マタニティウェディングをすることになると、急に結婚準備で忙しくなります。決めることも多く、悩むこともたくさんあるでしょう。
特にマタニティウェディングで悩むことといえば、ドレス選びです。ドレスを選んでいる時は目立たないお腹も数ヶ月後には大きくなっています。
どれくらい余裕のあるドレスを選べばいい?
大きすぎるドレスにして太って見えない?
締め付けが強くて赤ちゃんが苦しくならない?
マタニティウェディングはドレス選びに苦労します。でもマタニティだからといって、好みでもないドレスを着るのは嫌ですよね。
そこで今回はマタニティウェディングの後悔しないドレスの選び方を紹介します。ぜひ参考にしてください。
マタニティウェディングのドレスの選び方とは?
マタニティウェディングの時期からお腹の大きさを予測する
妊娠時期は、日々体型も変化していきます。いつマタニティウェディングを開催するのかによって、お腹の大きさも変化するでしょう。
通常、結婚式の打ち合わせで最初に行うのはドレス選びからです。結婚式の3ヶ月前までには決定し、ドレスの予約をします。
オーダーメイドでドレスを依頼する場合には、6ヶ月前には決定して依頼する必要があるでしょう。
しかしマタニティウェディングの場合は、お腹の大きさが変化するため直前まで決定できません。1~2ヶ月前に決定し、2週間前に最終調整をおこないます。
ただある程度お腹の大きさを予測してドレスを選ぶ必要があります。一般的な妊娠月とお腹の大きさを確認しておきましょう。
- 妊娠0~3ヶ月
- 妊娠4~5ヶ月
- 妊娠6~7ヶ月
- 妊娠8~9ヶ月
体型にはほとんど変化なし。多くの人が妊娠発覚する時期。
自分で気付くくらいにお腹に膨らみを感じる。つわりが酷く痩せる人もいる。
少しずつお腹が大きくなり周囲にも妊娠がわかる。つわりが落ち着いてくるので体重が増加してくる人も多い。
かなりお腹が大きく重たくなる。歩くのも大変になり通常の洋服は着られなくなる。
多くの人は妊娠6~7ヶ月にマタニティウェディングを開催するので、ちょうどお腹が膨らみ始める時期です。
6ヶ月と7ヶ月でだいぶお腹の大きさも変わるので、いつ開催するのかは重要なポイントです。
マタニティウェディングでおすすめのドレスのタイプとは?
ドレスによっては、お腹の膨らみを目立たなくすることができます。また身体への負担も大きく減らすことができるでしょう。
どのようなタイプのドレスがマタニティウェディングに向いているのかを紹介します。
エンパイアタイプ
マタニティウェディングで一番人気のあるドレスはエンパイアタイプです。エンパイアタイプは胸の下で切り替えがあるドレスです。
胸の下で切り替えがあることで、お腹の膨らみを目立たなくすることができます。またお腹の締め付けもないので、妊婦さんにとっては安心できるドレスです。
またエンパイアドレスはナチュラルで大人の雰囲気があります。マタニティウェディングでなくても人気のあるタイプなのです。
可愛らしさと大人っぽさがあるので、ヘアチェンジによって印象を大きく変えることもできるでしょう。アップスタイルもダウンスタイルも似合います。
肩付きのタイプ
通常ドレスは肩部分がなく、バストとお腹で支えるものが多いです。しかしマタニティウェディングの場合は、身体へ負担をかけてしまうことになります。
肩付きのタイプであれば、ドレスの重みを肩で支えてくれるのでお腹への負担を軽減します。
肩付きといっても、肩紐だけでなくパフスリーブやフリル袖などいくつか種類があります。種類によって可愛くもシックにも見せることができるでしょう。
ボリュームドレスタイプ
スカートの部分にボリュームをもたせたドレスです。重みは出てしまいますが、お腹の膨らみを目立たなくさせることができます。
マタニティウェディングでも華やかなドレスを着たい人にはおすすめです。ボリュームがあり、綺麗なシルエットを出してくれます。
着たときに重くないドレスにする
ドレスはとても重いです。重いドレスは着て座っているだけでも身体に負担がかかります。二次会までする場合には、1日中着ているだけで疲れてしまうでしょう。
少しでも身体への負担を減らすために、生地が軽いドレスを選びましょう。ドレスには様々な生地があります。
中には厚みや重厚感のあるものもあります。反対に軽やかで柔らかいものもあります。どちらにもメリットがあり、適したドレスがあります。
マタニティウェディングの場合には、できるだけ軽い生地を選ぶと負担が減らせます。
調整できるように編み上げタイプのものにする
妊娠中のお腹の大きさは予測ができないことも多いです。特に安定期に入ると日々お腹の大きさは変動します。
予想以上にお腹が大きくなることもあれば、反対にそこまで目立たないこともあるでしょう。そうなった時にある程度の調整ができるドレスがおすすめです。
背中の部分が編み上げになっているシャーリングタイプがあります。背中の部分が靴紐のようになっているので、お腹に合わせて締め付けを調整することができます。
少し余裕を持たせてドレスを選んでおけば、あとは当日着てみて調整ができるので安心です。必要以上に締め付けることも、ドレスを余らせることもありません。
ローヒールで安全なものを選ぶ
ドレス選びと合わせて靴選びも重要となります。通常のドレスでは、新郎の身長とバランスが良くなるようにヒールのある靴を選びます。
多くの花嫁が5~10㎝ほどのヒールのある靴を履いています。そして靴を履いた身長に合わせてドレスも選ぶようになります。
しかしマタニティウェディングの場合、ヒールのある靴は危険ですね。万が一転倒してしまっては大変ですし、ヒールのある靴では身体への負担も大きいです。
そこで靴選びをするときにはローヒールのものを選びましょう。少し高さを出したい場合には、ピンヒールではなく安定感のある太めのヒールにしましょう。
妊娠期には体型の変化とともに、足のむくみなどでサイズも変動してきます。ドレスだけではなく、靴も直前に履いて調整できるようにしましょう。
バストのサイズ変化にも気をつける
マタニティウェディングで一番体型に変化が出るにはお腹です。しかしお腹だけ気をつければ良いというわけではありません。
実はお腹と同じくらいバストのサイズも大きく変動するのです。ドレスはバストサイズも合わせるポイントとなります。
ドレス合わせの時にちょうど良くても、数ヶ月後には2カップほどサイズアップしていることもあります。そうなるとドレスのサイズも大きく変わってきてしまうでしょう。
マタニティウェディングのドレス選びでは、バストのサイズ変化にも気をつけて選ぶようにしてください。
インナー選びも慎重に
ウェディングドレス選びの際には、自分に合ったインナー選びも重要です。通常はコルセットのようになっている締め付けの強いインナーが多いです。
ドレスのインナーは補正効果もあるので、スタイルを良く見せるためにつけるものでもあります。そのためサイズも小さく、フィット感が強いものを選ぶのです。
しかしマタニティウェディングの場合は、締め付けの強いインナーを選ぶとママにも赤ちゃんにも負担がかかります。また気分が悪くなってしまうこともあります。
そこでマタニティウェディング専用のインナーがおすすめです。お腹に負担がないように、少し大きくなってきたバストを綺麗に支えてくれるようにできています。
補正効果はないですが、マタニティであることを考慮して一番良い状態に仕上げてくれるインナーです。無理はせずに自分に合ったインナー選びをしましょう。
マタニティウエディングでも可愛いドレスを着れる
マタニティウェディングは自分の着たいドレスを諦めなければいけないと思う人もいるかもしれません。しかし諦める必要はありません。
マタニティウェディングでも理想のドレスには必ず出会えるはずです。今はマタニティ専用でも可愛いドレスは多数用意があります。
またオーダーメイドで理想のドレスに仕上げ、背中を編み上げにしたりインナーを変えたりするのも良いでしょう。
一生に一度の結婚式です、ママや赤ちゃんに負担のないドレス。そしてお気に入りのドレスを選んでくださいね。