自分の夢や希望
40代上司は、松岡修造世代です。もちろん松岡修造は極端ですが、それくらいに夢や希望を持って邁進している熱い人が多くいます。
『ゆとり世代』『さとり世代』と言われるような若者の意識の低さに嫌悪感を持っている人もいるでしょう。そこで自分は〇〇世代ではないというアピールもこめて夢や希望を語りましょう。
仕事の目標でも良いですし、人生の課題でも良いです。視野を大きく持ち、熱い心を持って語ることが大切なポイントとなります。
きっと自分の若い頃を思い出して、上司も夢や希望を同じように語るでしょう。そして叶えるためのアドバイスも親身にしてくれるのです。
結婚の相談
40代上司で既婚者であれば、結婚について相談するのもネタの一つです。結婚の大先輩として、自分の結婚観も含めて相談してみてください。
『結婚に迷っているのですが、何歳くらいにするのが良いですか?』
『結婚しても趣味の時間やお金が欲しいのですが、それは叶うものですか?』
若手からの結婚相談であれば、親身に考えて返答をくれるはずです。ぜひこの機会に聞きたいことを質問してみてください。
50代上司
50代になると親世代ですよね。上司の方が親よりも年上ということもあるでしょう。そうなると無理に話を合わせるよりも、違う世代の話を楽しむくらいの気持ちでいた方が良いです。
50代上司から見ても子供と同じくらいの年齢でしょう。変な先入観もなく、親しみを持って話してくれることが多いので会話もスムーズです。
昔の武勇伝
50代にもなると武勇伝の一つや二つあるものです。また昔の話を好んでする人も多い世代です。それこそ幼少期の話でも昨日のことのように語ってくれるでしょう。
『今まで一番印象に残っていることはなんですか?』
『大きな苦悩や失敗をした経験はありますか?』
『ご出身はどちらですか?』
このように過去を振り返るような話をしてみましょう。定年も控えている50代だからこそ、あまり先の話はしない方が無難です。
定年後の話は、まだしたくないという人も多くいます。未来よりも過去のことを掘り下げた方が楽しく会話をしてくれるでしょう。
子供のこと
50代の上司であれば、子供と同じ年齢くらいの場合が多いです。そこで上司の娘・息子について質問してみてください。
関係性や今やっていることなど、近い年齢だからこそ聞きやすいものです。ただ子供の話題をあまり好まないような表情になった場合は、タブーだと思いすぐに話を切り替えましょう。
趣味について
50代になると趣味を極めている人も増えてきます。また老後のことを考えて、あえて趣味を作ろうとしている人も多いです。
そこで今はまっていることを聞いてみましょう。趣味の話題は年代問わずに会話が広がるものです。どこかで共通点を見つけてみてください。
もし同じ趣味があれば、自然と会話は盛り上がります。同じ趣味がない場合は、上司の趣味に興味を持ち深堀してみてください。
スポーツ
50代になると甲子園や駅伝など、若い青年たちがおこなうスポーツに感銘を受けます。頑張っている姿に元気や勇気をもらうのです。
そこでメジャーでも良いのですが、高校・大学などのスポーツについて話を振ってみましょう。録画をして見ている人もいるほどなので、盛り上がるでしょう。
政治やニュース
ニュースやワイドショーもチェックしている人が多い50代には、政治やニュースなどの話題も良いです。今一番取り上げられている熱い話題を準備しておきましょう。
『〇〇も深刻化してきましたよね』
『将棋界にも新星が出てきて勢いがついてきましたよね』
自分なりの感想を言うと、興味のあることに乗っかってくれます。ただし長々と持論を展開するのは偉そうに聞こえてしまうので、あくまで感想を述べる程度にしておくと良いです。
社長会食
一番困ってしまうのは、社長との会食です。多くの企業の社長であれば、50~60代くらいの人が多いでしょう。ただベンチャー企業であれば30~40代と若い社長の場合もあります。
緊張して堅くなってしまいますが、せっかく社長と話せるチャンスなので会話を考えておきましょう。そして自分から積極的にネタを提供できるようにしておいてください。
創業や社長になりたての頃の話
社長ともなると常に多くの人と会話をしているので、ネタは豊富にあります。ただ自分の苦労話などを他社の人に聞かせることはないでしょう。
そこで部下であるからこそ、創業当時の思い出や社長就任時の秘話を聞いてみてください。もちろん失礼のないように言葉を選んで聞いてみましょう。
『社長は創業のとき3名からスタートされたのですよね?最初に聞いたときは驚きました』
『当初は社長室もあったのに使用されなかったと伺い、とても印象に残っています』
『新入社員歓迎会のときの社長のお言葉がすごく自分の心に焼き付いています』
このように聞き出せるような会話のネタを投げかけてみてください。そこで社長がどのような返答をするかによって、次の対策を考えてみましょう。
モチベーションや将来のビジョン
社長は常に自分自身や会社の未来を見据えています。そのビジョンを少しだけ聞いてみると良いでしょう。会話のネタというよりも自分に刺激を与えてくれるチャンスです。
『社長は常に新しいことを取り入れていますよね』
『社長は若手の立場になって物を言ってくれますよね』
少しゴマすりをしたうえで、次に社長が考えていることを聞き出してみてください。うまくいけば、新規プロジェクトへのアピールもできるかもしれません。
自分の会社や仕事に対する想い
社長のビジョンも大切ですが、社長に知ってもらいたいのは自分の想いです。取り繕ったような言葉や例文をコピーしたようなものではなく、自分の言葉で伝えましょう。
社長は誰よりも会社や社員の成長を願っている人物です。その社員が会社に対して熱い情熱を持っていると知ることは、社長にとって喜ばしいことでしょう。
今自分が感じている想いを社長に熱く語ってみてください。きっと社長の心にも熱い気持ちが届くでしょう。
年の差があっても興味を持つこと
年代別に会話のネタは変わってきます。まずは相手に興味を持つことが一番大切なことです。興味がなければ会話は生まれません。
上司を知りたいという気持ちを高めてください。そうすれば聞いてみたいことや話したいことが自然と頭に浮かんでくるでしょう。
年代が違うからこそ会話が楽しいのです。ジェネレーションギャップに躊躇せずに、どんどん自分からコミュニケーションをとる努力をしてみてくださいね。