無理な恋愛を早めにやめた方がいい理由とは?

どんなに努力しても相手に自分の思いが届かない恋愛はとても苦しいですよね。苦しいけれどそれでも好きな気持ちが変わらず、無理な恋愛を続けている人もいるでしょう。

しかし無理だと分かっている恋愛というのは自分のためにも相手のためにも早めにやめるべきです。

とは言っても好きな気持ちをすぐになくすことは難しいですよね。まずはこれから紹介する無理な恋愛を早めにやめた方がいい理由を頭で理解しましょう。

無理な恋愛を早めにやめた方がいい理由とは?

頑張れば相手が振り向いてくれることはない

好きな男性が振り向いてくれずに落ち込む女性

好きな相手を振り向かせるためには努力が必要です。しかし頑張れば相手が振り向いてくれるわけではありません。残念ながら頑張っても無理な時は無理で、時間を無駄にするだけです。

努力は必ず報われるというのは、必ずしも望んだ結果が得られるという意味ではありません。努力は必ず力になるため無駄にはなりませんが、自分の望んだ形で報われるわけではないのです。

特に恋愛においては人の心を動かすことは簡単ではないため、望んだ結果が得られないことも多いです。頑張っても振り向いてもらえない時は諦めることも大切なのです。

好きな相手を振り向かせるためにした努力は絶対に無駄にはなりません。望んだ結果に繋がらなくとも、人として成長でき、この先の幸せを掴むための糧になるはずです。

無理な恋愛なのに頑張り続けても時間を無駄にするだけでなく、嫌な思いもし続けることになります。幸せになりたいなら無理な恋愛は早めにやめて、他に目を向けるべきです。

好きな相手のために頑張ることができたのなら、きっと他の幸せを見つけられるはずです。自分のために無理な恋愛は早めにやめて、他の幸せを掴むことに力を注ぎましょう。

価値観は変わらない

異なる金銭感覚

価値観というのは時に関係を築いていく上で弊害になることがあります。特に恋愛関係である場合は価値観の違いは大きな弊害となり、解消するのも難しくなります。

価値観というのは育った環境により自然に身に付くものであり、個人差があるものです。また長い時間をかけて身に付いた考え方の基盤となるものなので、簡単には変わりません。

恋愛関係というのは基本的に唯一無二の関係であり、深い繋がり持つ関係です。関係が深ければ深いほど、相手に求めることは強くなるため、価値観の違いが衝突の原因になりやすいです。

たとえば金銭感覚が違えば、デートの回数や費やす金額、プレゼントなどにかける金額が異なり、揉めることになるでしょう。同棲や結婚が関係してくればなおさら衝突するはずです。

しかし金銭感覚は価値観の1つなので簡単に変えることはできず、相手に合わせるのが難しいです。無理に合わせようとすると大きなストレスを抱えることになるでしょう。

価値観が合わないことで関係を続けていくことが無理だと感じたなら、早めにやめた方がいいです。そのまま関係を続けていても嫌な思いをしてストレスが溜まるだけです。

価値観が違うことで関係を続けるのが無理だと感じたなら、お互いに嫌な思いをしないためにも早めにやめた方が良いでしょう。

精神的に悪い

付き合っても精神的に悪い男性

無理な恋愛を続けていることは精神的にも悪い影響が出てきます。相手に対する強い愛情が報われ続けないことによって、憎悪に変わってしまう可能性があるのです。

望んだ結果が得られないことに、精神的なダメージを受けずに頑張り続けられる人はおそらくいません。頑張れば頑張るほど、こんなに頑張っているのにと落ち込んでしまうでしょう。

人は大きな精神的ダメージを受けると無意識に自分の心を守ろうとします。特に恋愛のように相手がいる場合は、自己防衛で上手くいかないことを相手のせいにしてしまうことがあるのです。

そうなるとこんなに思っているのに・・・などと振り向いてくれない相手を責めてしまい、憎悪の気持ちを抱いてしまうのです。憎悪の気持ちを持つことは本人の精神的にも決して良くありません。

好きでい続けられることは素敵なことですが、無理をして辛い自分に蓋をしてまですることではありません。いつか無理がたたって、相手を憎む気持ちを持つようになってしまうかもしれません。

好きな相手を憎むようになってしまうことはとても悲しいことです。自分も相手も嫌な思いをすることになります。無理な恋愛を早めにやめることは自分の心を守る行為でもあるのです。

他のことが手につかなくなる

他のことが手につかない女性

恋愛に夢中になると他のことがどうしても疎かになってしまいがちです。特に女性は恋愛にかける労力が多い傾向があるため、無意識に恋愛中心の生活を送っている人が多いです。

片思いであれば好きな気持ちが募れば募るほど、相手に振り回されて勉強や仕事に集中できなくなってしまいます。手に入らない相手ほど夢中になり、他のことが手につかなくなってしまうのです。

他のことが手につかなくなれば、人として成長するチャンスを逃すことになり、将来の可能性が潰れていきます。将来掴めるはずの幸せがどんどん減ってしまうのです。

自分の将来を犠牲にしてまで、結果の伴わない無理な恋愛に労力を注ぐことは正直無駄なことで、損をするのは自分です。

他のことが手につかなくなり自分の生活や将来に支障が出てくる可能性があるため、無理な恋愛は早めにやめた方がいいでしょう。

運命の人ではない

運命の赤い糸

私たちには直感というものがあり、恋愛で直感が働くことはよくあることです。そして恋愛の直感というのは本能や、今までの経験から培われたものが多いため、当たることが多いです。

直感で運命の人だと感じる人も少なくなく、直感で結婚すると感じた人と実際に結婚に至った女性も多いのです。

そのため「やっぱりこれ以上一緒にいるのは無理かも」と直感的に思う人は運命の人ではない可能性があります。自分では意識できない心の奥底で運命の人ではないと叫んでいるのです。

直感は心の声のようなもので、自分を守る役目を担ってくれます。自分を守る役目を担う直感で無理だと思っているのに、無理な恋愛を続けることに意味はありません。

直感でこれ以上一緒にいるのは無理かもを思ったなら、無理な恋愛を続けるべきではないと心が警告しているのです。幸せな恋愛をしたいなら自分の直感を信じて無理な恋愛はやめましょう。

意地になっているだけ

意地になる女性

ダメだと言われるとやりたくなってしまうように、無理だと言われると意地になってやめたくなるものです。もしかしたら無理な恋愛をやめられないのも意地になっているからかもしれません。

無理だと分かっているのに諦めたくないと変わらずにアプローチし続けているなら、おそらく意地になっているのです。

純粋に恋愛感情だけなら無理だと分かった場合、相手の迷惑になるからと自分の気持ちを押し通そうとはしないでしょう。好きな相手のために諦めようと言い聞かせるはずです。

意地になるというのは、相手を振り向かせるという欲望を無理に押し通そうという気持ちになっているということです。意地を張っている状態の人に相手を思いやることはできません。

意地になっているだけで無理な恋愛を続けようとするのは自分よがりなことで、そこに相手を思いやる気持ちはありません。そんな恋愛は上手くいかないので、相手のためにもやめるべきです。

周りを犠牲にする

周りを犠牲にする女性

無理な恋愛をし続けていると周りを犠牲にすることになります。無理な恋愛をようやく諦めた頃には、周りから色んなものが消えてしまっているかもしれません。

無理な恋愛に一生懸命になっていると、先にも述べたように他のことを蔑ろにしがちになります。友達を大切にすることや、他の人にやさしくすることにすら気が回らなくなるかもしれません。

友達とも疎遠になってしまい、あなたのことを好きな人がいても離れていってしまうかもしれません。

無理な恋愛をし続けて望んだ結果が得られても、周囲を犠牲にしてしまったことに苦しみ、悔やむことになるはずです。無理な恋愛のまま終われば、1人になってしまうでしょう。

恋愛をすることは素晴らしいことですが他を犠牲にしてしまっては幸せな人生は送れません。無理な恋愛では余計に周りを犠牲にしがちになるので、早めにやめるべきでしょう。

無理な恋愛は誰にでもある

実らない恋愛

人を好きになるということは簡単なことではなく、自分の思い通りにいくものではありません。理屈で説明できて努力をすれば必ず実るなら、誰も恋愛で悩むことはないでしょう。

そのためどうしても無理な恋愛というのもあるのです。好きな気持ちを抑えることは誰にとっても辛いことですが、相手のためにも自分のためにも無理な恋愛は早めにやめるべきです。

上手くいかない相手を好きになったこと自体は悪いことではなく、その気持ちは大切にすべきです。しかし無理な恋愛に捉われ続ければ、失ってしまうものが多いのです。

1つの恋愛が叶わないなものであっても、この先どうなるかはわかりません。無理な恋愛をしたからこそ手に入る幸せもあるはずです。

ぜひ無理な恋愛をやめられずに苦しんでいる時は、今回解説したことを思い返してみてください。きっと無理な恋をやめる勇気が湧いてくるはずです。

ABOUTこの記事をかいた人

はじめまして、今回の記事を担当しているSYMPLY編集部です。 SYMPLYは、主に10代後半~20代後半の女性向けに恋愛記事を提供しています。 編集部は主婦や恋愛経験豊富な女子大生、恋愛心理カウンセラーの方々などで構成されています。 みなさんの恋愛の手助けができるサイト作りを目指しているので、よろしくお願いします。