よく笑う人になるには?
少しでも楽しいことは声に出して笑う
よく笑えるようになるには、楽しい気持ちになることが必要です。
ただし、楽しい気持ちになりたいからといって、そう簡単に楽しい出来事は起こりません。外的な出来事によって気持ちを変えるよりも、自分の行動によって気持ちを変えるほうが現実的です。
そこで、少しでも楽しいことがあったら、実際に声を出して笑ってしまいましょう。実際に笑い声を出すことで、気持ちが少しずつ明るくなっていきます。
たとえば、会社で上司から怒られて気持ちが沈んでいる場合を例に考えてみましょう。気持ちが沈んでいるので、何があってもつまらなく感じてしまいます。
だからといって暗い表情のままでいると、いつまでたっても明るい気持ちにはなれません。そこで、無理やりにでも笑い声を出してみるのです。
1人でテレビを見ているときでも構いません。少しでも「面白いな」と思ったら、大げさなくらい笑ってみるのです。すると、笑顔を浮かべたことで、心が少しほぐれるのが分かるはずです。
心が少しほぐれると、楽しいと思える範囲が広がります。無理やりにでも笑うことを繰り返すうちに、自然と明るい気持ちになっていくのです。
気持ちがすっかり明るくなれば、あとは簡単です。意識せずとも、よく笑えるようになっているはずです。
鏡を見て口角を上げる練習をする
では、面白かったり楽しかったりすることが「まったくない」という場合は、どうすればよいのでしょうか。答えは簡単です。気持ちとは関係なく、ただ笑顔だけを作ればよいのです。
笑顔を作る際にもっとも重要なのは、口角を上げることです。楽しいという気持ちがなくても、口角を上げさえすれば笑顔を作ることができます。
そこで、鏡を見て口角を上げましょう。すると、鏡に映った自分の表情が笑顔になっていくのが分かるはずです。
人間の脳は、意外と単純なものです。鏡に映った自分の顔が笑っているのを見ると、「自分は楽しいから笑っているのだ」と錯覚してしまうのです。
脳が錯覚を始めると、いつしか本当に楽しい気持ちになってきます。自分の脳を騙しているうちに、本気で楽しい気持ちになってくるのです。
楽しい気持ちになりさえすれば、しめたものです。無理に笑わなくても、自然と笑顔が浮かぶようになっていきます。
いつも笑顔の人と接する
よく笑う人の力を借りるのも、ひとつの方法です。つまり、常日頃からよく笑う人と接することで、自分も楽しい気持ちになろうとしてみるのです。
これまで見てきたように、よく笑う人は周りの人の気持ちを明るくします。よく笑う人の周りには、楽しい会話があふれているからです。
そこで、よく笑う人と会話する機会を増やしてみましょう。楽しい会話をすることで、固まっていた心が自然とほぐれていくはずです。
リラックスした気持ちになれば、物事を楽しむ余裕が生まれます。すると、少しずつ笑顔が増えていくはずです。
温かい笑顔を目指す
今回は、よく笑う人の特徴や心理について詳しく見てきました。また、よく笑う人になるための方法についても紹介しました。
よく笑う人の心理には、様々なパターンがありました。良い面も悪い面もありましたが、良い面は積極的に取り入れていきたいものです。
良い意味でよく笑う人の笑顔は、温かい笑顔です。温かい笑顔は人を幸せにします。つまり、よく笑う人になることで、周りの人たちを幸せにすることができるのです。
周りの人たちが幸せになってくれれば、それだけ自分も楽しい毎日を送れるようになります。笑顔は、素敵な暮らしを送るための土台なのです。