上司がむかつく…心を落ち着かせる15の方法とは?

上司

関わらない

上司の言動を無視することはできませんが、極力関わらないようにすることはできます。仕事とプライベートを完全に割り切って考えるようにしましょう。

そして仕事上でも必要最低限のコミュニケーションのみとします。それでも上司と部下の関係は成り立つものなので安心してください。

もし職場内でむかついた感情が拭えない場合には、一度上司のいない場所に移動しましょう。そして早く仕事を終わらせて帰ることに集中できるように意識を切り替えましょう。

怒りの感情は自分でコントロールするしかありません。『むかつく!』と怒り心頭していても現状は変化しません。それよりも『まぁいいや』と思ってしまう方が断然楽なのです。

どんなに怒り続けても、消費税は下がりません。だったら消費税の使い道に目を向けた方が人生は楽しく生きられるということですね。

自分の感情をコントロールしながら、気楽に関係ないと思えるようにしてください。

甘いものを食べる

甘いものを食べると、脳内の快感中枢が刺激されます。そして『エンドルフィン』という物質が体内で作られます。気持ちを落ち着かせたり、リラックス効果をもたらしてくれるのです。

また『セロトニン』も生成されることで、同じように気持ちを落ち着かせてくれます。

チョコレート一つでも効果があります。むかついた時には、小休憩をはさんで甘いものを口にするようにしてください。

ただしストレスで甘いものを暴食してしまうのは避けましょう。これでは気持ちが落ち着くどころか、心身ともに不安定になってしまいます。

また甘いものの食べ過ぎは肥満や糖尿病のリスクもあるものです。あくまでも糖分を少しだけ摂取することが目的ですので注意して食べてくださいね。

本当にむかついているかどうかを考えてみる

上司がむかつくと感じているのは、ただ単に怒りやストレスの矛先を上司にしているだけではないでしょうか。本当にむかつくに値する上司なのか・・もう一度考えてみましょう。

あなたはプライベートでフラストレーションを抱えていませんか?恋人・家族・友人とトラブルがある場合、無意識に上司に八つ当たりしていることもあります。

そこで、『内省』を試みてください。内省とは、反省と少し異なる自分を見つめ直す大切なことです。ここで具体的に説明していきますね。

まず似ている言葉である反省は、直近で起きた具体的な言動に対して振り返ることです。そして具体的な今後の改善策を見つけていくことも含まれます。

一方で内省とは、過去をさかのぼり抽象的に振り返ることです。また心の働きや状態について省みることをいいます。

内省することは、自分の心を深く見直すことです。具体的ではないからこそ難しいのですが、そのぶん大きな視野で見ることができるでしょう。

内省をしている人は、自分を理解することができている人です。そして自分にも他人にも厳しく、かつ優しいという特徴もあります。

時間を見つけて月に1度でも良いので、内省をする習慣をつけることがおすすめです。そうすれば上司への間違った感情も見つけて消去できるようになるでしょう。

自分を褒める

褒めることには、自尊心を高める効果があります。ある小学生を対象とした調査でも、褒め続けたクラスの方の学力が上がったという結果も出ているほどです。

『褒められる=認められる=自信がつく=優越感が出る』

この効果が、むかつくという感情を落ち着かせる一番簡単な方法です。しかし、むかつく上司に褒めてもらえること期待してはいけません。

そこで自分で自分を褒めてあげましょう。自己肯定を強くおこなうだけでも、他人から褒められるのと同じくらいの効果があるのです。

『自分はきちんと仕事をこなした』
『自分は上司よりも能力に長けている』
『上司よりも自分の方が立派社会人だ』

そう思うことで、上司よりも優越感を得ましょう。それだけ心に余裕ができて、落ち着いてきます。上司を見下すことで、むかつく気持ちから解放されるのです。

上司に常識がないと考える

上司だからといって、すべての物事が正しいわけではありません。必ずしも有能な人だけが上司になるわけではないのです。

そこで上司には常識がなく、物事の道理がわからずに行動している人だと考えてみましょう。つまりは全ての言動が故意ではないということです。

よく『天然ボケ』と言われる人がいますよね。悪気はなく、その場の空気を乱してしまうような人です。上司もこの天然系だと思えば良いでしょう。

悪気がなければ、何をしても良いというわけではありません。しかし天然だと考えるだけで『しょうがない』と諦めの気持ちを持つことができます。

上司が常識人だという固定概念を捨ててしまいましょう。そうすることで気持ちが軽くなり、気にしない気持ちになれるのです。

逆の立場を考えてみる

『人は自分を映す鏡』だと言われています。これは人にした言動は、自分にそのまま返ってくるということを意味している言葉です。

人に優しくすれば、人は優しくしてくれます。人に冷たくすれば、人は冷たくなります。すべては自分の言動次第ということですね。

同じように人の気持ちも鏡の原理と同じです。自分が嫌いだと感じている人は、あなたのことが嫌いです。むかついている人は、あなたにむかついています。

上司にむかついているということは、あなたも上司をむかつかせている可能性が高いです。一度上司をむかつかせていないか考えてみてください。

『今の態度は上司に対して失礼ではないか?』
『昨日の言葉は上司をイラつかせてしまったのではないか?』

一方的な気持ちではなく、逆に上司の立場から気持ちを考えてみましょう。お互いにイライラしていると思うと、不思議と自分のイライラが冷めてくるものです。

自分に必要な存在だと考える

人はいくつもの壁を乗り越えて、成長していくものです。逆に言えば、壁がない人生では同じ道をひたすら歩くだけ。なかなか成長することができないでしょう。

仕事にも壁があり、それが自分の成長の糧になります。嫌な上司と接することも一つです。我慢して乗り越えてこそ、仕事でも人としても成長していくでしょう。

また嫌な上司と接するほどに、そうでない人や物事の良さが浮き彫りになります。改めて感謝の気持ちを持つことができるのです。

これは恋愛にも言えることですよね。すべての恋愛が順調に進む人は、失恋の苦しさを知りません。また両思いの幸せも薄れてしまうでしょう。

人を好きになり、失恋をする。この壁があるからこそ、好きな人の大切さを感じることができます。また失恋した人の気持ちもわかるようになるのです。

人生に無駄なことはありません。むかつく上司もあなたにとっては成長するのに必要な存在なのです。そう思いながら接するようにしましょう。

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