気にしすぎる性格の人の特徴と克服する方法とは?

性格

感情移入しやすい

気にしすぎる性格の人は、争いごとを好みません。その分優しい性格なので、他人に対して少し感情移入しやすい部分があるのは確かでしょう。

少し言い過ぎると、相手がどう思ったかいつまでも気になってしまうのです。それは、相手の気持ちを自分に置き換えて考えてしまうからです。

周りの人の痛みが分かるからこそ、不必要な衝突を避けようとしてしまうのです。

一見すると、感情移入しやすいこと、人の痛みが分かることは素敵なことのように思えます。実際、確かに長所ではあるでしょう。

ただ、あまりにも感情移入してしまうのは、危険なことでもあります。必要以上に周りの人の気持ちばかりを考えてしまい、行動が制限されてしまうからです。

間違いを指摘したくても、「相手を傷つけてしまったら」と考えていたら何も言えなくなりますよね。気にしすぎては自分の行動が制限されるばかりでしょう。

他人に感情移入してしまうせいで、自分の意思が持てない、これは気にしすぎる性格の人の大きな特徴の一つです。

気にしすぎな性格を克服するには?

終わったことを思い起こさない

気にしすぎる性格は早いうちに直したいと思っている人がほとんどでしょう。誰も、気にしたくて何かをいつも気にしているわけではないはずです。

悩みや心配をいつまでも気にすることは神経を使いますし、精神的にどっと疲れるものです。人の目や評価を気にせずに生きられたら、とても気持ちは楽ですよね。

気にしすぎる性格の人は、とにかくいつも過去のことを何度も反芻し、思い出しては考えが気落ちしがちです。

過去のことを思い出して後悔しそうになったら、ぜひ他のことを考える癖をつけてください。趣味や今ハマっているものなど、注意を他にそらし、終わったことは思い起こさないようにしましょう。

例えば前述した例でいえば、上司に怒鳴られたこと、このことは確かにいつまでも胸に残りますよね。特に怒られ慣れていなければ、過剰に気にしてしまう人は多いはずです。

しかし終わったことを気にしてくよくよしていても仕方がありません。上司の怒りも翌日には収まっているでしょう。人の怒りはそこまで長く続かないのも事実です。

だからこそ、終わったことを必要以上に思い起こすことは、はっきり言って無駄なことでしかないのです。怒鳴られたことを思い出しそうになったら、無理やりにでも別のことを考えてください。

昨夜見たドラマのこと、趣味のこと、恋人のことなど別のことを考え、過ぎたことを気にしすぎない癖付けをするようにしましょう。

とにかく忙しくする

気にしすぎて落ち込む自分をどうにかしたいときは、気にする暇を自分の脳に与えないことが一番です。とにかく忙しくするように行動していきましょう。

ちなみに失恋して相手のことを考えないようにするためには、実は仕事ばかりをするのが一番効果的だと言われています。

仕事はめまぐるしいものなので、なかなか仕事中に他のことを考えることはないですよね。よっぽどPCの前でぼーっとしている仕事でない限り、他のことを考えていたらそれこそ怒られるでしょう。

むしろやらなければいけないことがたくさんあるため、別のことを考えようと思っても考えられないはずです。だからこそ、何かを忘れるのにはちょうど良いのです。

失恋と同じで、何かを気にしすぎてしまうなら、とにかく多忙な自分を作りましょう。仕事に積極的に励めば忙しくなりますし、気にしていた悩みについて考える時間はなくなります。

もし気にしているが仕事の悩みなら、なおさら仕事で忙しくするのはおすすめです。

仕事に励むことで結果を出せれば、自分を怒鳴った上司・自分をバカにしてきた人たちなどを認めさせるチャンスだからです。

仕事以外であれば、趣味や友人との遊びなどもよいでしょう。無心になれる趣味を持っている人は、趣味にひたすら没頭するのでも、気にしすぎないでいられるはずです。

また、友人と遊ぶことは、友人と話すことですよね。人と話していれば、自然と自分の悩み事の方の思考はストップするはずです。気にしすぎるときは、遊びの予定をたくさん入れるのもありです。

何かを気にしすぎるときは多忙にする、ということを意識していれば、自然と気にしすぎないという考え方の習慣はついてくるはずです。

周りは何とも思ってないと思い込む

自己暗示をかけて気持ちを楽にするコントロールの仕方も、ぜひ考えておきたいところです。

気にしすぎることは、自分の性格や考え方の問題です。つまり、自分の考え方次第では何も気にせずにいられるということです。

事実、逆に何も気にしない人は、「気にしないという考え方」をしているだけなのです。単純な違いです。

まずは、「周りは何とも思っていない」「自分が気にしすぎているだけ」と思うようにしましょう。現実問題恥をかいたりしても、周りの人は、自分が思っている以上に他の人に興味がありません。

だからこそ、恥に思えることは自分が気にしすぎなだけというパターンも多いです。

今そこで誰かが、道路でつまずいたとしましょう。その人を実際に見て、自分自身は「ダサい」「バカだ」と心の中で大きく罵倒するようなことはあるでしょうか。

正直あまりないですよね。大きく転べば「大丈夫かな」と心配する気持ちすらあるはずです。ただつまずいた程度では、「ふーん」と流して終わりです。

自分に置き換えてみれば分かりますが、周りの人は、他人が何をしていようが知ったことではないのです。恥ずかしい行動をしていても、言ってしまえば「どうでもいい」のです。

「周りは何とも思ってない」とポジティブに考えることはとても重要です。自己暗示をかけて気にしないようにするすべも、ぜひ身につけてみてください。

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