしょう。

このようなことを伝えると甘えや愚痴だと捉えられてしまいます。どこの部署にいっても起こり得ることなので、却下されてしまうかもしれません。

そのため一度嫌いな上司の話は置いておきましょう。そして新しく行きたい部署に目を向けて、なぜ 部署を異動したいのかと前向きな理由を告げるのです。

「以前から営業に興味があり、勉強していました。ここで自分の力を試したいという思いが強くなったので、営業部への異動をお願いします。」

このような内容です。これであれば、マイナスなイメージがないので異動もしやすいといえます。

②上司のことを正直に伝える

もし本当に上司との折り合いが悪い場合には、正直に伝えるのも一つの方法です。ここでも愚痴や不満にならないように、業務上でそのような支障があったのかを伝えましょう。

「どんな企画を出しても読んでもらえず、目の敵にされていました。私なりに努力をしましたが、どうしても折り合いがつかずに仕事にも支障が出たために異動を希望します。」

もし自分以外にも被害にあっている同僚がいるのであれば、上司の悪態を人事に伝えることも大切です。これ以上の被害者を食い止めることができるでしょう。

転職をする

小さい会社で部署異動ができなかったり、受け入れてもらえない場合には転職も一つの方法です。別の会社にも目を向けてみましょう。

ただし転職するのには、いくつかの注意点が必要です。安易に転職することなく慎重におこなってください。

①永遠に同じ上司ではない

今いるあなたの上司が、この先ずっと同じとは限りません。上司もあなたも転勤や異動になる可能性があります。

それなのに転職をしてしまうのは、時期尚早かもしれません。「今だけ」と自分に言い聞かせて耐えていれば、何か変化が出る可能性もじゅうぶんにあり得ます。

本当に限界がきて心身共に疲れてしまうのでは本末転倒ですが、耐えられるのであれば新しい環境が訪れるまで待つことも大切です。

②どこに行っても嫌いな人はいる

嫌いな上司がいるからと転職をしても、また転職先に嫌な上司がいるかもしれません。会社には何百人もの人がいます。

友達ではないので、気の合わない人や価値観が理解できない人がいるのも当然です。あなたの上司や同僚の中にも、嫌な人がいるのは仕方のないことでしょう。

転職しても必ず人間関係が良くなる保証はないのです。むしろもっと悪化することも考えられます。

新しい環境というのは期待値も高くなるものです。しかし転職しても必ず良くなる保証はないと心得ておくべきだといえるでしょう。

③年収や条件は下がる

転職するというのは、今まで会社で築き上げてきたキャリアなどを一度手放すということです。今より良い条件で転職できることはあまりないでしょう。

まず年収は下がることは覚悟しておいてください。もし家族がいるのであれば、それでも問題ないのかよく確認しておくと良いです。

④年齢によっては転職も難しい

選り好みしなければ転職ができないことはないです。しかし年齢によっては、希望の会社に転職するのは難しいことでしょう。

会社を辞める前に、まずは自分のスキルを確認してください。そのうえで転職に有利となる資格や免許を取得しておくと良いですね。

期間を空けないためにも、就業しながら転職活動をしましょう。もし良い条件の会社がなければ、上司が嫌いなんて小さな悩みに感じることもあります。

保険をかけて転職活動ができるように気をつけてください。

⑤転職理由を考える

部署異動でも同じことを紹介しましたが、転職理由はもっと明確で前向きな理由が必要です。上司が嫌いだからと言っては、採用してくれる会社はありません。

  • なぜ転職したいのか?
  • なぜ御社を希望したのか?

これらは必ず質問されることです。必ず前向きでプラスになるような理由を考えておきましょう。転職は何よりも理由が重視されますので気をつけてくださいね。

嫌いな気持ちを無理にでも前向きにする!

上司を嫌いになってしまうと、毎日の仕事も憂鬱に感じてしまいます。また一度嫌いだと感じてしまうと、負の感情は大きくなる一方でしょう。

そんな時には、自分にできる対策を考えることが大切です。

  • 本当に上司が嫌いなのか
  • 自分に非はないのか
  • 他に頑張れることはないのか

自分の気持ちをマインドコントロールすることで、嫌いという気持ちが和らいでくるものです。少しずつで良いので、気持ちを前向きに変えていく努力をしてください。

嫌いな上司を好きになれなくても、嫌いでなくなるだけでも、環境は変わります。他人を変えるより自分を変えた方が簡単なこともあります。

ぜひ努力してみてくださいね。

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