恋愛が続かない理由と対処法とは?

恋愛関係を築いていくためには、当然自分の考えだけを優先していては上手くはいきません。自分だけでなく相手の立場にもなることが必要です。

恋愛をしてもいつも1年以内に別れてしまう人は、おそらく無意識に自分中心の恋愛になってしまっているのでしょう。恋愛が続かないような言動をとってしまっているのです。

恋愛を長続きさせたいのなら自分がとっている言動を見直し、恋愛が続かない理由を突き止めなくてはいけません。そして理由に沿った対処法を見つける必要があります。

今回は恋愛が続かない理由と対処法を紹介します。恋愛が続かないと思っている人は、ぜひ自分に当てはめて考えてみてください。

恋愛が続かない理由と対処法とは?

価値観を押し付けているかも

彼に自分の価値観を押し付ける女性

人と人との付き合いではしばしば価値観が合うことが重視されます。大切にしている考え方や好みが一致している人の方が、一緒にいて居心地が良いからです。

ただ価値観というのは長い年月をかけて様々な経験を通して培うものなので、100%一致することはまずありません。また自分で変えようと思っても簡単に変えられるものではないのです。

にもかかわらず、自分の価値観だけが正しいと思い込み、他者に押し付けてしまう人がいます。

特に恋人は特別な存在であるため、自分を理解してほしいという気持ちが強く働きます。すると無意識に価値観を押し付けてしまう人も多いです。

たとえば「○○を直してほしい」と言うことも、場合によっては価値観を押し付けていることになります。行動というのは価値観に基づいているため、他人に強制されれば苦痛を感じるのです。

もちろん付き合っていく上ではお互いの考えを尊重し、行動を見直すことも必要です。しかし当たり前のように自分の価値観を押し付け、強制してはいけないのです。

価値観を押し付けがちな人は、誰と付き合っても恋愛は上手くいかないでしょう。

彼氏に尽くしがち

彼に尽くしてばかりの女性

彼氏に尽くしがちな人も恋愛が続きにくい傾向があります。彼氏を思う気持ちを尽くすという行動で表現しすぎてしまうと、結果的に気持ちが冷めていってしまいやすいのです。

彼氏に尽くしがちな人というのは、とにかく自分の好意を全力で伝えようとします。しかしずっと全力でいることは絶対にできません。全力を出し続ければいつか必ず燃え尽きてしまうのです。

自ら進んで尽くしていても、必ずそこには無理が生じています。尽くしてばかりいると常に彼氏を優先してしまうため、自分を蔑ろにしがちだからです。

自分を蔑ろにし続ければいつかストレスが爆発し、今まで尽くしてきた気力を一気に失うことになります。そして彼氏への想いが燃え尽きてしまうのです。

彼氏があなたの好意に同じように答えてくれなければ、なおさら燃え尽きるのは早いでしょう。燃え尽きてしまえばもう恋愛感情は冷めていく一方です。

彼氏に尽くしすぎる人は、誰が相手でも尽くすことで愛情を表現するため、どの恋愛もすぐに燃え尽きてしまう傾向にあります。

付き合っても彼氏を信じられない

付き合っても彼氏を信じられないでいる女性

不安な気持ちというのは恋愛の妨げになります。好きな気持ちが強いほど不安を抱きやすくなるものですが、不安を抱いたままでは、付き合っても心から彼を信じられないのです。

彼氏を信じることができなければ、自分の心を開くこともできません。信じてもらえず心も開いてもらえなければ、寂しい思いをさせてしまうでしょう。

寂しい思いをさせてしまえば、彼氏の心が離れていってしまうのも時間の問題です。好きでいてほしい気持ちが強いからこそ抱いている不安が、別れる結果を招くことになるのです。

好きでいてもらいたいなら、彼氏を信じて徐々に心を開き、寂しい思いをさせないことです。付き合っても彼氏を信じられない自分のままでは、いくらこの先恋愛をしても続かないでしょう。

結婚を意識している

結婚を意識する男女

恋愛結婚が主流の現代では、多くの人は恋愛の先に結婚を見据えていることでしょう。将来結婚することを望んでいるなら、多少なりとも結婚を意識しているはずです。

しかし当然のことながら、結婚はお互いが望んでいなければできませんし、できたとしても上手くはいきません。また結婚に対する考え方は人それぞれなので、すり合わせが必要になります。

彼氏がまだ結婚を考えていなかったり、考えていても状況的に難しかったりする場合もあるでしょう。そんな状態で結婚を意識している様子を前面に出してしまえば、相手に負担がかかります。

彼氏の気持ちも考えず自分の願望のままに、結婚を意識した恋愛を強いれば、恋愛が重いと思われてしまいます。重いと思われてしまえば、どんどん心の距離ができてしまうでしょう。

結婚するためには付き合っている時から結婚を意識することは必要ですが、結婚の意識が別れる原因になることもあります。彼氏の気持ちも考えて2人で考えなければいけないのです。

対処法とは?

個性と割り切る

彼の個性と前向きに割り切る女性

どんなに好きな相手でも価値観の相違は必ずあります。お互いに価値観を押し付け合うのではなく、価値観を個性と割り切り上手く付き合っていくことが大切です。

もちろん浮気など世間一般的にも許されることではないことは容認する必要はありません。お互いに許せないポイント以外は育ってきた環境の違いだと受け入れる努力をしましょう。

どちらか一方だけが我慢してはいけません。価値観を個性だと受けれた上で、うまくやっていくためにはお互いどうすればいいかを話し合い、すり合わせていくのです。

お互いがお互いを尊重しようという気持ちを持っていれば、必ず円満に進む答えが見つかります。自分の価値観も相手の価値観も同じように大切にする心を持ちましょう。

デートの頻度などを減らす

デートの頻度を減らすカップル

恋愛にのめり込みすぎてしまう人は、一生懸命にならなきゃいけない機会を減らすようにしましょう。デートなどの頻度を減らすのです。

誰だって彼氏にはもっと好きでいてもらいたい、もっと関係を深めて信頼関係を築きたいと思うものです。しかし焦る必要はありません。

会うたびに頑張らなきゃという気持ちになって無理をしても、心身共に疲れてしまいます。恋愛していると疲れると思うようになれば、気持ちがどんどん冷めていってしまうでしょう。

彼氏を思っての行動であっても無理のあるものなら、苦しめてしまう結果に繋がります。一生懸命になりすぎていること自体が、負担になってしまうこともあるかもしれません。

好意というのは常に全力で伝える必要はありません。ここだというポイントでしっかり愛情を示すことができれば、相手にちゃんと伝わるのです。

お互いがお互いの負担になることなく、必要な時にしっかり愛情を伝え合うためにも、デートの頻度などは減らしてみましょう。恋愛というのは長期戦で信頼を築いていくものなのです。

ガードを緩める

男性に対するガードを緩める女性

恋愛が上手くいく自信がない人は、ガードが堅い傾向があります。不安な気持ちが強いために、守りの姿勢になってしまい、相手に上手く歩み寄ることができないのです。

しかし自分から心を開いて相手に歩み寄ろうとしなければ、恋愛は上手くはいきません。なので意識的にガードを緩めるようにしてみましょう。

不安が強い人というのは固定観念が強いです。こうしなければ上手くいかない、嫌われてしまうのでは?などといったネガティブな考えに縛られています。

ネガティブな固定観念が強いガードを作り、恋愛の妨げになっているのです。

ガードを緩めると言っても、初めから体の関係になるほど、自分をさらけ出さなければいけないわけでは決してありません。

好きな気持ちを伝えたり、手を握ったり、不安な気持ちを打ち明けたりと、自分ができることを少しずつやればいいのです。

結婚は付き合って1年以上経ってから少しずつ考える

結婚を意識するカップル

結婚については付き合って1年以上経ってから少しずつ考えるのが良いでしょう。結婚は好きな気持ちだけでできるものではなく、相性の問題が何よりも大切だからです。

結婚というのは恋愛と違い、今後ずっと同じ屋根の下で生活をし続けるということです。恋愛では我慢できるようなことも、結婚では致命傷になる可能性も十分にあります。

考え方や生活スタイルなどの相性が良くなければ、結婚しても長くは続きません。そのため結婚を考える前に、結婚相手としての相性はどうなのかを見極めなければいけません。

どんなにお互いのことをよく知っていたとしても、結婚相手としての相性というのは付き合ってみなければわかりません。付き合ったとしても短期間では相性の良さはわからないでしょう。

そもそも1年も続かないような相手であれば、結婚しても上手くはいきません。結婚を考えていたのに蓋を開けてみたら相性が合わなかったでは、お互いに嫌な思いをすることになります。

結婚は今後の人生を大きく左右するものです。幸せな結婚生活を送りたいのであれば、付き合って1年以上経ってから結婚を考えるようにしましょう。

まずは恋愛が続かない理由を探してみる

喧嘩ばかりのカップル

恋愛は自分の気持ちばかりを優先しても、相手の気持ちばかりを優先しても上手くはいきません。そのような極端な恋愛の仕方のままでは、いくら相手が変わっても恋愛は続かないでしょう。

いつも恋愛が続かないと感じている人は、一度自分の恋愛観や恋愛の仕方を見直してみてください。きっと何か原因になるものがあるはずです。

恋愛に限らず人と関わりを持つ際には、相手を受け入れる心を持つことが大切です。自分の考えだけが正しいと思ってしまえば、一緒にいたいと思ってもらえなくなってしまいます。

また恋愛に無理は禁物です。どんなに好きだからといって相手のために自分に無理をさせても、良いことはありません。必要な時に必要な分の愛情を伝えることができれば十分なのです。

強い不安を抱いて自分のことも相手のことも信じられない恋愛も長続きはしません。信頼し合える関係になれなければ、本当の意味での恋愛関係は築けないのです。

そして恋愛の延長線上にある結婚についても、意識しすぎは2人の関係に亀裂が入る恐れがあります。ゆっくり時間をかけて2人で答えを出していきましょう。

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はじめまして、今回の記事を担当しているSYMPLY編集部です。 SYMPLYは、主に10代後半~20代後半の女性向けに恋愛記事を提供しています。 編集部は主婦や恋愛経験豊富な女子大生、恋愛心理カウンセラーの方々などで構成されています。 みなさんの恋愛の手助けができるサイト作りを目指しているので、よろしくお願いします。