心を閉ざす人の特徴とうまい付き合い方とは?
職場の中には、どう接していいか分からない人って意外といますよね。中でも、心を閉ざしてくる人への接し方を悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
心を閉ざす人は、目を見なかったり、そもそも全然話さなかったり、歩み寄るチャンスを与えてくれません。コミュニケーションの方法を悩む以前の問題ということも多いものです。
普段関わりが薄いならまだ良いのですが、同じチームになってしまったということにもなれば、さすがに放置もできないでしょう。
後輩の指導をしたいけど、肝心の後輩から心を閉ざされてて…という場合もありますよね。今回は、そんな心を閉ざす人の特徴とうまい付き合い方を紹介します。
心を閉ざす人の特徴とは?
社交性がない
心を閉ざす人の特徴といえば、本人の社交性のなさが挙げられるでしょう。
気を利かせてランチに誘ったり、合コンに呼んだりしても、つれない反応をされたことはありませんか。心を閉ざす人は、よほどのことがない限り食事の場には姿を現しません。
むしろ食事や飲み会の誘いに来ないのは当たり前、大勢でいても会話に参加してこないなど、問題は普段からてんこ盛りです。
挨拶をしない、目を合わせない、そもそも喋らないという状態なら、その社交性のなさは致命的でしょう。
人と関わることをそもそもシャットアウトしているので、周りからしてみれば全くどう扱えば良いか分からないものです。しかしそんな社交性が全くない人は意外と職場には結構いますよね。
「楽しそうに喋っているのを見たことがない」「いつも一人でご飯を食べている」などの印象が強い人です。
心閉ざし中の人は逆に目立つので、周りと比べて浮いている印象をよく覚えている人も多いでしょう。
自信がない
心を閉ざす人は、臆病な性格が目立ちます。臆病ゆえに自分に自信がなく、失敗を異様に恐れる傾向があるのです。
そのため、誰かと共同でやる作業にとても苦手意識を持っています。「自分のせいで迷惑をかけたらどうしよう」という心配が頭をよぎるからです。
すると作業のペースを遅らせることになり、心を閉ざす人とチームが同じになると作業が進みにくいことも珍しくありません。
そして失敗を恐れるのも、全ては自分に対する自信の無さが原因と言って良いでしょう。自分が成功しているイメージを持つことができないため、失敗ばかりを心配してしまうのです。
自信がないからこそ、新しいことに対しても消極的です。進んで自分から関わりに行ったりなど、とにかく積極的に何かをするようなタイプではありません。
新しいプロジェクトのメンバーを募集していても、自分から立候補することはないでしょう。
また、心を閉ざす人は「どうせ自分なんて」という自虐的な発言や、後ろ向きな言葉も多いです。そのせいでポジティブな自信家タイプの人とは気が合わないこともたくさんあります。
自分のことは話さない
心を閉ざす人は、基本的に秘密主義です。しかし秘密主義とは言っても、ミステリアスな人のように隠そうとして隠しているわけではありません。
こちらから積極的に聞いたり話を振ったりしないと口を開かず、自分のことは全く話そうとしません。
そのため、職場仲間としては付き合いはそれなりに長いのに、実は誰もその人の情報を知らないということも多いのです。
何年も経ってから「そういえばどこ住んでるの?」なんてことを改めて聞かれることは珍しくありません。
必要に迫られて連絡を取ろうと思ったら、誰も個人的に電話番号を知らなかった…なんてこともあるでしょう。それは、周りに対して心を閉ざしているためです。
必要を感じないからこそ、自分の情報をあえて話そうとはしないのです。心を閉ざしているだけで、周りからしてみれば謎な人と思われてしまうこともよくあります。
普通、それなりに人とコミュニケーションを取る人なら、周りの人とも連絡先は交換しますよね。普段話していれば、どこに住んでいるかなども話題になるでしょう。
しかし心を閉ざす人は、自分の話題をあえて出すようなことはしません。自己主張の弱さが原因している場合もあります。
普通の人と比べて主張しないため、当然自分の話なんて会話の中にまったく出さないのです。