どんなに好き同士のカップルでも、たまにはケンカもしますよね。ケンカまでは行かなくても、持っている不満をぶつけることはあるでしょう。
カップルで話し合う時に大切なのは、「円満に解決することを意識する」ということです。感情のままに不満をぶちまけたり、相手を責めることだけに集中してはいけません。
自分の気持ちや不満はきちんと説明しつつ、相手にも受け入れてもらえるような言い方を工夫することが大切です。今回は、カップルで円満に話し合いを解決するコツについてまとめました。
話し合いではケンカ別れになったり、本音を言ったことが引き金で気まずい雰囲気になってしまわないように注意が必要です。7つのポイントを紹介しますので、ぜひ参考にして下さいね!
カップルの話し合い7つのコツとは?
次に持ち越さないように今ある不満はすべて伝える
カップルの話し合いで円満に解決するコツの1つとして「今ある不満は持ちこさずに全て伝える」ということが大切です。嫌われたくないからと遠慮したり、不完全燃焼で終わったことはないですか?
不完全燃焼で話し合いが終わった結果、後から「あれも言っておけばよかった!」とモヤモヤが増えてしまいます。もし、彼に追加で言ったとしてもうんざりされるだけでしょう。
「この前の話し合い、まだ言ってるの?」「もう終わったじゃん!」と何度も繰り返し言うと、しつこい印象を与えてしまいます。不満はその場で出し切ることが大切なポイントです。
また、不満を言う時には、今あるものを言いきることが大切です。そうすることで、自分のモヤモヤもリセットできます。「後から言うの嫌だから全部言うね」と最初に言うのもよいです。
罵倒するような言葉を使わない
不満を出し切ることが大切だと説明しましたが、円満に解決するためには「不満の言い方に気をつける」ことも大切です。感情的になりすぎてはいけません。
罵倒した言葉遣いにならないように、なるべく冷静に伝えましょう。感情的になるとヒステリックだと思われます。あなたの意見よりも、自分の擁護をしたくなる男性も多いです。
男性は理論的に納得できれば考えてくれることが多いです。きちんと説明できるように練習して話し合いに臨みましょう。何が不満なのか。どう思ったのか。なぜ傷ついたのかを説明できますか?
順序立てて話し合い、「私はこうして欲しい」もしくは「今後こういうことはしないで欲しい」と要望を伝えてみましょう。彼も彼なりに意見はあるでしょうし、反論するかもしれません。
しかし、お互いに冷静でいればきっと良い解決策が見つかります。一方的に感情だけを押し付けるような不満の伝え方は、男性が嫌いますので絶対にやめて下さいね。
彼の言い分に耳を傾ける
話し合いをしていれば、自分の勘違いだったと後で分かることもあるでしょう。また、彼が反論してきてスムーズに話し合いが進まないこともあり得ます。
そういう時に大切なのは、「彼の言い分に耳を傾ける」ということです。彼には彼なりの理由があるかもしれません。必死であなたの誤解を解こうとしているかもしれませんよね。
それを「言い訳しないで!」「嘘言わないで謝って!」など頭ごなしに責めないで下さい。最悪、「言っても無駄ならもういいや」と諦められる可能性だってあります。
彼が何か言ってきた時には、まずその言い分をきちんと聞くこと。そしてその後に「確かにこうだよね」「こうしないといけなかった理由は分かった」と話を受け止めましょう。
その上で、「でもこういう態度は傷つくから止めて欲しい」など、きちんと伝えれば大丈夫です。自分の言い分をきちんと聞いてくれた分、あなたの話も聞く姿勢になっていることが多いですよ。
軽い不満はカフェなど人がいる場で相談する
彼に対する不満が、冗談で済ませられそうな軽い不満だった場合、カフェやファミレスなどの人が多い場所で言うのもおすすめです。話し合いと言えば、密室で二人きりなイメージがありますよね。
もちろん、きちんとした話し合いには周囲を気にせず話せるように、密室に二人きりの方が良いでしょう。しかし、軽い不満程度ならお店で言って終わりにしましょう。
「人が多い」「周囲に聞かれたくない」と思う人も多いですが、実際には人の声がザワザワしています。周囲もお喋りに夢中であなた達カップルの話なんて聞いていない場合がほとんどです。
軽い不満程度なら、サラッと冗談交じりのフランクな言い方で注意して、あとはお茶を楽しみましょう。お店を出るころには、普通に仲良しに戻っているはずですよ。
なかなか素直になれないならお酒を飲みながらもあり
不満を言おうと思っても、いざ言う時になるとなかなか勇気が出ない人も少なくありません。もしも言ったら嫌われるのではないか。大げさに言うことでもないのではないかと考えてしまいます。
また、本当に伝えたい不満はあるのだけれど、会話の流れがいまいち合わず自分から切り出しにくくなったという人も多いです。どうしても素直になれないなら、お酒の力を借りるのもありでしょう。
しかし絶対に「酒癖が悪くない人限定」です。お酒が入るとポロッと弱音を素直に伝えられます。しかし、飲み過ぎると気が大きくなってしまい、相手に恥をかかすような罵倒をするかもしれません。
ちょっと甘えるような仕草で本音を言ってみましょう。翌日「本当はお酒を入れるのはダメだけど、勇気が無かったから。聞いてくれてありがとう」とフォローをいれるのがおすすめです。
真剣なときは2人きりで相談
真剣に相手と話し合いをしたい場合、彼か自分の部屋で二人きりで話し合うのが良いでしょう。
お店では騒がしかったり、他人のことも気になります。お互いにしっかり相手を見て話せる環境がベストです。
例えば転職の相談や、結婚の打ち合わせなどじっくりと話したいことはきちんと二人きりで話しましょう。他の人がたくさんいる場だと気を取られたり集中力がなくなります。
お互いに意見を言い合って、妥協したりしながら絆を深めていきましょう。ケンカをしなくても、お互いの意見を尊重しながら話し合いを解決できれば絆は深まります。
「この人となら、なんでも相談してやっていけそうだな」と将来の家族としての信頼感も得やすいです。真剣な相談は、目を見て真剣に聞いてくれているかを相談する側は見ています。
「あなたからの相談に、きちんと真剣に応えている」という真摯な態度を見せるために、二人きりで話すのがおすすめです。
別れなどで自信がないときは共通の友達と一緒もあり
別れ話などで話し合いが出た時には、共通の友人に一緒に来てもらうのもおすすめです。本来なら二人でしなければならないことですが、当人同士ですと感情的になりやすいからです。
感情的になりすぎると、泣いてわめいたり、相手を罵倒したり、解決ではなく感情のぶつけあいになってしまいがちです。第三者を入れることで、スムーズに話を進行することができるでしょう。
ただ、友達も同席させる場合は、いくつか注意が必要です。友達と一緒になって彼一人を責め立てないように注意しましょう。つい、味方ができた感覚になりがちですが、確実に嫌われます。
また、友人はあくまでも中立の立場で聞き、一緒になってどちらかの意見を後押ししたりせず司会役と思った方が良いでしょう。第三者の意見として話を聞くようにして下さい。
男性からしたら、「俺とおまえの話し合いなのに、なんで友達を呼ぶんだ」と良い気はしません。最初に「感情的になりそうだから来てもらった」と理由を話しておきましょう。
カップルの話し合いは場所と人と話し方が大切
カップルの話し合いで、円満に解決するコツについて紹介しましたがいかがだったでしょうか?話し合いといっても、色々ありますよね。
結婚のようにこれから前に進むもの。別れ話のように関係が終わってしまうもの。様々なパターンがありますが、どちらにしてもお互いを尊重して話し合いを進めれば、信頼を保つことができますよ!