元彼を検索しない方が良い理由とは?
最近はSNSが社会に広く浸透しているので、いつどこで誰が何をしているのか、リアルタイムでも検索することができます。
また、タグ付け機能などもあり、本人が投稿していなくても勝手に個人情報が流通してしまうこともしばしば。共通の友人がタグ付けすれば、いやでも目に入ってしまうものです。
一方、自然に入って来てしまう情報とは別で、意図的に元彼を検索してしまう人もいるでしょう。
では、元彼を検索してしまう心理とは、一体どのようなものなのでしょうか?今回の記事では、検索してしまう心理に併せて、検索しない方が良い理由も紹介していきます。
元彼を検索してしまう心理
気になっているから
別れた相手への気持ちは簡単には消えないものです。消化したと思っても、思い出の場所や共通の友人から話を聞いたら、どうしても思い出してしまうものです。
一時的には嫌いと思っても、無関心になっていない以上、あなたには未練が残っているのです。未練とまではいかなくも、少なからず気になっているのです。
未練や相手のことが気になっている気持ちこそが、元彼を検索してしまう根底にある気持ちです。
意地を張って、「気になんてなってないし!」と否定したくなるかもしれません。しかし、気持ちがなくなるまでには誰しも時間がかかります。素直に受け入れることも大切です。
比較したいから
わたしたちは無意識の中でマウンティングしています。自分はまだマシだ、と実感したいからです。
特に、精神状態が不安定な人にだったり、普通の人でも弱っているタイミングで見られる傾向です。
マウンティングの裏には、別れた元彼が自分より幸せであって欲しくないという気持ちがあります。自分だけ失恋で辛い気持ちであることが許せないのです。
元彼を検索し、元彼の現状と自分の現状を比べている中で、実は無意識の中で元彼の不幸を願っているのかもしれません。
ふと思い出したから
完全に元彼が過去の人のなり、別れも腑に落ちた後、何かのタイミングでふと元彼を思い出すことがあるでしょう。何気なく見た卒業アルバムや、たまたまドライブした道を通った…などなど。
元彼のことを消化しきっているため、思い出した際に辛い気持ちも悲しい気持ちも、また憎しみの気持ちもないです。ただ純粋に懐かしくなっているだけです。
何気ないきっかけでふと元彼を思い出し、懐かしい気持ちになったときもまた、元彼を検索するタイミングでしょう。
検索しない方がよい理由とは?
SNSの投稿などは見栄を張ったものが多い
わたしたちは弱っているとき、がっつり弱っているアピールをするか、逆に強がって見栄を張るか、2パターンに分かれます。
弱っているアピールをするのは女性によく見られ、強がって見栄を張るのは男性によく見られる傾向にあります。
また、弱っているタイミングは気分転換に遊びまくったり、普段かかわらような人とも遊んだりと、全体的に派手になりがちです。そして、精神状態とは裏腹に「元気だよアピール」をするのです。
このように、SNSの投稿などには本来と異なることをつづりがちだし、一般的に見栄を張ったものが多い傾向になります。まったく参考にならないのです。
しかし、検索した方から見ると、投稿された内容が全てに思え、相手だけエンジョイしているように感じます。ただでさえ失恋でナーバスになっているメンタルは、さらに崩壊すること必須です。
検索しないにこしたことはありませんが、もし検索しても話半分と流せる心を持ちましょう。
友達として関係が続いていないなら見ない方がよい
もしあなたと元彼が別れて友達としてさえも関係が続いていないのならば、元彼を検索することはあなたの心に悪影響です。無駄に落ち込んだりする原因にもなりかねません。
失恋は時間薬です。会わなかったり思い出すきっかけがなければ、時間の経過とともに自然に消化されます。元彼を検索することは、意識的に元彼を思い出すきっかけを作っているのです。
友達としても関係が継続していないのであれば、元彼に関する情報もほとんど入ってこないはずです。偶然にも失恋から立ち直りやすい環境の中に身を置けているのです。
つまり、あなたが元彼を検索することは、失恋から立ち直るためのベストなコンディションを崩壊させることにつながります。検索して内容を見る以前に、検索自体に良いことがないのですね。
別れを乗り越えられない原因になる
別れは簡単には乗り越えられないものです。すぐに感情を切り替えることなどそうそうできるものではありません。
別れを乗り越えるには時間もかかればきっかけも必要です。元彼を自然に忘れるまで待つか、別れが腑に落ちるまで納得できるようになるか。また、新しい恋がきっかけになることもあるでしょう。
しかしどの場合でも、元彼を引きずっていては次には進めません。前に進むためには、元彼を消化する必要があるのです。
そこで、元彼を検索していては常に元彼が頭の中から離れない状況になってしまいます。別れを乗り越えなくてはいけないのに、むしろ元彼で頭がいっぱいになってしまいます。
いつまでたっても元彼を引きずり、別れを乗り越えられない原因になる元彼の検索。辛い現実ではありますが、「元彼とはもう別れた」としっかり頭に叩き込み、「元彼離れ」することも必要です。
検索癖がつく
突然別れが来たときなど特に、日常だった元彼と連絡ができなくなったら寂しくて仕方がありませんよね。今まであるはずだった連絡が急になくなったら、気になってしょうがなくなります。
もちろん、別れたら日々の連絡がなくなるのも当然だし、一方で急にルーティーンだったはずの連絡がなくなる寂しさもわかります。
そこで、少しでも落ち着かない寂しい気持ちを埋めようと、いて当然だった元彼を感じようと検索してしまうこともあります。
たまに寂しくなったときに検索するわけでなく、検索癖レベルでコンスタントに検索します。元彼を気になって気になって仕方のない気持ちが、抑えきれないのです。
また、悪循環なことに1度身についてしまった習慣はなかなか抜けにくく、元彼への執着も日に日に増していきます。もはや好きや嫌いなどの感情抜きで、検索することが習慣化しているのです。
他所に目をむける、熱中できる趣味を見つけるなど、うまく悪循環から抜け出せる方法を見出すべきです。
今彼が同じ行動をしていたら…
あなたは別れた元彼からストーカーされたことがありませんか?別れたのに電話やメールが鳴りやまなかったり、LINEで必要以上にメッセージが来たりと、困った経験はありませんか?
あなたが分かる範囲でされているのであればまだましです。しかし、例えばあなたの知らないところで、元彼があなたの個人情報を調べていたらどうでしょう。怖いし、気持ち悪くないですか?
一歩間違えれば、あなたが元彼を検索している行為はストーカーに近い、気持ち悪いものなのです。冷静に考えて、落ち着いて自分のとっている行動を回顧してみることも大切ですね。
元彼を検索しなければ前に進める
いかがでしたでしょうか?今回、元彼を検索してしまう心理と検索しない方が良い理由について紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?
元彼を検索してしまうのは気になってしまうから。いたし方がない部分もありますが、別れたのなら前を向かなければいけません。
みなさんが元彼との失恋を乗り越え、この先に幸せがいっぱいあることを心から願っていますね!