恋人たちには一定の期間が経つと倦怠期という時期が訪れます。なかでも多くの恋人たちが倦怠期に陥りやすいのは、付き合って8ヶ月だと言われています。
しかし8ヶ月の倦怠期を上手く乗り越えられれば、安定した関係を築きやすくなるはずです。1年という大きな節目を迎えれば今後の付き合いを前向きに考えやすくもなるでしょう。
そのため付き合って8ヶ月の倦怠期は慎重に乗り越えていくことが大切です。そこで今回は恋愛で付き合って8ヶ月が倦怠期に陥りやすい理由と対処法について解説していきます。
恋愛で付き合って8ヶ月が倦怠期に陥りやすい理由と対処法とは?
ラブラブな状態はいつまでも続かない
ラブラブな状態とは残念ながらいつまでも続くものではありません。特に半年が過ぎた8ヶ月くらいから恋愛感情の高ぶった状態から、気持ちが落ち着き冷静になってくるでしょう。
恋愛感情の高ぶりは脳内ホルモンの影響を大きく受けますが、大量分泌すると体に大きな負担がかかります。そのため脳内ホルモンの分泌は次第に抑えられ、徐々に冷静になっていくのです。
お互いに冷静になってくると、付き合いたてのようなラブラブな状態ではなくなっていると感じることでしょう。相手に対して徐々にドキドキしなくなってくるはずです。
恋愛はラブラブな状態が続けば上手くいくというものではありません。ドキドキと入れ替わりで手に入る安心感や信頼感が、長続きする恋愛には必要なのです。
本来であればドキドキから安心感や信頼感に変わることで、私たちは深い愛情を抱くようになります。しかし誰もが深い愛情を抱けるわけではありません。
冷静になって相手の嫌な部分が目に付くようになり衝突が増えれば、深い愛情は育ちにくく、ドキドキだけがなくなっていきます。すると倦怠期であると感じるようになるのです。
特にドキドキがなくなってくる8ヶ月くらいというのは、ラブラブな状態と現状とのギャップを感じやすいです。加えて相手の嫌な部分にも気付き始めるので、倦怠期に陥りやすい時期なのです。
彼氏(あなた)がモテる
彼氏あるいはあなたがモテる人で、格差がある恋愛をしている場合、恋愛に支障をきたすことがあります。なぜならどちらかだけモテていると、もう片方の不安が強まるからです。
不安な状態で恋愛をしていると些細なことでも気になり、傷つきやすくなります。自分に自信を持つことができず、疑心暗鬼になりやすいため、相手を信じることもできません。
不安というのは恋愛にとって大きな妨げになります。モテる相手との格差恋愛というのは、不安を抱きやすくなるため、些細なことでヒビが入りやすくなるのです。
2人の間にヒビが入り衝突が増えてしまえば、恋愛感情にも変化が出てきます。特にモテる人の場合は、他の人に目を向けやすい環境にいるため、気持ちが冷めてしまう可能性も高いです。
またモテる相手と付き合っていると、必要以上に努力や我慢をしてしまいがちです。付き合って8ヶ月もすれば努力や我慢にも限界がきて、さらに衝突が増えてしまうでしょう。
付き合って8ヶ月というのは、不安や不満が溜まりやすく、必要以上の努力や我慢に限界が来やすい時期でもあります。そのため格差がある恋愛の場合は特に倦怠期になりやすいのです。
ルールがキツイ
恋愛が上手くいっているカップルというのは2人のルールを持っています。たとえば毎日1回は連絡をする、友人と遊ぶ時は一言報告をするなどといった、良い関係を保つためのルールです。
恋愛の価値観というのは人それぞれで、たとえ恋人であっても押し付けてはいけません。毎日たくさん連絡を取りたい人もいれば、自分の時間を必ず確保したい人もいます。
恋愛は2人でするものであるためお互いの価値観を尊重し合い、妥協し合うことが大切です。そこで重要になってくるのがルールなのです。
よく相談し合い納得した上で作ったルールというのは、恋愛をより良いものにしてくれます。しかし付き合いたてに作ったルールというのは、お互いの首を絞めがちになります。
なぜなら付き合いたてというのは相手を想う気持ちが強いため、大抵は相手の望みを受け入れ、我慢できてしまうからです。我慢しているという自覚すらないことが多いのです。
我慢は絶対に続きません。初めは守ることができたとしても、本当は受け入れがたいルールは次第にお互いの首を絞めることになります。そして付き合っているのが息苦しくなってくるでしょう。
付き合って8ヶ月も経てば、我慢の限界がきてルールがキツくなり始めるでしょう。ルールがキツくなり、息苦しくなり始めることも付き合って8ヶ月が倦怠期に陥りやすい理由の1つと言えます。
一緒にいすぎた
私たちは色んなことに興味を持って、より多くのことを経験できるように、飽きという感情を抱くようにできています。同じような毎日を過ごしていれば必ず飽きてしまうのです。
恋愛においても飽きというのは大敵です。一緒にいすぎてしまうと相手と過ごす日々に、そして相手に飽きてしまい、恋愛対象に見れなくなってしまうのです。
飽きが必ずしも別れに繋がるわけではありませんが、早い段階で飽きてしまえば別れに繋がります。飽きをカバーできる想いというのは、長い時間をかけて培っていくものだからです。
付き合いたてというのは気持ちが高まっているため、少しでも長く少しでも多く一緒にいたいと誰もが思います。しかし一緒にいすぎてしまえばしまうほど、飽きが来るのが早まるのです。
一緒にいすぎてしまうと半年すぎくらいから、現状に飽きてきて、恋愛対象に見れなくなる可能性が高まります。どちらか一方でも相手に飽きてしまえば必然的に倦怠期が訪れます。
一緒にいすぎるカップルは付き合って8ヶ月くらいで、恋愛対象として見れなくなりがちです。
対処法とは?
距離を置くしかない
倦怠期になってしまったのに、無理に一緒にいても逆効果です。相手をわずらわしく思う気持ちがさらに強まって、余計心が離れていってしまうでしょう。
まずはお互いに冷静に自分の気持ちと向き合う時間をとる必要があります。そのためにも倦怠期になる前と同じように過ごすのはやめて、距離を置くしかありません。
距離を置いてみることで初めてわかることもたくさんあります。お互いに離れたことで相手の大切さに気付くかもしれません。当たり前になっていた関係を見直すきっかけになるかもしれません。
もし距離を置いたことで別れてしまうのならそれまでの気持ちしかなかったということです。倦怠期を乗り越え、また良い関係を築いていきたいなら、距離を置く決断をしましょう。
本音で話し合う
倦怠期を迎えたカップルの中には、お互いになぜ倦怠期になってしまったかわからないでいるカップルも多いです。相手だけでなく自分の気持ちもはっきりしていないと、倦怠期の原因がわかりません。
倦怠期の原因がわからなければ倦怠期を脱することはできないので、お互いに今の正直な気持ちをぶつけ合いましょう。本音で話し合うのです。
自分が変わってしまったのか、それとも彼氏の気持ちが変わってしまったのか、倦怠期の原因を探りましょう。そしてどうして変わってしまったのかも、本音で話し合いながら見つけましょう。
別れるのも選択肢
倦怠期に陥ったということはなんらかの気持ちの変化があったということです。自分あるいは相手の気持ちにどういう変化があったかがわからなければ、倦怠期は抜け出せません。
付き合っていても気持ちの変化がはっきりしないのであれば、別れを選択しましょう。別れることで見えてくる気持ちも必ずあるため、倦怠期の原因が掴めるかもしれません。
別れたことで相手の大切さに気付き復縁して、別れる前よりも深い愛情を抱いてくれる可能性もあるでしょう。別れたところで再び付き合う可能性がないわけではないのです。
別れて彼が「もう過去」と割り切っているのであれば、他の女性に目を向けているのかもしれません。どちらか片方でも他に気持ちが向いているとわかれば、別れて正解だったと思うべきです。
倦怠期を脱したいのであれば、別れるのも選択肢の1つであることを頭に入れておきましょう。
恋愛で8ヶ月の倦怠期は飽きが原因
恋愛で付き合って8ヶ月が倦怠期に陥りやすいのは、付き合った当初と比べて精神面での変化が大きく表れやすいからです。
誰にでもいつか必ず恋愛感情の高まりが落ち着く日が訪れます。不安に耐えることにも、努力しすぎることにも、自分を抑えることにも、いつか必ず限界が来ます。
そして付き合い方次第で飽きが、恋愛感情の冷めてしまう原因になってしまうでしょう。これらの精神面の大きな変化を受け入れられないと倦怠期になってしまうのです。
倦怠期になってしまったのでは?と不安に思った時には、ぜひ今回解説したことを参考に倦怠期の原因を見つけてください。そして原因に沿った対処法を2人で見つけてくださいね。