付き合った期間が長かったり、同棲していた彼と別れた場合、その彼の荷物が残っていることも多いでしょう。
放置していても邪魔なだけですし、なにより新しい彼が出来たとき、その彼を家に呼びづらいもの。誰だって、前の彼の痕跡があれば口には出さないかもしれませんが、良い気はしません。
歯磨きやら、シャンプーやら捨てても問題がなさそうなものはパパっと捨てられるでしょう。しかし、個人の趣味のものや高価なものなどは勝手に捨てて良いものか悩みますよね。
そんなとき、あなたはどうしますか。そして、なかなかに荷物を取りに来ない元彼。一体何故なのでしょう。その理由は元彼の心理に大いに関係しています。
今回は元彼が取りに来ない理由についてと、さらに、取りに来ないときの対処法についてご紹介します。
元彼が荷物を取りにこない理由とは?
別れに納得していない
あわよくば復縁を狙うパターンです。元彼が別れに納得していない場合、荷物を置いたままの状態にしているのは作戦であると考えられます。
その作戦とは、まず、あなたとの繋がりを少しでも残しておくために、わざと自分の荷物を置いておく、これだけです。
そして、冷却期間を経てからあなたに再度連絡するときに使うのです、「俺の荷物どうなった?」という連絡を。つまり、自分の荷物を人質にして、後日連絡するために利用する、というものです。
あなたが元彼と復縁しても良いなら、そっと置いておきましょう。そして、彼からの連絡を待ちます。
あなたが連絡をしなくとも、この場合は彼から来ますから、よほどのことが無い限り、焦らずに待っていてください。いざ来たときには作戦に気づかないふりをして乗ってあげましょう。
「そういえばあなたの荷物、まだあるよ。」と。簡単に元彼と再会する機会が来ます。
しかし、もう元彼とはコリゴリだなんてあなたが思っているのなら、話は別です。置いておくなんてことはせず、さっさと荷物をおくってしまうことをおすすめします。
会いたくないのなら、口実を与えないことが大切です。
未練がある
復縁を狙うパターン、その2です。そもそも、男性が元カノと復縁をしようとコンタクトを取ってくる際に一番多いのが、忘れ物など自分の荷物の業務連絡です。
従って、今回のような、わざと自分の荷物を置いておくのは復縁の伏線を張っていると考えられるのです。
自分の荷物を元カノの家に置いてある間、その荷物を見たときに少しでも元カノが自分のことを考えててくれないだろうか、と。
どんなことでも良いから会う機会を失くしたくない、関係を繋ぎとめたいという未練からの行動と言って良いでしょう。
置かれた荷物には、「よりを戻したくて、その機会を伺っている」、そんな元彼の心理が働いているのです。
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取りにいくのが面倒くさいだけ
別れて随分経つのにまだ荷物を取りに来ない、連絡もない場合は、単純に忘れているのかもしれません。その場合はあなたから元彼に連絡をとってみましょう。
期限を設け、「~までに連絡がなければこちらで処分します」といった文言があったほうがより確実です。
面倒臭がりの人も、さすがに期限を区切られると焦りだします。電化製品など高価なものを勝手に捨てて、あとで問題になってしまっても面倒ですから、無難に事前連絡はしておきましょう。
しかし、そんなの我慢できない、すぐどうにかしたいのであれば、郵送してしまう方が手っ取り早いですね。どれだけ面倒臭がりの人も郵送なら届くだけです。
元彼に他に意図がないのであれば、断る理由がありません。
直接取りに行くほど必要ではない
あまり元彼にとって大事なものが残っていないときです。もう顔も見たくないというなら、だいぶ嫌われているのかもしれません。
また、吹っ切れたいからこそ顔も見たくないと考えているというケースもあげられます。なんにせよ、顔も見たくないのですから手渡しは不可能です。
なので、共通の友達に協力してもらうことも考えなければなりません。また、元彼があなたを着信拒否していないなら、荷物のことだと一発で内容がわかるシンプルな連絡をするのも良いでしょう。
その際に、上記と同じように期限をつけることを忘れないように心がけましょう。返信が来る可能性は低く、よほどのものでない限り、会って渡すなんて事になりません。
なので、返信が来なかった場合にあなた自身が荷物を対処できるようにしておくことが重要です。
元彼が荷物を取りにこない場合?
段ボールに詰めて送る・車で運ぶ
さて、荷物の処理方法が決まったなら、後は行動のみです。復縁を願うのなら、話のネタに下着なども入れておいたら、「下着もあったんだ」と、元彼も連絡しやすくなるかもしれませんね。
送料は、気持ちよく終わりたいなら送り主負担が望ましいです。彼のものですから、着払いも一理ありますが、印象が悪くなりやすいということは覚悟しておくべきでしょう。
また、事前連絡もなく着払いは社会常識的にもあまり良くありませんので気をつけてくださいね。
選択は自由ですが、少し前まではお付き合いした人ですから、感謝も込めて送料だけでも負担することをおすすめします。
ちなみに、ただ郵送するのであれば、メッセージはあまりおすすめしません。書いても「処分に困ったので送ります」程度で十分です。
直接的に、復縁したいという文面でなくても、中途半端なメッセージは元彼も判断に困るでしょうし、重く感じるかもしれません。復縁する気がないのであれば、未練がましい行動は慎みましょう。
「邪魔だから送った」、くらいのスタンスで望むべきです。
会う日程を決め、お互いの荷物を交換する
元彼に荷物の件を伝え、会って渡す、という方法も勿論あります。お互いがもう吹っ切れていて、友人感覚で会えるのならば特に問題はありませんし、スムーズに受け渡しが出来ますよね。
しかし、どちらかに未練がある場合はそうはいきません。対面での受け渡しはどう考えても復縁のきっかけであり、自分をアピールできる良い機会でもあります。
もし元彼にまだ未練があるのなら、まず、あくまで付き合っていた頃のあなたの感じで元彼と会いましょう。
振られてへこんでいるなんて雰囲気を出して、相手に可哀想と思ってもらおうなんて思考は完全に間違いですよ。
仮に可哀想と思われたとしても、そこから復縁に繋がる可能性は低いです。それよりも、元彼の脳裏にあなたと付き合っていた頃の楽しい記憶を思い出させる方がよほど効果的です。
思い出というものは美化されやすいものですから、脳の記憶のメカニズムを利用するのです。
反対に、あなたに未練が無い場合は、「荷物ありがとう、じゃあね」とあっさり対応すべきです。元彼にとってはチャンスでも、あなたにとっては迷惑な時間です。
元彼の思い出話や自分アピール攻撃が始まる前に、さっさと退散しましょう。流されずに毅然な態度で挑んでください。
許可を取って捨てる
やはり、他人の物ですから勝手に捨てるのは良くありませんし、罪にもなります。捨てるなら、事前に元彼に許可を取りましょう。
「~までに取りに来ないなら、処分するからね」、とメールもしくは電話などで話せば大丈夫。そして期限になっても音沙汰がなければ処分すればいいんです。
あとになってトラブルが考えられる場合は、証拠がしっかりと残りやすいメールのほうが良いですね。
しかし、そもそも連絡がない時点であまり大事なものとは考えられませんので、神経質になる必要もありません。
半年以上、元彼が荷物を取りにこないなら連絡する
いかがでしたでしょうか。相手の荷物は、付き合っていた頃は大切ですが、別れてしまうと爆弾のようなもの。どう処理したら適切なのかを見極めることが大切です。
あなたの家にも元彼の荷物が残ったままなら、まずはいつでも送れるように、荷造りしておくことをおすすめします。