上司へおすすめの昇進祝いメッセージ
昇進祝いでは、心の込めたメッセージも添える必要があります。上司へのお祝いはもちろんですが、感謝の気持ちを一緒に伝えるようにしましょう。
寄せ書きやカードなどの短文メッセージの場合は、ストレートなお祝いだけも良いです。もしメールや手紙で少し長めに書く場合には、エピソードや今後のエールも含めてください。
メッセージもストレートに気持ちを伝えることが一番大切です。ただ相手は上司ですので、メッセージとしてのマナーも心得ておきましょう。
メッセージのポイント
昇進祝いというのは、喜ばしいことです。寂しい気持ちや複雑な気持ちを抱える人もいますが、メッセージは明るく前向きなものにしましょう。
また門出のお祝いですので、忌み言葉は使用しないように気をつけてください。
【辞める】
【枯れる】
【散る】
【去る】
【詰まる】
これらが忌み言葉です。あまり使用するシーンはないと思いますが、意識して避けるようにしてください。上司の昇進に失礼がないようにしましょう。
例文①
【お疲れ様でございます。
この度は御昇進、誠におめでとうございます。
〇〇課長にご指導いただたことは、自分にとって大きな糧になりました。
今後も課長の教えを大切にして、一層精進してまいります。
来週より部長として重責を担われることになりますが、
どうか健康にはくれぐれもご留意ください。
課長のこれからのご活躍とご健康を祈念いたしております。】
最初に挨拶とお祝いの言葉を必ず入れましょう。そして一つ具体的な感謝のエピソードを含めると気持ちが伝わりやすいです。
最後に昇進した後の上司へのお祝いの言葉を入れてください。この例文が基本になるので、自分なりの言葉に変えて作成すると良いでしょう。
例文②
【お疲れ様です。
〇〇課長、昇進おめでとうございます。
課長の仕事に対する真摯な姿勢には、とても学ぶことが多かったです。
新入社員で何もわからないとき、
課長の姿を見て仕事への取組みを学んでまいりました。
その姿を忘れずに、後進の模範になれるよう努力していく覚悟です。
今後の課長のますますのご活躍をお祈りいたします。
以上略儀ながら恐縮ですが、取り急ぎメールにて昇進のお祝いを申し上げます。】
メールでお祝いのメッセージを送る場合の例文です。長すぎず短すぎず、上司に読みやすい文章を作成するようにしましょう。
【取り急ぎ】という言葉、時間がないのでとりあえず・・という意味があります。使い方によっては失礼になることもあるので気をつけましょう。
もし取り急ぎメールをした場合には、改めて昇進プレゼントを渡してお祝いすると良いです。
例文③
【〇〇課長
お疲れ様です。
このたびは〇〇に御昇進とのこと、誠におめでとうございます。
入社以来、〇〇課長には多くのことを教えていただき
本当に感謝しております。
〇〇課長の仕事に対する取組みや誰に対しても誠実に向き合われる姿を尊敬しています。
今後もご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
課長のますますのご活躍とご栄進をお祈りしております。】
昇進は、異動や退職とは異なります。役職が変わっても、引き続き上司であることには変わらないでしょう。
そこで重すぎる言葉や別れを惜しむような言葉は合わないです。今後も引き続き、上司と部下として良好な関係を築きたいということをメッセージに入れた方が自然です。
寄せ書きの場合
寄せ書きなど限られたスペースにメッセージを残す場合も多いです。このようなときは、要点をまとめてお祝いの言葉を贈るようにしましょう。
【このたびの御昇進心よりお慶び申し上げます。
今後のご活躍を心よりお祈りいたします。】
【御昇進おめでとうございます。
これからも憧れの〇〇さんでいてください。】
【御昇進、誠におめでとうございます。
〇〇課長の健康とご多幸をお祈り申し上げます。】
上司へのプレゼントは日頃のリサーチが大切!
上司が昇進するとき、部下として精一杯にお祝いしたいですよね。どうしたら喜んでくれるのかと悩む人も多いでしょう。
まず大切なのは、日頃のリサーチです。どのようなものが好きで、どのような生活スタイルなのかチェックしてみてください。
そうすると自然に必要なプレゼントも考えることができます。感謝の気持ちを大切にしてプレゼントとメッセージを考えてみてください。
きっと上司にとって、かけがえのない昇進祝いになるでしょう。