【男女別】野心家の人の特徴とは?恋愛・結婚観も紹介!
成功するために必要な条件とは何でしょうか?
お金・人脈・能力など、様々なものが頭に浮かぶことでしょう。しかし、いちばん大事な条件は「野心家であること」です。
お金・人脈・能力にどれだけ恵まれていても、野心家にはかないません。成功への凄まじい執念を持つ野心家は、誰にも負けない行動力を発揮するからです。
したがって成功に近づきたいのなら、野心家の長所を学ぶべきです。野心家の長所を自らの行動に取り入れることが必要なのです。
そこで今回は、野心家の特徴について男女別に詳しく見ていきます。あわせて、野心家の恋愛観や結婚観についても紹介します。
野心家の心理を知ることで、成功への近道を見つけましょう。
男女共通
目標を具体的に設定することができる
野心家が掲げる目標には、たとえば次のようなものがあります。
- トップクラスのプロスポーツ選手になる
- 起業して革新的なビジネスを立ち上げる
- 出世の階段を駆け上って大企業の社長になる
いずれも、普通の人なら「俺にはムリだよ」と思ってしまう、非常に困難な目標です。しかし、野心家は本気で人生の目標として掲げます。そして目標達成のために、日々全力を尽くします。
もちろん野心家が掲げる大きな目標は、簡単に達成できるものではありません。それでも野心家が本気になって困難な目標を目指すことができるのは、人並外れた向上心を持っているからです。
野心家の向上心はとても強く、何としても成功したいと考えています。ただ漠然と「こうなったらいいな」と願うのではありません。成功へのビジョンを明確に持っています。
そのため、野心家が設定する目標はとても具体的です。最終的なビジョンを実現するために必要なことを逆算し、一つひとつを毎日の具体的な行動に落とし込むのです。
たとえば、起業して成功することを目標にしているサラリーマンについて考えてみましょう。会社勤めをしているので、起業の準備に充てられる時間は決して多くありません。
それでも限られた時間の中で、起業へ向けてやるべきことを具体的に見つけていきます。頭の中のビジョンを現実のビジネスとして具体化するために、実際に手を動かし足も動かします。
「市場調査のために、今日はあの人に話を聞こう」
「事業計画を立てるために、今日は税理士に相談しよう」
「必要経費を割り出すために、今日は業者に電話しよう」
きわめて具体的な目標を、毎日の行動レベルで設定することができるのです。
目標を決めたら誰よりも努力する
毎日の具体的な行動目標を設定したら、一つひとつを淡々とこなしていきます。努力を惜しむことはありません。
向上心の強い野心家は、目標に向かって動いていないと不安になってしまうからです。
野心家にとって、ビジョンの実現が何よりも優先すべきことです。目標達成のために行動するのが当たり前なのです。結果的に誰よりも努力しますが、本人は努力と思っていません。
たとえば、起業を目指している野心家のサラリーマンが、早朝から終電間際まで本業の仕事に忙殺されていたとしましょう。帰宅は深夜になり、すぐに寝ないと明日の仕事に差し支えてしまいます。
それでも野心家のサラリーマンは、睡眠時間を削ってでも起業準備の時間を作ります。眠たい目をこすりながら、必要経費の算出を少しでも進めようとします。
もっとも、本人には努力しているという意識はありません。目標達成への強い思いに、ただ突き動かされているのです。何もしないで寝るのは、あまりにも不安なのです。
野心家の強大な向上心は、目標の実現へ向けて自分自身を常に動かし続けます。普通の人なら逃げたくなるようなことでも、確実に片づけていきます。
その結果、野心家は目標達成のために誰よりも努力します。本人は努力だと思っていないだけに、常人には及びもつかないすさまじいエネルギーを発揮することができるのです。
負けず嫌い、モチベーションが常に高い
野心家の猛烈な向上心は、「競争相手に絶対負けたくない」という執念を生み出します。頭の中に思い描く壮大な野心を現実のものとするため、誰よりも高みに立ちたいと考えるようになります。
野心が大きければ大きいほど、競争相手の数も増えます。あらゆる競争相手よりも優位に立たなければ、目標を達成することはできないのです。
そのため、野心家は自然と負けず嫌いになります。また、競争相手に負けたくないという気持ちをいつも抱えているので、モチベーションも常に高い状態のままでいます。
たとえば、一部上場の大企業に新卒として入社した若手が、出世街道を上り詰めて社長になろうと本気で考えているとしましょう。若手にとって、ほかの社員は全員ライバルです。
同期をライバル視するのはもちろんのこと、先輩や上司のことも競争相手として見ています。あからさまに敵意を見せはしませんが、心の奥底では誰にも負けたくないと強く思っています。
当然、同期に対しては常に先を行きたいと思っています。それだけではなく、現時点では先輩や上司よりも能力が劣っていることすら、気に食わないと感じてしまいます。
普通の新入社員なら、先輩や上司より仕事ができなくて当然だと考えます。しかし、野心家は違います。新入社員の段階で、先輩や上司をすぐにでも追い抜こうという意識を持っています。
先輩から仕事のやり方を学ぶ際にも、先輩と同レベルになるだけでは満足できません。常に、先輩より一歩先に行こうと考えます。そのため、成長スピードが段違いに早くなるのです。
負けず嫌いの野心家は、仕事へのモチベーションを常に高く保ちます。その結果、誰よりも早く成長していくことができるのです。
失敗を失敗と捉えず成功のプロセスと考える
負けず嫌いの野心家は、失敗に対する向き合い方も前向きです。一度失敗したからといって挑戦をあきらめてしまうと、勝負が負けに確定してしまうからです。
挑戦を続けていれば、過去の失敗をいつか「成功へのプロセス」に転換することができるのです。
あきらめなければ、失敗は決して「負け」にはなりません。負けることを何よりも嫌う野心家は、失敗を「負け」にしないために、失敗しても気持ちを前向きに保ち続けます。
野心家は、降りかかってきた試練に対して失敗を恐れず挑みます。たとえ失敗したとしても、野心家の意識はすぐに次のチャレンジに向かいます。
なぜ失敗したのか冷静に分析して、同じ間違いを繰り返さないよう周到に地盤を固めます。失敗の経験をいつか訪れる成功の糧にできるよう、野心家は必死に励みます。
たとえば有名な経営者でも、今の地位を築くまでいくつもの事業に失敗してきたという例はいくらでもあります。何度破産を繰り返してもあきらめません。その結果、巨万の富を手にするのです。
普通の人なら一度破産すると絶望の底に沈み、再起するのも至難のわざです。しかし野心家の競争心は、失敗をものともしない強靭な意志力を生み出します。
失敗しても挑戦をあきらめない野心家の辞書には、「負け」の文字はないのです。
圧倒的な自信を自分に持っている
野心家が持っている向上心や競争心は、一朝一夕に身につくものではありません。野心家自身が幼いころから積み重ねてきた経験の中で、少しずつはぐくまれてきた特質です。
向上心や競争心をはぐくむ過程で、野心家は数多くの失敗と成功を重ねてきたはずです。失敗とともに、たくさんの成功経験を獲得してきたはずなのです。
野心家が人生の中で重ねてきた無数の成功体験は、一つひとつが自信となって蓄積していきます。
やがて野心家の自信はゆるぎないものとなり、人並外れた壮大な野心を持つことを可能にするのです。
たとえば、運動が苦手な中学生について考えてみましょう。小学生の頃からずっと運動とは無縁の生活を送ってきましたが、中学入学をきっかけに野球部に入ったとします。
野球部での練習を通じて、持ち前の向上心や競争心を刺激されるようになりました。「少しでも野球が得意になりたい」「周りに負けたくない」といった思いから練習に励むようになります。
初めはキャッチボールもできませんでしたが、地道に練習を重ねることでボールをうまく捕れるようになりました。小さな、しかし確固たる成功体験です。
バッティングについても、初めはボールをかすることもできませんでした。しかし練習を重ねるうち、次第に芯をとらえられるようになりました。ここでも成功体験を積み重ねていきます。
向上心・競争心をばねに誰よりも練習に励むうちに、確実に成功体験を蓄積していきます。成功体験の積み重ねは、「やればできるんだ」という自信へつながっていきます。
「やればできる」という自信は、向上心・競争心をさらに刺激します。誰よりも野球が上手になりたいという思いが生まれ、野球部の中で一番練習熱心な部員になります。
その結果、ついに野球部のエースとなるまでに成長を遂げました。持ち前の向上心・競争心がもたらした成功体験の積み重ねは、圧倒的な自信へと結実するのです。