「彼氏のことは大好きだし、価値観も凄く合う。結婚したい気持ちもある。・・でも唯一の心配事が、経済力がなくて貧乏というところ。」
このように、経済力のないことが結婚の足止めになって悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。
理想論を言えば、「お金がなくても愛があれば幸せ」です。でも現実的に、経済力のない男性との結婚は幸せになれるのでしょうか。
このまま結婚しても良いのか。もう少し考えるべきなのか。それとも他の男性を探すべきなのか。
今回は経済力のない男性との結婚について、現実的に考えていきたいと思います。悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。
経済力のない男性との結婚は現実的にどう?
2人で暮らせていけるお金があれば本人達次第
お金はあるに越したことはありません。お金があれば欲しい物も手に入りますし、行きたいところにも行けます。
でも2人で暮らしていけるほどのお金があれば、どうにでもなります。欲しい物や行きたいところだって、お金がないなりに工夫はできるものです。
結婚したら海外に行きたいと思うかもしれません。でも国内でも2人で楽しめる場所はたくさんあります。安くて楽しい場所を開拓するのも良いですね。
結婚したら車が欲しいと思うかもしれません。でも電車だって自転車だって、2人だったらどんな移動手段でも楽しいはずです。
結婚したら高級料理も堪能したいと思うかもしれません。でも美味しい手作り料理を勉強して一緒に食べれば何より美味しいでしょう。
上を見ればきりがありません。欲は果てしなく出てくるものです。でもどれも本人達次第なんです。
お金がなくても楽しむ方法はたくさんあります。それを2人で工夫しながら考えていけば、なんの問題もなく暮らしていけるでしょう。
出産した場合でも共働きが基本になる
経済力がない人と結婚した場合、共働きが基本となります。彼とあなたの2人の収入で一つの家計が成り立つわけです。
それは出産をしてからも同じです。産休・育休を取得して、また働きにでることになるでしょう。家事に育児に仕事にと大変になることは避けられません。
もしあなたが専業主婦や自由気ままな子育てライフを夢見ているのであれば、きっと理想と違う生活に不満を感じてしまうでしょう。
働き続けることに苦痛を感じてしまい、結局結婚生活は上手くいかなくなってしまいます。
共働きをすることが苦痛ではなく、むしろ仕事を続けたいという人。もしくは家計は一緒に支えていくものだと考えられる人。
このような女性であれば、一緒に収入を得ながら問題なく結婚生活を送れるでしょう。
常にお金のことは頭をよぎりがち
結婚する前は、自分で働いたお金は自由に遣えたでしょう。わざわざ家計簿をつけなくても、お金が足りなくなることもなかったはずです。
しかし経済力がない男性と結婚すると、常にお金のことを考えて生活しなければいけません。
「今月は出費が多いから外食はできないな・・」
「できるだけ安いスーパーを回らなければ・・」
「必要なものあるけれど今はお金が足りないな・・」
どんなことをするにも買うにも生活にお金はつきものです。収入が多ければ考えずにすむことも、収入が少ないとい考えることは山ほどあります。
常にお金の出費について頭で考えて計算して暮らしていく必要があります。もちろん家計簿もつけた方が良いでしょう。
お金の管理をするのが苦手だという人。またお金のことを考えてしまう生活は苦痛だという人。このような女性は結婚を考え直した方が良いですね。
旦那が家事や育児に積極的だと上手くいく
共働きが基本となる結婚生活では、旦那がどれくらい協力的かということが重要です。女性だけが働いて、家事も育児をするのでは苦しくなってしまいます。
女性が家事・育児をするという固定概念がなく、「できる方がやる」というスタンスでいてくれる旦那だと良いですね。
お互い働いているのだからと、早く帰れた日には家事も育児もこなしてくれれば負担は減ります。
女性がストレスなく仕事をすることができれば、結婚して子供が生まれても問題なく仕事を続けていけます。
そうすれば2人で家計を支えていくことができますね。
家事も育児も任せきりで、理解も協力もない旦那。これでは、あなただけが背負うものが大きくなり潰れてしまう可能性があります。
旦那がどれくらい家事や育児に積極的なのかは事前に知っておくと良いでしょう。
旦那にビジョンがあると精神的にも楽
結婚する時には、まだ20代や30代ですよね。まだまだ仕事にも伸びしろのある時期です。今経済力がないからといって、諦める必要はありません。
ただ伸びるかどうかは、旦那に意思があるかどうかです。現状に満足していたり、向上心のない人では、今後も経済力は望めません。
そうではなく、将来にビジョンのある旦那であれば期待できます。今後もっと働いてお金を稼ぐ気があるかどうかです。
強く明確なビジョンがあれば、男性はいくらでも変化することができます。いきなり収入が増えることだってあるでしょう。
今は収入が少ない。でも未来の彼を信じられるかどうか。それをあなたの目で見極めてみてください。
やる気のある旦那であれば、あなた自身も精神的に楽になります。旦那を育てる気持ちで見守るのも良いですね。
彼を支えてあげるという包容力が女性に必要
女性は結婚相手に経済力や包容力を求めます。でも実は男性も同じように女性に対して母性や包容力を求めています。
男性はとてもナイーブで繊細です。女性が色々なことを求めて期待してしまうと、プレッシャーに押し潰されてしまうこともあるのです。
過度に期待をしすぎずに、支えて見守る器が女性には必要になります。では具体的に女性の包容力とはどのようなことかを見ていきましょう。
収入への不満を口に出さない
収入が少ないのを理解した上で結婚したのであれば、結婚後に不満は絶対に口に出してはいけません。収入が少ないことは男性だって一番気にしているはずです。
不満を口にして伝えてしまうと男性のプライドが傷つきます。そしてナイーブで繊細な心にも傷がついてしまうでしょう。
不満があっても自分の心にしまっておきましょう。むしろ不満を感じないように、気持ちを前向きに切り替えることが必要ですね。
男性にばかり収入を求めない
家にお金を入れるのは男の仕事と思うのはやめましょう。結婚したのですから、2人で稼げば良いのです。それはどちらの役目でもありません。
役割を押し付けずに、お互い協力して生活していく器の大きさに男性も安心するでしょう。
昇給や出世を急かさない
結婚して数年たつと、つい旦那の昇給や出世を急かしてしまうことがあります。でも妻が急かしたところで何かが変わるわけではありません。
急かすことで旦那は負担や重荷になり、ストレスを感じるだけでしょう。
焦らずに何年でも見守る気持ちが大切です。過度な期待はせず「とりあえず元気で働いてくれれば・・」くらいの大きな気持ちでいるようにしてください。
結局は性格が一番大切
経済力を中心に考えると、やはり苦労や我慢は少なからずあるものです。でも結婚は経済力が全てではありません。
どんなに経済力がある人でも、価値観の合わない人と結婚したら幸せにはなれません。常に意見が対立し、喧嘩も絶えないでしょう。
お金がなくても価値観が合えば、ささいなことでも楽しいと感じることができます。
性格の合わない男性と海外の高級ディナーをするより、性格の合う人と公園でおにぎりを食べる方が幸せなんです。
最終的に大切なのは、やはりお金よりも気持ちです。性格が合うことと、お互いの好きという気持ちがあることが一番です。
お金ばかりに惑わされずに、本質の気持ちも忘れずに見つめなおすようにしてください。
結婚は経済力よりも気持ちが大切
経済力のない男性と結婚は苦労することもあります。もしかすると後悔してしまう瞬間もあるかもしれません。
でも、お金があれば幸せが手に入るわけではありません。経済力が結婚のすべてではありません。お互いに協力する気持ちがあれば、経済力はカバーできるものです。
愛だけで結婚に突っ走ることはおすすめできません。しかし経済力だけで結婚を決めるのもおすすめできません。
現状をよく見て考え、自分の気持ちや相手との価値観も踏まえて、ゆっくり今後の生活について考えてみてください。