上司への謝罪メールの送り方とは?注意点と例文を紹介!

上司

謝罪メールの常套句

上司へ謝罪メールを作成するときに、よく使うフレーズがあります。常套句をいくつかインプットしておくと謝罪メールもスムーズに作成できるでしょう。

【本当に申し訳ございませんでした】
【この度は多大なご迷惑をおかけし、心から申し訳なく、深くお詫び申し上げます】
【大変失礼いたしました】
【幾重にもお詫び申し上げます】
【深く反省しております】
【私の不徳の致すところ、深く猛省しております】
【肝に銘じておきます】
【以後、気をつけます】

件名のつけかた

最初に件名も謝罪用で考える必要があります。上司が件名だけでも謝罪メールだとわかるようにしてください。ポイントが5つあるので紹介します。

①件名だけでお詫びの内容がわかるようにする
件名に【お詫び】とだけ入れても、何に対することかわかりません。そこで具体的に何の件についてのお詫びなのかわかるように明記しましょう。

【〇〇の発注ミスについてのお詫び】
【〇〇イベントについてのお詫び】

②いつの出来事なのかを入れる
ミスがいつ起きたことなのかも入れるとわかりやすいです。いつの何に対してお詫びしているのかを件名に入れましょう。

【〇月〇日のイベントお詫び】
【昨日の会議変更のお詫び】

③緊急性を明記する
お詫びでも緊急度や重要度の高いものは、すぐに確認してもらう必要があります。そこで件名にすぐに見て欲しいとわかるように表記しましょう。

【重要 〇〇トラブルのお詫び】
【緊急 〇〇変更のお詫び】

④簡潔にわかりやすく
件名で内容を伝えたいからといっても長々と作成してはいけません。文字数にすると20文字以内が最大となります。

要点を絞り、わかりやすくシンプルに件名を入れましょう。PCや携帯で見たときに一目で判断できるようにしてください。

⑤メールの意図も含める
お詫びのメールのみなのか、相談も含めているのか・・メールの意図も伝えましょう。そうすれば、すぐに確認もしてくれるでしょう。

【〇〇のお詫び 日程変更の相談】
【〇〇についてのお詫び 今後の進行について】

メールの構成

件名が完成したら文章の本文を作成していきます。本文が長くなりすぎないように構成に沿って作成することを意識してください。

①書き出し
最初に謝罪内容を事実として書きます。どのようなミスをしてしまったのかを伝えましょう。言い訳にならないように事実を述べてください。

②具体的なミスへの対処
ミスに対する謝罪・反省・改善を必ず書きましょう。自分がどれくらいミスを重く受け止めているかを示してください。

そのうえで、今後の対策まで上司に伝えることが誠意です。同じミスがないように自分なりに考えた改善策を伝えましょう。

③締め
【まずはメールにてお詫びします】とメールで謝罪していることをあえて強調しましょう。この文章があると、後で正式な謝罪をするという意志が伝わります。

【今後とも精一杯頑張ります】
【どうぞよろしくお願いいたします】

このような文章も締めとして、メールにまとまりが出るので参考にしてください。

謝罪メール例文:請求書ミスをした場合

■件名:〇〇社への請求書ミスのお詫び

〇〇課長

お疲れ様です。
先程お電話した請求書のミスの件でご連絡いたします。

〇〇社への先月の請求書ですが、額面に間違いがございました。
先方よりご指摘があり確認したところ、計算ミスがあることがわかりました。

このようなミスにより多大なご迷惑をおかけしたことを
心よりお詫び申し上げます。
今後このようなミスがないように見積もりの見直しを重ねてまいります。
大変申し訳ございませんでした。

謝罪メール例文:見積書ミスをした場合

■件名:見積書訂正のお詫び

〇〇部長

お疲れ様です。
先程送付した〇〇社への見積にミスがございましたので、取り急ぎご連絡します。

ミスがあるのは〇ページの〇〇箇所です。
すべて不適切な原価の計算方法に基づいておりました。

正しい計算方法で作成したものを本メールに添付いたします。
ご面倒をお掛けしますが、新しい文書の確認及び差し替えをお願いいたします。

このような重大なミスがございましたことを
心よりお詫び申し上げます。
今後はこのようなことがないように、一層の確認に努めてまいります。

何卒、よろしくお願いいたします。

謝罪メール例文:コミュニケーションミスをした場合

■件名:業務に関する意見のお詫び

〇〇課長

お疲れ様です。

先日は業務の件で、気分を害することを言ってしまい大変申し訳ございませんでした。
私は日々の業務について、不満に感じることはないのですが、言葉足らずなために不快な思いをさせてしまったことを深く反省しております。

私は〇〇課長のお力添えがあるおかげで、毎日頑張って仕事をすることができています。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今回のことで〇〇さんにご面倒をかけてしまい、本当に申し訳ございませんでした。
これからも精一杯頑張らせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

謝罪メール例文:ミスの報告とお詫び

■件名:〇〇の報告とお詫び

〇〇部長

お疲れ様です。

取り急ぎご報告申し上げます。

先月の〇〇の請求書に関しまして、
計算ミスがあり額面を誤って記載しておりました。
指摘いただいたご記載については、修正済みです。

今回このようなミスをしてしまったことを深く反省し、
二度と同じミスをしないように確認を徹底してまいります。

まずはメールにてお詫び申し上げます。
大変申し訳ございませんでした。

謝罪メール例文:スケジュール変更の場合

■〇〇会議の日時変更のお詫びと相談

〇〇課長

お疲れ様です。
先日お願いしておりました〇〇会議の日程ですが、
〇月〇日より〇月×日に変更していただけないでしょうか。
時間に変更はございません。

予定していた日時に、〇社との打ち合わせが入ってしまいました。
お時間を抑えていただいていたのに申し訳ございません。

ご都合が悪いようであれば、あらためて日時の指定をいただければ幸いです。
ご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございません。
どうぞよろしくお願いいたします。

謝罪メール例文:連絡ミスをした場合

■件名:〇〇社との打ち合わせについてお詫び

〇〇課長

お疲れ様です。
お忙しいところ申し訳ございません。
先程〇〇社の〇〇様よりメールをいただき、私の連絡不行き届きによって
〇〇課長にもご迷惑をおかけしていたことを知ったところでございます。
大変申し訳ございませんでした。

今後は先方との打ち合わせの日時や場所の設定について正しく確認を行い、
認識ミスを防ぐように十分気をつけてまいる所存です。

ご迷惑をおかけしたことを深く反省しております。
これからも誠心誠意頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

謝罪メール例文:飲み会を欠席する場合

■件名:本日の飲み会欠席のお詫び

〇〇課長

お疲れ様です。
先日は飲み会にお誘いいただき、ありがとうございます。

本日の飲み会ですが、
急な予定が入り参加できなくなってしまいました。
当日のキャンセルとなってしまい、大変申し訳ございません。

次回はぜひ参加したいので
またお誘いいただければ幸いです。

欠席のご連絡とお詫びをメールにて申し上げます。

謝罪の気持ちを素直に伝えるのが大切!

上司へのメールの中でも、一番難しいのが謝罪のメールです。自分のミスを素直に認めて謝罪をするのは、大人になるほどに難しいと感じるでしょう。

しかし大切なのは、謝罪の気持ちです。あとは気持ちをシンプルにストレートに上司に伝えてください。また自分なりの反省と改善策も考えましょう。

上司もメールから誠意が伝われば、心穏やかに対応してくれるはずです。感情を逆なでしないよう十分に注意して謝罪メールを作成してくださいね。

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