異性からの電話はかかってきたことに気づいたときは、なんだか少しドキドキするものです。
メールやLINEが普及している中で、あえて電話をかけてくるという気持ちを考えるとうれしいものですね。
ところで、異性へ電話をするときの心境は、一体どんなものなのでしょうか?脈ありの相手への電話なのか、ただ友達としての電話なのか、判断する基準などはあるのでしょうか?
脈ありの電話に焦点を絞り、脈ありの相手にしかしない態度や会話の内容がどのようなものか、具体的に紹介していきます。合わせて理由も解説していくので、参考にしてみてくださいね。
脈あり電話の特徴とは?
訳もなく電話してくる
何の用事もないのに、意味もなく電話をしてきたら、相手はあなたに気があるサインです。ただ純粋に、あなたの声が聞きたくて衝動を抑えきれずに電話をかけてきたのです。
しかし、訳もなく電話をしてくることに関しては、そこそこ親しい間柄の人に限られます。
あまり知らない相手であったり、親しくない間柄の人から意味をなさない電話がかかってきたら驚きますね。もっとひどい場合は、相手に対し疑問や不信感さえも募ります。
つまり、距離感が十分に縮まっていない相手だと、無礼という印象になってしまうのです。
もちろん、その点を相手も理解しているはずです。冗談が通じ合うくらいの関係性を築いている人しか、訳もなく電話してくることはないはずです。
訳もなく電話してくるあなたと親しい間柄の相手は、脈ありの可能性が濃厚、ということです。
酔って電話してくる
わたしたち人間は、酔っ払ったら理性が効きにくくなります。そのため、欲望や本能に忠実になりやすく、自分の気持ちに正直に、また大胆な行動を取りやすくなります。
つまり、酔っ払ったときにとった行動こそが本音を素直に反映しているということです。
「普段は緊張してなかなか声もかけられない相手でも、アルコールの力を借りで、酔った勢いに任せたら話せる気がする。電話をしちゃえ。今なら気持ちを伝えられる気がする。」
酔って電話をかけてくる人の発想なのです。考えすぎな、案外自分に自信のないタイプの人に多い傾向にあります。
酔っ払って電話をしてくる相手は、あなたと会話をしたい、ということが本音なのです。脈ありということをそのまま反映しているのです。
テンション高め
電話はフェイストゥーフェイスの会話と異なって、表情や仕草で会話の内容をフォローすることができません。フォローするためには、声色やテンションしか手段はありません。
よく電話で使われるのが、テンションを高めにする、という手法です。テンション高く会話をすれば、話も盛り上がるし明るくなります。
もちろん、どうでもいい相手との会話で気を使ってテンションを高くすることもありません。しかし、絶対に会話を盛り上げたいときは元気よく、明るくするためにもテンションを上げていきます。
言い方を変えれば、頑張ってまで会話を楽しいものにさせたい相手に対してのみ、テンション高めで話すのです。そんな相手は、脈ありの相手に他なりません。
テンションだけでなく、頑張って会話を続けようとしてくれたり、盛り上げようとする姿勢を感じるのも同じです。相手があなたに脈ありというサインなのです。
励ましてくれる
どうでもいい相手にする慰めや励ましほど面倒くさいものはありません。くよくよ、うじうじ、めそめその繰り返しでマイナス思考。ネガティブでどうにもならないことを、堂々巡りで悩んでいる。
らちがあかない状態にも付き合ってくれ、励ましてくれたり慰めてくれる人こそ、脈ありなのです。直接であっても電話であっても、同じことが言えます。
仕事でミスしちゃったとSNSでつぶやいたら、応援と励ましの電話をくれた。体調が悪いとLINEで相談したら、心配してわざわざ電話で励ましてくれた。具体例はこのようなものがあります。
放っておいてもいいことを、気にかけてわざわざエールの電話をくれることこそ、脈ありの証拠です。
しかし注意すべきこと二つがあります。まずは相手が、誰にでも優しい人かどうかはしっかり見極めなくてはいけません。
どこにでも優しさの塊のような、人たらしなタイプの人はいます。みんなに平等に優しくても、精神的に弱っていると、恋愛対象として恋に落ちやすい状態になりがちです。
冷静に人となりを判断して、脈ありか脈なしかを適切に見極めましょう。
もう一つは、相手に下心がないかということです。優しくしたらころっといくだろ、という発想の元、あえて励ましている可能性も考えなくてはいけません。
先にも述べた通り、落ち込んでいる状態の時は、相談相手に恋をしがちです。相談相手がカウンセラーに恋心を持ちやすい、まさに「陽性転移」と同じことです。
相手の隙につけこむような相手でないかは、落ち着いて物事を考えられるようになってから、冷静に判断してください。
話が途切れても話題を振ってくる
電話は会話が途切れたり、用事が終わったら電話を切ります。言い方を変えれば、会話が途切れずにずっと続いていたら、電話は切られないという意味です。
また、意中の相手と電話ができることになったらもちろんうれしいし、できるだけ長い間話していたいものです。好きな相手を独占できる時間が長ければ長いほど、幸せを感じるものです。
つまり、気になる相手と電話をするとき、会話が途切れず続くのであれば、相手の時間を独り占めできるのです。
意中の相手と少しでも長く話したい、電話でつながっていたい!という恋心から、話が途切れないように話題を振り続けるのです。脈ありを超えて、健気な気持ちが顕著に現れる電話ですね。
「会いたい」ことを伝えてきたらデートに誘いたい意思
ストレートに「会いたい」と電話で伝えてくる相手も、もちろん脈ありです。もちろん、好意のない相手には会いたいとは思わないので、脈ありと解釈して間違いありません。
距離感を縮めきっていない恥ずかしがり屋の相手は、なかなか面と向かうとあなたに本音を話すことができません。そんな相手が気持ちを伝えるために使うツールが電話なのです。
また、いつもみんなでワイワイやっている仲間の一人、というパターンも実は電話で「会いたい」と言いがちです。キャラと異なる本音を伝えるのは、こっぱずかしいのです。
仲間から抜け駆けして、一人で真剣に恋愛を発展させようとしている本気度から、あえて電話で「会いたい」と伝えるのです。
相手のパターンは何であれ、「会いたい」という言葉は、言葉足らずですが、デートをしたいという意思を含有しています。
ただ「会いたい」だけでも好意の表れですが、デートとなったら尚更ですね。電話で「会いたい」と言われたら、迷わずあなたに脈ありだと判断しましょう。
気遣ってくれる
あなたに対する気遣いや配慮が電話ででも感じられる場合、脈ありです。顔が見れない電話は、相手からの気遣いや配慮もわかりづらいものです。
そんな中でも思いやる姿勢を感じ取ることができたら、かなり気遣っている、ということです。
例えば、電話がかかってきた最初の「いきなり電話しちゃってごめんね!今話してて大丈夫かな?」という言葉。あなたへの配慮の塊です。
また、電話を切る前の「突然だったのに、受けてくれてありがとうね。話せてうれしかった。」という言葉。これもまた、思いやりと気遣いがしっかり伝わるフレーズですね。
電話は言葉でしか伝えることができません。丁寧に相手の気持ちを考えている姿勢も、よほど気をつけない限り伝わりにくいです。脈があるから他なりません。
極たまに、営業事務などをしていてものすごく丁寧な言葉遣いが身についている人もいます。ただこの類の人は、薄っぺらい表面的な言葉の羅列にすぎません。
よく相手のことを見ていれば、本音であなたにぶつかってきているかは見抜けることでしょう。しっかり判断してください。
脈あり電話は気遣いがある
いかがでしたでしょうか?脈ありの相手にしかしない電話での態度や会話の内容、理由はお分りいただけましたでしょうか?
参考にして、脈ありの電話から関係の発展につながるよう、心から願っていますね!