おっちょこちょいを治すには?
おっちょこちょいは愛されキャラとは言っても、いつまでもドジをしていて良いはずはありません。社会的に責任のある立場にもなりますし、成長もしなければなりません。
おっちょこちょいな人に聞くと、「そそっかしいところを治したい」と本気で考えている人も少なくありません。おっちょこちょいを治す方法はあるのでしょうか?
自分で制御するための、おっちょこちょい防止策についていくつか紹介します!
行動を起こす前に軽率でないか自問自答する
おっちょこちょいの人は、「こうしたい!」とひらめいた時に、すぐに行動に移してしまうところで失敗します。あの時よく考えてみれば良かったなぁ…と思う人もいるでしょう。
よくよく考えれば分かることだったのに、もう頭に浮かんでいるアイデアを実行することで頭が一杯だったというのは多いです。そして失敗しやすいポイントや確認すべきことを無視してしまいます。
よく考えないで行動し、ミスをするのがおっちょこちょいの原因なら、それを防止すれば良いのです。「こうしたい!」とひらめいた時、行動に移す前に一度考えるようにしてみましょう。
軽率な行動でないか?デメリットはないか?など一度落ち着くことで他のポイントに気付くかもしれません。即行動に移すよりも、自問自答を挟むことで改善できるはずです。
チェック表を作る
おっちょこちょいな人は、重大なミスはしないものの、うっかりとした小さなミスが多いです。「あ!忘れていた!」というような簡単な見落としが多いのが特徴です。
じっくりと一つ一つ確認をする時には、もうすでに「こうしたら良いのではないか」と新しいことに興味が移っている時もあります。そして、うわの空で作業をするのでミスをします。
おっちょこちょいな人がケアレスミスを無くすためには、チェック表を作るなど物理的に整理することがおすすめです。一つ一つ、チェック表を上から付けて行けば、抜けているところに気付きます。
頭の中だけでやったつもりになっていたり、後でやろうと思って忘れていたということが減るだけでもミスは防げるでしょう。おっちょこちょいだからこそ、地道な作業が必要なのです。
罰を自分に課す
おっちょこちょいな人が行動してしまうのは、「こうした方がきっと良い!」と思いこむことにあります。良いところばかり目につき、あまりデメリットや多角的な視野で考えることがありません。
もしも自分のおっちょこちょいを食い止めたいのなら、罰を自分に課すのも一つの方法です。例えば、
- チェックミスで怒られたら大好きなお菓子はなし
- スケジュールを間違えたら今月の給料の一部を貯金箱に入れる
など、可愛らしいことでいいので、罰を自分に与えましょう。
良く考えずに動きたくなるのは、自分の中で間違っていない。正しい。これが最善の道と思いこんでいるからです。良いイメージばかりになるのでつい今すぐに動きたくなってしまいます。
そこで、あえて失敗した時の罰を設けてみることで少しは慎重になる可能性もあります。また、失敗してしまったとしてもその罰が嫌で次からはもっと考えるようになるでしょう。
「これが良いと思ったんだけどなぁ…」「あはは、失敗だった」と笑って済ませられる状態だと引きしまるのが遅れます。自分自身に罰を課すことで効果が期待できます。