【理由別】退職する上司へのメッセージの書き方とは？

【病気】上司へのメッセージの書き方

退職する人の中には、やむを得ずに病気やケガで退職する人もいます。本人にとっては、後ろ向きで辛い退職になるでしょう。

また病気や将来への不安も大きいです。仕事がなくなり、社会とのつながりが絶たれてしまうような絶望感もあるでしょう。

ナイーブな退職なため、メッセージにも配慮する必要があります。暗く後ろ向きなことも、明るすぎることも、あまり適しているとはいえません。

深刻になりすぎることなく、感謝と希望を見据えた文章にすると良いです。今上司がどのような気持ちなのかを考慮して、慎重にメッセージを書くようにしてください。

ポイントとしては、

①感謝
②病気について
③また一緒に仕事をしたい

ということを自分なりの言葉で表現してください。

NGワードとしては、

なことです。

つい【早く帰ってきてくださいね】と書いてしまう人もいますがNGです。病気はゆっくりと治してもらうことが大切でしょう。

また【〇〇さんが手術だなんて心配です】【病気で悲しいです】というのもNG。本人が一番心配で悲しいことなので、安易に伝えるのはやめた方が良いです。

【今までお世話になりました。
　ゆっくり休んで療養してください。
　また元気な〇〇さんに会えるのを楽しみにしています。】

【〇年間おつかれさまでした。
　ゆっくりと治療に専念してください。
　まだ〇〇さんに伺いたいことがあるので、回復されたら戻ってきてくださいね。】

【今までありがとうございました。
　〇〇さんの教えは、すべて忘れることができません。
　〇〇さんのような上司になれるよう日々精進します。
　ゆっくり療養してください。】

女性の場合は、旦那の転勤に伴い転職をすることもあるでしょう。引越しで退職をするというのは、女性にとっては後ろ髪を引かれる思いがあります。

特にキャリアのある人であれば尚更です。すごく残念で惜しむような言葉を入れてしまうと、女性のモヤモヤを増幅させてしまいます。

だからこそ前向きなメッセージを送る方が、気持ちよく退職できるでしょう。

【〇年間、お世話になりました。
　〇〇県は、とても良いところですよね。
　ぜひ遊びに行かせてください。】

【今までお世話になりました。
　〇〇さんがいなくなるのは寂しいけれど、頑張ります。
　しばらくはゆっくりと過ごしてください。
　またこちらに帰ってきた時には、ご連絡くださいね。】

【お世話になり、本当に感謝しかありません。
　〇〇さんのコミュニケーション能力なら、どんな場所でも人が集まってくるはずです。
　新しい土地で大変ですが、愚痴や不満が出た時には何でも聞きます。
　私のこと忘れないでくださいね。】

今少し増えてきているのが、親の介護による退職です。結婚や出産とは違い、決して前向きなことではありませんよね。

介護というのは、心身共に疲れます。また社会とのつながりもなくなり、ひたすら介護だけに時間を費やすことになるのです。

本人としては、これからの生活に不安しかありません。少しでも気持ちが軽くなるようにメッセージを考えてください。

また介護については触れない方が良いです。【いつか戻ってきてください】という言葉も介護の終わりを意味してしまいます。

あまり余計なことは書かず、感謝の気持ちや今後の再会を中心にすることがおすすめです。

【今までお世話になりました。
　多くのことを教えていただき、感謝の気持ちばかりです。
　これからもお時間のある時には、お会いしてください。】

【〇年間、お疲れ様でした。
　今の私がいるのは、〇〇さんがいてくれたおかげです。
　これからもプライベートでお付き合いください。】

【〇年間お世話になり、本当にありがとうございました。
　〇〇さんのおかげで、ここまで成長することができました。
　もしご迷惑でなければ、ぜひご連絡させてください。】

定年退職というのは、第二の人生を歩む大きな節目となります。長い人であれば、40年近く会社勤めしたという人もいるでしょう。

もしかすると自分が生まれる前から働いていたという人もいますよね。このように長年勤めてきてくれた上司がいるからこそ、会社があるのです。

お世話になったことはもちろんですが、勤務そのものを労う必要があります。退職の中でももっとも大切に考えるべき人です。

定年についてのメッセージは細かくポイントとNG点を紹介します。またコピペできるテンプレートも多く用意するので参考にしてください。