怒鳴る上司の心理と付き合い方とは?辞めたい・退職したいと思う人必見!

上司

怒鳴る上司との付き合い方

まずは素直に謝る

上司が怒鳴っているとき、まずは気持ちを落ち着かせる必要があります。その方法としては、まず謝るのが一番です。

理不尽で納得できないようなこともあるでしょう。謝りたくないと感じることもあるかと思います。それでも反論すれば、火に油を注ぐようなものです。

まずは『ごめんなさい』と素直に謝りましょう。上司はとにかく怒鳴りたい状況なのです。怒鳴りつけて相手が謝罪すれば、ある程度気が収まります。

上司が勘違いしていることや言い分がある場合には、少し時間をおいてから伝えてください。上司も怒鳴っていた自分から我にかえる瞬間があるので待ちましょう。

毅然とした態度でいる

怒鳴る上司には、相手に恐怖を感じさせたいと思っている人もいます。怒鳴ることで、ビクビクする部下を見て愉快になっているのでしょう。

そこで、怒鳴られても毅然とした態度でいましょう。表情を変えることなく冷静に対応します。そして『すみませんでした』と謝罪して、その場を去ってください。

怒鳴っている上司は、冷静に対応されることで余計に腹が立つこともあります。しかし怒鳴ることに意味がないことにも気がつくでしょう。

『この部下には怒鳴ることは通用しない』そう思わせるのです。そうすれば、理不尽なことに怒鳴られるようなことはなくなります。

承認欲求を満たす

怒鳴る上司の心理として、『認められたい』というものがあるとお伝えしました。そこで上司を認めることが、うまく付き合っていく方法です。

『〇〇さんが上司で本当に良かったです』
『〇〇さんは頼りになる上司なので安心できます』
『どうしたら〇〇さんのようになれますか?』

このように上司として認めているということを伝えましょう。上司の欲求を満たすことで、怒鳴るような行為もなくなります。

心にもないお世辞でも良いのです。これも部下の仕事の一つだと割り切って、持ち上げるようにしてください。

頼りきる

プライドの高い上司の場合、自分のプライドや立場を守ることに必死です。見下されたり優位に立たれないように、日々保身をするために怒鳴っているのです。

そこで上司を頼り甘えてみてください。プライドの高さを逆手に取るのです。そうするとプライドを傷つける敵ではないと認識して、ガードが緩みます。

少しずつ心を開いてくれるようになるので。怒鳴りつけて保身するような言動も減るでしょう。高いプライドを一緒に維持できるようにして付き合ってください。

怒鳴られる原因をなくす

上司は、些細なミスや失敗につけこんで怒鳴ってきます。その中には、怒鳴る必要がないようなこともあるでしょう。

しかし小さなことでも原因をつくっているから怒鳴られてしまうのです。そもそもミスも失敗もなくして、完璧に業務をこなせば怒鳴られる事案もないでしょう。

まずは業務に集中して、確認を怠らないようにしてください。そして上司自身の評価をあげるくらいの成績を残しましょう。

あなたが優秀な部下になれば、上司も何も言えなくなります。上司にとって自慢であり立派な部下になる独力をしてみてください。

適当に受け流す

ストレス発散をするかのように怒鳴られると、納得できずにイライラしますよね。つい反論や反発をしたり、イライラが言動として出てしまうこともあるでしょう。

しかし、このようなことは上司の怒りを増長させるだけです。自分にとっても上司にとっても、良いことは一つもありません。

そこで『鈍感力』を身につけ、怒鳴られても適当に聞いているふりをして聞き流してしまいましょう。イライラもビクビクもヘラヘラもせず、淡々と怒鳴られるのです。

右から左へと怒鳴り声を貫通させてください。そして最後に「以後気をつけます」と適当に合わせておけば良いでしょう。

心の中で『また始まった・・』くらいに軽く考えておけば、気持ちも楽です。怒鳴られた後は、同僚と上司の愚痴を言い合いスカッとさせるようにしましょう。

怒鳴るパターンや沸点を把握する

怒鳴る上司にも必ず傾向があります。傾向がわかれば、対策もしやすくなるでしょう。そこで怒鳴る上司の心理からパターンや沸点を把握してください。

たとえば、劣等感の強い上司の場合は『学歴』という言葉に敏感です。そこから怒鳴ることに直結することが多いでしょう。

また、プライドの高い上司であれば『異論・反論・否定』に敏感です。プライドを傷つけられたと感じた瞬間に怒鳴るでしょう。

このように何を起因として怒鳴るという行動に出るのかを分析しておいてください。それを把握して、上司の怒鳴るパターンや沸点となることを避けるようにしましょう。

上司とは関わらない

怒鳴る上司とは、なるべく関わらずに距離をおいておくのも付き合う方法です。親しいからこそ感情をぶつけやすいということもあるでしょう。

一定の線を引いておくことで、上司は気軽に感情を出さないようになります。イライラしても怒鳴るようなこともありません。

また、どうしても怒鳴る上司がストレスである場合は今いる位置を改めるのも一つの方法です。部署異動を人事に相談するのも良いでしょう。

もちろん転職することも検討する機会かもしれません。我慢するだけが良い結果を生むわけではありません。

自分の業務や心身の影響や状況から考慮して、一番良い方法を考えてみてください。

怒鳴る上司の心理を理解しておく

怒鳴る上司は、基本的には良い上司であるとは言えません。気が弱くて子供のような部分のある人だと言えるでしょう。

しかし人間は誰でも完璧ではありません。上司だからといって、誰しも感情をコントロールできるわけではないのです。

怒鳴る上司にも隠れた心理があることを知ったうえで、うまく付き合えるように努力してください。気が弱くて子供のようだからこそ、部下がコントロールしやすい面もあるのです。

自分が上司を転がすような気持ちでいると良いでしょう。きっと怒鳴る上司との関係も少しずつ良い方向に進んでいくので諦めないでくださいね。

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