清潔感がない
清潔感は、普段から見た目や自分の印象を良いものに保つ意識を上げていてこそ、持つことができるものです。
ズボラな人は、好印象を持たれることに意識を保つことが苦手なため、清潔感がない傾向があります。掃除をしなくても平気、同じ服を着まわす、鞄の中が汚いなどの特徴が印象的です。
そのためズボラな人は、会社のデスク周りが他の人と比べて汚いことが多くなります。また、同じような服装で出社することもありがちでしょう。
「どうせ周りに迷惑はかけてない」「どうせ自分のことなんて見ていない」という気持ちの油断からです。そして「どうせ…」と思う気持ちの油断も、やはりズボラな性格から来ています。
「まあいいや」という甘い気持ちが、清潔感を保つことの邪魔をしているのです。
自分自身では気づいていないかもしれませんが、ズボラな人は清潔感がないという悪印象のせいで嫌われることも多くなります。
周りの人から距離を取られたり、自分の印象に嫌悪感を持たれることが多いという人は、清潔感が欠けているのかもしれません。ですが、ズボラな性格を直さない限り、印象は改善しないでしょう。
食べ方が汚い
ズボラな人は前述の通り清潔感があまりないため、汚れることを気にしません。だからこそ、食べ方が汚いといった特徴があるのも事実です。
一緒に食事をしている人も恥ずかしいでしょう。接待の場でこちらがクチャクチャ音を立てて食べていたら、間違いなく相手は今後一緒に仕事はしたくないでしょう。
しかし本人はズボラなので周りに配慮するということを知りません。自分の印象が、相手にどう映っているのかも知る由は無いのです。だからこそ、汚らしい食べ方を直そうとはしません。
特に女性の場合、食べ方が汚いのは印象として最悪です。ズボラな女性は、食べ方が汚いせいで女性として見てもらえなくなりますので、特に注意が必要です。
話を聞くのが苦手
ズボラな人は、相手の言ったことを覚えていません。なぜなら、自分以外の人の話をよく聞こうとするのが苦手だからです。
真剣に耳を傾けることが、正直面倒臭いからでしょう。適当に聞ける範囲でしか話を理解しようとしないので、よく話を曲解しているところがあります。
つまり周りの人が言っていることを重要視していないということにもなります。「また聞けば良い」という甘えの姿勢も入っているのかもしれません。
相手の言ったことを覚えていないというのは、仕事をスムーズに進めていくうえで致命的です。
何度も同じようなことを聞いたり、ミスを繰り返したりと、いわゆる「仕事のできない人間」認定されてしまうことが多くなります。
話を聞くのが苦手なせいで出世コースから外れてしまい、周りの同僚にはどんどん先を行かれてしまうこともありがちなものです。
直す方法とは?
周りの人に協力してもらう
では、ズボラな性格を直すためにはどんな方法が効果的なのでしょうか。周囲に対して気遣いができないというズボラな性格は、残念ながらなんとなくただ意識しただけでは直るものではありません。
まず大事なのは、周りの人に協力してもらい、気になるところがあれば注意してもらうようにすることです。
ズボラな性格を直そうと思っても直せないのは、自分自身が悪い癖に気づけてないからです。
例えば周りを気遣うことなく空気の読めない行動をしていたり、食べ方が汚かったり、時間にルーズだったりした時などですね。
自分的には空気が読めないことも、汚く食べることも、時間を守らないことも基本行動なのでなかなか気づけないでしょう。頼るべきは周りの人です。
つまり、ズボラな性格が直せるように調教してもらうということになります。
大げさだと思うかもしれません。でも、はっきり言ってズボラな性格を直すためには、周りの人に指摘してもらわないと気づけないことも多いです。
自分の中に染みついた考え方や習慣を変えることは難しいものです。ぜひ周りの人に注意してもらうことを頼み、どんな行動がズボラな行動に当たるのか一つ一つ気づいていってください。
必要のないことは極力口にしない
自分でもなんとなく「言う必要はないかも」と思えるような言葉があれば、なるべく口を閉ざすようにしましょう。不必要なことは極力言わないようにすることが大切です。
最初は感覚で「なんとなく言ってはいけなそうな言葉」を判断していくだけで良いです。すると、自然と余計な一言を発しなくなるため、後になって効果を得てきます。
特に相手を傷つけるかもしれない言葉には慎重になるべきです。判断に迷ったら、基本的にはお世辞や褒める言葉を多く発するようにしていきましょう。
ズボラな人は、周りに対して気を遣うことを面倒に思ってしまいがちです。だからこそ、つい相手にとってショッキングな言葉を言ってしまうのです。
なるべく「周りの人を傷つけない」ということを意識することを大切にしていきましょう。傷つけないことを意識するだけで、不要な一言はだいぶ軽減されるはずですよ。