カップルにとって『別れ』はできれば選びたくない選択肢ですよね。別れが嫌だからと、自分や相手の気持ちに気付かぬフリをしてしまう人も少なくありません。
人の気持ちというのは曖昧で、ときに自分の都合の良いように解釈することもできてしまいます。しかし、だからといって、気持ちを無視して無理に付き合い続けても、なんの意味もありません。
もし、今の関係にモヤモヤしているなら、自分や相手の行動や態度を今一度思い返してみてください。日頃の行動や態度に別れのサインが出ているかもしれません。
別れのサインに気付くためにも、ぜひこれから紹介する別れ際のカップルの7つの特徴を参考にしてみてください。
別れ際のカップルの7つの特徴とは?
お互いの存在なしの生活に慣れている
別れ際のカップルは、すでにお互いを必要としていない状態になっている場合がほとんどです。お互いの存在なしの生活に慣れており、恋人として必要性を感じていないのです。
誰だって順調に恋愛をしているときは、頭の片隅にいつでも恋人の存在があるものです。恋人の存在が日々の心の支えであり、恋人との時間が少なければ、寂しさや悲しみを感じるでしょう。
また、当たり前のように恋人のことを考慮して生活をしているはずです。恋人との時間を優先したり、恋人が嫌がるようなことは避けたりと、生活する上でも存在が大きいでしょう。
しかし、別れ際のカップルは、お互いのことを考えることが明らかに減ります。なぜなら恋人の存在なしでも、十分生活が充実していると感じているからです。
恋愛感情がないから、お互いの存在なしの生活に満足することができるのです。必要性を感じていないのなら、確実に恋愛感情がなくなっていると言っていいでしょう。
LINEのやり取りが減っている
基本的に連絡を取り合うことは、男女問わず面倒なことです。関わりと持ちたいという気持ちがなければ、誰だって連絡を取ることを億劫に感じてしまうものなのです。
好きな人との連絡が面倒だと感じないのは、関わりを持ちたいという気持ちが強いからです。手間がかかっても、もっとお互いを知って、距離を縮めたいと思うからです。
連絡手段であるLINEは、メールよりも気軽に連絡を取り合うことができます。しかし、やはり連絡を取りたいという気持ちが強くなければ、積極的に連絡をすることはないでしょう。
そのため、別れ際のカップルはほとんどLINEのやり取りをしません。どんなにLINEのやり取りが多かったカップルでも、別れを考え始めると減ってしまうものなのです。
別れを考えているということは、お互いに相手に対して不満がある場合がほとんどです。不満がある状態でLINEをしても、揉めてしまいやすいため、余計LINEのやり取りに消極的になります。
距離を縮めたいという気持ちもないため、LINEすることにメリットを感じなくなります。そして、恋人とのLINEよりも、友人と過ごしたり好きなことをしたりすることを、優先するようになるのです。
LINEのやり取りが減っているというのも、別れ際のカップルによく見られる特徴なのです。
会うのが億劫になる
別れを考えているカップルにとって、連絡以上に億劫なのが会うことです。別れたい相手と会っても、良いことはほとんどないからです。
誰かと顔を合わせてコミュニケーションをとることは、気力のいることです。どんなに親しくても、多少なりとも相手に気を遣うことになるからです。
話をしたい、一緒にいたいという気持ちが強ければ、コミュニケーションをとることを苦に感じることはありません。気を遣う部分があっても、良い気持ちで過ごすことができるでしょう。
しかし、興味のない相手の場合は気力ばかり使ってしまうため、コミュニケーションをとることを億劫に感じます。嫌いという気持ちが少しでもあるなら、なおさら避けたいと思うはずです。
別れたいと思っている恋人の場合は、会えば何かしらで揉める可能性も高いです。会いたいと思っていないのに、恋人として会っても、楽しい時間は過ごせず、嫌な気持ちになるだけでしょう。
会って嫌な思いをすることを懸念し、そもそも会いたい気持ちも弱いため、別れ際のカップルは会わなくなるのです。
デートでも笑顔が消える
別れ際のカップルにはデート中の様子にも特徴があります。恋人としてデートしているのに、笑顔がないのです。
デートというのは内容や質も楽しさに影響しますが、一番大きいのは誰とデートしているかです。本当に好きな相手となら、ただ一緒にいるだけでもデートを楽しいと感じるのです。
逆を言えば、心から好きだと言えない相手とデートしても、デートを楽しむことはできません。愛想笑いはできても、幸せが溢れるような笑顔になることはないでしょう。
別れたいと思っている相手とのデートは、気まずさが強いです。誰が相手でも気まずさを感じれば、なんとかしようするため、必要以上に気を遣って疲れてしまいます。
また、嫌なところが目につきやすくなるため、一緒にいる時間が長いデート中は、余計相手に失望しやすくなります。そして、別れたい気持ちが強まり、デートがどんどん楽しくなくなります。
本来カップルの愛を深めるデートであっても、笑顔が消えてしまうというのも、別れ際のカップルによく見られる特徴なのです。
喧嘩が頻繁に起こる
カップルの破局の原因として一番多いのは、喧嘩です。とは言っても、喧嘩すること自体は決して悪いことではありません。頻繁に喧嘩をしていても続いているカップルもたくさんいます。
ただ、喧嘩が頻繁に起こっている原因が、愛情の薄れである場合もあります。今までは我慢や妥協して受け入れてきたことも、愛情が薄れてしまうと受け入れられなくなってしまうからです。
どんなに好きな人でも、嫌だなと思うところは1つや2つあるものです。しかし、嫌なところが1つあったからといって、すぐに別れを決断する人はそうそういないでしょう。
愛情があれば、誰でも相手の嫌なところを受け入れる努力をしようとします。お互いに妥協し、歩み寄ることができるからこそ、カップルとして関係を続けられるのです。
しかし、愛情が薄れてしまっていると、相手の嫌なところを受け入れようという気持ちも起きにくくなります。別れを考えていれば、なおさら愛情が薄れる原因になるでしょう。
相手の嫌なところを受け入れられない状態では、必然的に喧嘩も増えます。
別れ際のカップルが頻繁に喧嘩するのは、愛情が薄れにより、相手に対して許容範囲が狭くなってしまっているからなのです。
スキンシップが嫌になる
ハグやキスなど、恋人としてのスキンシップは、愛情があるからこそ受け入れられるものです。生理的な問題も大きく影響するため、愛情がない相手だと不快に思う人も多いでしょう。
たとえ以前は愛情があったとしても、愛情がなくなったことで受け入れられなくなる場合も大いにあります。相手への不満が強い場合は、なおさらスキンシップが嫌になるはずです。
そのため、別れ際のカップルは、恋人であってもスキンシップを嫌がる傾向があります。
特に女性は触れられる側であることが多いため、如実に拒絶が反応として表れやすいです。彼に触れられたくない、キスしたくないという気持ちが強く、実際に拒む女性も多いでしょう。
彼に触られたくない、キスしたくないという気持ちの芽生えは、愛情がなくなりつつあると言っても過言ではありません。
スキンシップが嫌になるというのも、別れ際のカップルの特徴の1つなのです。
どちらか浮気する
浮気をする人の中には、恋人と別れたいと思っているという人も少なくありません。恋人への愛情が薄れていると、他の異性に魅力を感じ、実際に浮気という行動に出てしまいやすいからです。
恋人のことが本当に好きなら、他の異性を恋愛対象として強く意識することはありません。仮に少し心が動いてしまったとしても、恋人を大切にしたいと思っていれば、浮気はしないはずです。
しかし、別れ際のカップルは、形の上ではカップルでも、心は離れてしまっており、愛情も残っていない場合がほとんどです。そのため、他の異性に関心が向いてもおかしくない状態です。
特に別れたいという気持ちが強いほど、恋人に対して不満も強いことが多いので、より他の異性を魅力的に感じやすくなります。実際に浮気していなくても、心が奪われている可能性は高いです。
どちらかが浮気しているというのも、別れ際のカップルにはよく見られる特徴なのです。
別れ際のカップルは言動に嫌悪感が表れる
別れ際のカップルは、別れという言葉は口に出していなくとも、行動や態度にはっきり別れたい気持ちが出ています。感情というのは隠し続けることは非常に難しいのです。
なぜなら、自分の行動や態度に、逐一注意を払うことができる人はいないからです。無意識に出る行動や態度もあるため、別れたい気持ちは必ずどこかで表に出てしまいます。
恋愛は、お互いの気持ちが向き合っていなければ成立しません。交際というのは、相手を大切にし、親密な関係を築いていくことであるため、愛情がなければ続けることはできないのです。
ぜひ、自分そして相手の行動や態度を見直して、正直な気持ちに目を向けてみてください。