恋愛で突き放すことが必要・不要な場面とは?
恋愛の駆け引きは非常に難しいものです。「好きだ好きだ」と押しまくっても、気持ちが空回りしてしまって嫌われてしまうこともよくあります。
だからと言って突き放しても、タイミングを間違えればただの冷たい対応になってしまうこともあるでしょう。
どんなに恋愛をたくさんしてきた人でも、この「突き放すこと」が必要な場面を見極めることは難しいものです。
ですが、より恋愛で上級テクニックを身に着けたいなら、時には相手を突き放す姿勢を持っておきたいですよね。
恋愛で突き放すことが必要な場面と不要な場面はどのように違ってくるのでしょうか?
両思いな気がするのにあと一歩関係が前に進まないとき
突き放しすぎると男性は冷める
両思いな気がするのに、関係があと一歩前に進まない時ほどもどかしいことはないですよね。お互いに好きなことは分かっていても、確かにその先に踏み込むのはかなり勇気もいるものです。
そんなときあえて突き放してみるのが良いのか、むしろ両思いかもしれないからこそ押してみるのがいいのか迷うでしょう。
ですが、注意しなければいけないのは、こんなシチュエーションだからこそ突き放されると男性は冷めてしまうということです。
関係をしっかりと一歩前に進めたいのであれば、彼のことは絶対に突き放さない方が良いでしょう。
良い感じの雰囲気のときに下手な小細工を入れてしまうと、男性は面倒臭くなってしまいます。男性は直情型で、変化球を嫌う人も多いです。
好きだということがほぼ分かっているときこそ、そのまま真っすぐに攻めていく方がまっとうな方法なのです。
素直に好きな姿勢を見せてくれる女性の方が、男性は距離を縮めやすくて戸惑うことはないでしょう。無駄な駆け引きで突き放したりせず、そのまま仲を深めていけることが一番ですね。
男性が主導権を握ってきたとき
調子に乗っている男性に大切さに気づいてもらう
では、突き放した方が良いときの場面もよく見ておきましょう。
自分から男性を突き放すのには勇気がいるものですが、恋愛をストレスなく楽しむためには突き放すことも必要なものです。
振り回されて嫌な思いをしながら恋愛をするのでは、恋愛で幸せになることはできませんからね。特に、男性が主導権を握ってきたときには、女性は注意が必要です。
女性をエスコートしてくれるうえで、優しく気遣ってくれ、ある程度のイニシアティブを握ってくれるなら良いでしょう。
ですが、たまに主導権を持つのにも度が過ぎている場合があります。そんな調子に乗っている男性には、何が大切なのかしっかりと気づいてもらう必要があるでしょう。
男性は主導権を握ることで女性が自分のものと勘違いしてしまうところがあるのです。
自分を引っ張っていってくれるのは良くても、少し限度を超えていると感じたときは思い切って突き放すべきです。
女性の方にも意見や意思があるということを、しっかりと気づいてもらうことが必要なのです。
プライドの高い男性には不向き
男性が主導権を握っているときでも、突き放してはいけないパターンもあります。
度が過ぎていないときなどももちろん突き放すべきではないですが、相手がプライドの高い男性である場合は特に注意が必要です。
プライドの高い男性は、女性をリードしてこそ満足感を得られる部分はあります。女性を意のままに操れることにアイデンティティを感じている場合もあるのです。
そんな男性にあえて突き放すような対応をしてしまっては、彼のプライドを傷つけてしまうことになってしまいますよね。彼は怒りを感じ、一気に場の空気が冷めきってしまう場合もあります。
男性はプライドを傷つけられることをとても嫌うので、それだけで修復不可能なほど関係がこじれてしまうこともあるでしょう。
もし男性にリードしてもらっているなかで、彼に対して不快感を覚えないのであれば下手に突き放す必要はないでしょう。彼のプライドも尊重してあげるべきなのです。
好きな男性が依存型のとき
あらゆる面で自立させる
依存してきたり、甘え体質な彼に対して、不満を覚えることはありますよね。
頼ってきてくれるのは嬉しいことでも、依存までいってしまうと煩わしいと感じることも多いはずです。まず第一に、男性として情けないという目線で見てしまう女性も多いでしょう。
あらゆる面で彼を自立させるためにも、あまりに依存が過ぎる彼を持ったときは突き放すことも必要になってきます。
お金にだらしがなくていつもお金を貸してほしいと言ってくる彼がいるなら、時には厳しく一切お金を貸さないことも大事です。
寂しいと言って甘えてくる彼に自立して欲しいなら、彼に甘い自分にも厳しくして、彼に会わないようにするのも必要でしょう。
人はある程度追い込まれなければ自立できないところはあります。彼に甘くするのも良いですが、たまには突き放して、強制的に彼も自立を考えざるを得ない状況を作ってあげましょう。
突き放しすぎるくらいがよい
彼の依存体質があまりにひどい場合は、突き放しすぎるくらいの姿勢を持つことも大事です。
本当に彼のことを大事に思うなら、彼が経済的にも精神的にも自立してくれることが、あなたの望みであるはずです。
いつまでも彼のことを甘やかすばかりでは、あなた自身も幸せになれないでしょう。しばらく何日も会わないようにしてみたり、今まで許していた彼との間のルールを見直してみると良いですね。
残念ながら、依存体質の人は一度ひどく突き放されなければ、自分の甘さに気づけないことも多いです。
ここは一度厳しい目を持ち、彼に変わってもらうためにも、突き放しすぎるくらいの姿勢を持つことも考えてみましょう。
意中の男性と良い感じなのに他の男性が割り込んできたとき
他の男性を突き放すこと
好きな人と良い雰囲気で恋人になるまであともうちょっと…という時に余計な横やりが入ることもあるでしょう。
他の男性が割り込んできて、自分に変にアプローチをしてきたりなどをされれば、戸惑ってしまいますよね。
もし積極的に迫られれば正直悪い気もしませんし、押しに弱い女性は、気持ちも揺らいでしまうかもしれません。
ですが、ここは思い切って他の男性はきっぱりと突き放すべきです。どっちつかずは結果として何も良いことをもたらさないのは事実です。
中途半端な態度を取ってしまうと、せっかく良い雰囲気だったのにも関わらず、意中の男性と再び溝を深めてしまうことになります。
今まで意中の男性と距離を縮めてきたのに、また相手が離れていってしまう原因を自ら作ってしまうことになるのです。他の男性の誘惑には乗らず、突き放す姿勢を持つことが非常に大切です。
露骨に突き放す
オブラートに包んで突き放しても、相手には突き放したことが伝わらない場合もあります。横やりを入れてくるような男性なので、ちょっとした牽制は通じないこともあるのです。
そんなときは「迷惑だ」と言って露骨に突き放すのもありでしょう。意中の男性との恋を成就させたいのであれば、はっきり言って他は一切断ち切るのが一番なのです。
意中の男性からしてみても、露骨に突き放さなければ、突き放していることが伝わらないことも多いでしょう。
本当に突き放していることが伝わらなければ、関係は進展しないかもしれません。最悪の場合、三角関係の泥沼に陥ってしまう場合もあります。
誰が見ても突き放していることが分かるように、露骨に突き放すことも時には大事なことなのです。
男性を突き放すのはタイミングが大事
恋愛において突き放すことが必要な場面と、不要な場面についてまとめてきましたがいかがでしたでしょうか?
恋を成就させるためには時として突き放すなどの駆け引きが必要になります。重要なのは、突き放すタイミングがシチュエーションを間違えないことでしょう。
特に片思いの恋を実らせたいのであれば、絶対に突き放すかどうかの選択は間違えたくないところですね。
相手を突き放すべきかどうか考え中の人は、ぜひ上のような場面と自分の状況を照らし合わせて参考にしてみてくださいね。
突き放したこと、もしくは突き放さなかったことで、彼との関係を進展させることができるかもしれませんよ。